赤谷(あかだん)山日記と日々よもやま話

ダンナのおじさんが白峰に山を購入。あれよという間に山小屋が建ち、畑が出来た。

美しいハイタカ

2017年01月19日 | よもやま話

赤谷の林道や街中で動物の死骸と遭遇する事がある。
去年11月末、休憩時間で帰宅途中の遊歩道で見つけたのは初めて見る鳥だった。ハトやカモではなくどうも猛禽類のよう。

住宅側に落ちていたのを遊歩道の植え込み側に置いて撮影。そしてすぐに「野鳥の会」会員である友達に連絡。色々な角度から撮った写真を送ってくれと言われたが、友達はスマホではなく、そして私のiPhoneは4sと古く、彼女のパソメールに送るのにも時間がかかる始末...。なので帰ってから改めてパソコンから送る事にして、この死骸をどうしようとなり、友達は埋めてあげてと言ったけれど、その場で埋めるのは無理だし、私が持ち帰ってみるかと提案したら、友達は「すぐ冷凍保存しといて確認しに行く!」って事に。ちょうど持ってたビニール袋に手袋をはめたまま入れて自宅へ。冷凍保存する前に玄関先で色んな角度で撮影。


しかし、この写真はあまり参考にならなかったようで、友達は確信が持てず、専門家にメールして「ハイタカ」だと判名。が、ちょうど鳥インフルエンザが騒がれていた時期だったので、慎重に取り扱って欲しいと返信があったそうだ。数日後、友達と待ち合わせて、見つけた場所の撮影から始まり、ダンナに内緒でこっそり冷凍保存したハイタカを丁寧に撮影。そして剥製にする事になったので、冷凍便で東京の剥製屋さんに送るという、新たな展開にびっくりしたけど良い結末に♪
年が明け、ハイタカはどうなったのかと友達への年賀状に一言書いてみたけど反応なし...。が、それから少しして、立派な剥製になった画像が送られてきた。それがこれ!

美しく雄々しいハイタカの姿に惚れ惚れ❤️ こんな風に今でも大空を飛んでいて欲しかったな〜。

今にも羽ばたいていきそう。

友達が数ヶ月ごとに仕事で行く、高知・四万十のネイチャーセンターで、右奥の「クマタカ」、「トビ」と並んで展示されている「ハイタカ」。小型の猛禽類なので、クマタカとの比較ができていいと友達が言っていた。こんな風にお役に立てる事ができてとても嬉しい。ハイタカの死が無駄にならずよかったと思う。いつか見に行きたいなぁ...。

「生態系トラスト協会 ネイチャーセンター ブログ」


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