すずりんの日記

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合格まで。

2009年12月23日 | 資格取得への道
先日、無事に合格した、簿記2級。

本当に、道のりが長かったんです。

牧場で初めて事務員として働き始めた時、
電話を取ることもままならず、
パソコンを触ったことも無かったのに、
数ヵ月後に、経理を任されることになりました。
入出金の1の位を帳簿のどこに書けば
良いかもわからないところから、
担当の税理士の先生に1つ1つ聞きながら
仕事をしている時に、税理士の先生から、
「経理をするなら、簿記3級程度の知識は必要です。
簿記の試験を受けてみたらどうですか?」と言われました。

税理士の先生のアドバイスのおかげで、
数ヵ月後に受けた、日商簿記3級は、合格。

会社としても税理士の先生としても、
私にそれ以上を求めなかったんですが、
私は、その時、「簿記っておもしろい!」
と、ちょっと目覚めちゃったんですね~。
3級に合格したこともあって、自信もあったのか、
3級の後すぐの2級に初挑戦して、見事、不合格。

ここから、簿記2級との長い戦いが始まりました

簿記2級は、3級には無い、「工業簿記」という
新しい範囲が登場するんですが、
実は、初めて2級を受けた時は、
工業簿記をほとんど理解していませんでした。
工業簿記で、私はすっかり前に進めなくなって、
牧場に勤めている間は、簿記をすっかり諦めていました。

でも、縁あって札幌に場所を変えることになり、
札幌での再就職のために、私は無職の間に
行政書士の勉強をしていたんですが、
その後勤めた会社で、「税務関係の仕事を任せたいので、
行政書士より、簿記の勉強を続けて欲しい」
と言われてしまったんです。

私は、簿記の勉強が再開出来ることは、
内心、うれしかったんですが、
簿記って、自分が、範囲のどこを勉強しているのか
わからなくなってしまうことがあるんですよね。
自分が今、どこの何を勉強しているのか、
その全体像を知るために、1級の教材を買い、
2級の勉強を再開しました。

その後、その会社は半年で辞めましたが、
再開した勉強を、就職活動の合間の
気分転換に続けていました。
そしたら、次に勤めた所では、
自分も簿記3級までは合格した、という事務員さんが居て、
3級もかなりレベルアップしているから、
3級を受けなおしてみるのも良いんじゃないか、
という話になって、3級を再受験して、合格。

この頃には、工業簿記はけっこう理解できるように
なってたんですが、一部「CVP分析」という範囲が
苦手で、でもそんな、正解率が低くて
「ここはちょっと苦手だな~」と思う範囲に限って
試験に出たりして、2級は不合格でした。

その後、今の職場になってからも、
簿記の勉強は、止まったり進んだりしてたんですが、
今の職場でも、簿記1級に合格したことがある人と
仲良くなって、やっぱり「諦めずにがんばって」と
励まされて、2級を受けました。
その時は、工業簿記のCVP分析もけっこう
正解できるようになっていたんですが、
今度は、商業簿記の「社債」や「純資産」や「特殊売買」の
つっこんだ仕訳で混乱してたんですね。
やっぱり2級の試験はダメでした。

私は、今回の11月の受験で、
今年、2級を打破できなければ、もう諦めるつもりでした。
これだけ引っ張って、前に進めない2級と、
いい加減、縁を切りたかったんです。

過去問や模擬試験も、1冊の問題集を、
2回、3回とやり尽くしたし、
最後の2週間で、仕訳のみしか載ってない、
「仕訳早見表」みたいなのを買って、
それを3回勉強しました。

不思議と、最初に受けた時は、
時間切れで、問題を最後まで解くことも
できなかったのに、今回は、
なんだか簡単に感じて、見直す余裕もあって、
1回1回の問題のレベルはあるにせよ、
自分の勉強が、それだけ身になっていたんだな~
と感じました。

なんだか、たかが簿記の勉強も、
ここまで来ると、ライフワークですね。
今じゃ、スキルを上げて何かをしたい、
という気持ちがあるにはあるんですが、
それよりも、まだまだ自分の知らないことが
この世の中、簿記に限らず、たくさんあるな~と。
そしてそれを知っていくのが楽しいな~と、
思いながら、簿記以外の勉強もしています。


と、そんなこんなで、
最初に2級を受けて挫折してから、
6年も経って、ようやく合格できました
このペースじゃ、次の挑戦の1級に
合格するのに、何年かかるか・・・、って感じですが、
何年かかっても、途中で止めることだけは
しないようにしようと思ってます。

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