三木正夫 好きです須坂! がんばろう!

信州須坂から徒然なるままに様々なことを書き記してまいります。

「おちおち死んではいられない この国はどこへ行こうとしているのか 」に小池千枝さん

2012年12月10日 | Weblog

「おちおち死んではいられない この国はどこへ行こうとしているのか(毎日新聞夕刊編集部 」に小池千枝さんが掲載されているそうです。それに関するコメントです。

◎小池千枝先生

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E6%B1%A0%E5%8D%83%E6%9E%9D

左側はイブ・サンローラン、中央が小池先生、

御二人は同級生です

◎小池千枝コレクション世界の民俗人形博物館

http://www.culture-suzaka.or.jp/doll/

関連写真

http://www.google.co.jp/search?q=%E5%B0%8F%E6%B1%A0%E5%8D%83%E6%9E%9D&hl=ja&tbo=u&rlz=1W1ADFA_jaJP470&tbm=isch&source=univ&sa=X&ei=g8fFUN_yI-OdmQWMsoGgAQ&sqi=2&ved=0CDAQsAQ&biw=977&bih=470

◎小池先生のお人柄

http://www.koide.gr.jp/kimono-reform/talk/kouen/fs-3.html

 

 

◎現在、上記本を注文中ですので、読み終わったらついきします

http://bluestick.jp/pug/blog/?p=545

きのうの毎日新聞の夕刊、シリーズ「おちおち死んではいられない この国はどこへ行こうとしているのか」、文化服装学院の院長だった小池千枝という91歳の女性の言葉が身に沁みた。「日本は数字で滅びる」と言う。
「売れるものを作ろうとしてもダメ。結局それがファッションなんです。でも今の日本はビジネスばかり。とにかく売ることを考える。日本の男の服、特にスーツは絶望的よ。運動量がまるで考慮されていない」
リンクでは写真がありませんが、いい顔なんですよ、これが。自分のやってきたことに誇りを持って生きてきた人、ファッションの仕事をしてきた人ならではの華やかさと気品が感じられた。

三木注:「日本の男の服、特にスーツは絶望的よ」、私は、小池先生からスーツは駄目と言われました。今回その理由が分かりました。

 

◎facebookから

小池さんの二大業績も記されていました。

戦後間もないときにプレタポルテの時代を予見し、日本へ立体裁断技術の導入とデザイナーの“揺りかご”づくり。

1951年、文化服装学院に新設したデザイン科から、コシノヒロコ、コシノジュンコ姉妹、「ケンゾー」の高田賢三氏、「ニコル」の松田光弘氏、「ピンクハウス」の金子功氏、「ヨウジヤマモト」の山本耀司氏らが世界に巣立っていった。と記されていました。ほとんど引用ですが・・・

小池さんのタイトルが「日本は数字で滅びる」です。

ある大学がボディー作りに挑んだことがある。
「(前略)息を吐く時と吸う時、胸囲はどれだけ違うと思う? 座っていても、緊張した時とテレビを見る時で胸囲は全然違う。そんなことも分からないのよ。今のミシンもダメね。全部数字。コンピューター内蔵でボタン操作。違うのよ。自分でミシンに糸を通しながら強さを調整する。布目や布の厚さを見て、感触で調整する。それができないの。日本はダメね。数字で滅びるわ。(後略)」

「人の命を全然考えていないわね。太平洋戦争で、日本人、外国人を何人殺したか。戦後、それに真摯に向き合った指導者はどれだけいたかしら。私が知る限り責任逃ればかり。そんな国が三等国に落ちていくのは当たり前よ。今の政治はおよそ政治なんてものじゃないわ。食べられない人がいても平気、食べられない国があっても平気、人間感覚が欠如している」

この本、1907年から1934年生まれまでの49人、人生の先達からの叡智がたくさん記されていました。


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