「痛っ」
「ごめん!そんなに力を入れて触れたつもりはないんだけど…」
「気にするな。元々痛い足に触れたら誰でもこうなる。スザクは包帯を巻いてくれているんだ。気にする事はないだろう」
「でも、ごめん」
スザクの態度に、ルルーシュは、仕方がないな、と苦笑交じりにため息をつく。
ルルーシュは現在捻挫のために、クラブハウスの自室のベッドに腰をかけ、その前にひざまずくスザクに包帯を巻かれていた。 . . . 本文を読む
「スーザークー!」
「あれ、ルル、どうかした?」
ルルーシュは生徒会で、学内の生徒たちに取ったアンケートの集計をしていると、一枚のアンケートを目にして、手伝いとしてきていたスザクに不機嫌たっぷりの声をかけた。 「どうかした?、じゃない!これはなんだ!」
「あ、それ僕が書いたアンケートだね」
「そうだ!」
「字だけで良くわかったね」
「お前の字ならわかるに決まってるだろう!」
名前を . . . 本文を読む
スザクは風邪をひいて、熱を出したため、ベッドで寝込んでいた。
寝ているベッドと言っても、そこはクラブハウスのルルーシュのベッドだ。
学生寮に入っているスザクにはきちんと寮の部屋もあり、ベッドだってある。
けれど、風邪をひいたのなら俺の部屋に来い、とルルーシュに引きずられて部屋まで連れてこられ、彼のベッドへと寝かしつけられたのである。
スザクは、ルルーシュに風邪をうつしたくないので、部屋に . . . 本文を読む
このブログは、コードギアス~反逆のルルーシュ~のスザクとルルーシュのスザルル小説を書くために立てたブログです。
少々ネタバレをしてしまうかもしれない部分もあるかもしれませんし、スザルルが駄目な方は申し訳ありませんが、スルーしてください。
本編の感想なども書くかもしれません。 . . . 本文を読む