にゃんこと黒ラブ

猫達と黒ラブラドール、チワックスとの生活、ラーメン探索、日常について語ります

麺屋『なごみ』@葛飾区青戸

2019-10-24 20:14:00 | ラーメン探索

 会社設立して個人事業主の方が所得申告を3年間もしていない。これってアウトですね。44歳ですか、芸歴25年だそうです。

1番の働き盛りの社会人が、しかも高所得の方がそんな事してはいけません。怠惰を反省とか罰金の追徴税も払いましたで済まされるのかな。

この半年で2度ほど訪れて臨時休業だった。3度目の正直?三顧の礼?じゃないですがやっと初訪問。







 京成線の青砥駅からすぐの狭い路地入ったところにある。下町の雑多なお店や宅地に囲まれている。お店の中も薄暗くて雑多な感じ。下町地域だから違和感がない?って言えばウソになる。

醤油、塩、味噌と揃えてる。お店のオススメは鶏白湯。迷った末に塩大盛りに。4通りも置いてある地点で、たぶんどれを選んでも失敗したかもと頭をよぎる。











 とてもやさしい家庭的な味だった。出汁も塩気も麺も具材も。人は見かけによらない。ほっこりする味なんだけど、何かひとパンチ欲しい。

隣に座った高校生サッカー部くん3名は、貪るように食べて、ふつうに美味しいんだけどと言っていた。ふつうに美味しいって、この世代の子達の褒め言葉なのか。

今の若い世代の子達は、あまり断定的な言い方をしないというか避ける傾向にある。フワッと婉曲的な表現や人ごとのような言い回しをする。











 ご馳走さまでした。
ホント身体にやさしい味でした。やはり醤油ラーメンを食べてみないと評価は決まりません。隣町の高砂にも気になるラーメン屋が1つある。金町にも1つ。家から自転車で行けるようなご近所さん地域は大事にしたい。






愉快なにゃんこ達(9)

2019-10-23 15:07:00 | 愉快なにゃんこ達

 即位の礼の昨日、朝昼晩のなな散歩以外はずっーと家にこもっていた。にゃんこ達と1日中一緒にリビングで過ごしていたが、日中は基本ずっーと寝ている。ホントよく寝るな〜











 不思議なもんです。にゃんこを7頭も飼うに至ったのも、ご縁つながりで、そのときそのときの流れに従って生活していたら、そうなってしまった。

私は今まで、右するべきか左するべきかで悩んだということは、たぶん一度もありません。ふつうに自然な流れに従って道を歩いていたら、「どちらに行こうか」と悩むことはおそらく起きないだろうと思う。

日当たりがよいとか、景色がいいとか、風の通りがいいとか、休むに手頃な木陰があるとか、そういう身体的な「気分の良さ」を基準に進む道を選ぶ人は、たぶん迷うということがないのだろうと。

にゃんこ達を飼う、わんこを飼うというのも、私が決め手にしたのは身体的な気分の良さを味わいたいと思ったから。彼らを同じ空間で見ているだけで、一緒にいるだけで居心地いい。















 自分の人生においても、実際には色々な分岐点経由してきたのだけれど、主観的には一本道を進んできたような気がする。

この先、どちらの道に行ったらいいのかと悩むというのは、どちらの道もあまり是非取りたい選択肢ではないのかも知れない。

決断を下さなければいけない状況に立ち至ったというのは、いま悩むべき問題ではなくて、実はこれまでしてきたことの答えなのだと思うようになった。

たから、正しい決断を下さなければならないとか、究極の選択をしなければならないというのは、そういう状況に遭遇したというだけで、すでにかなり後手に回っているということなんだと。

決断や選択はしないに越したことはない。自然の流れに身を任せる、なるようになると思って進む。




黒ラブなな散歩(15)

2019-10-22 16:49:00 | 黒ラブなな

 即位の礼か、冷たい雨が降るあいにくの天気。警備、警護関係に携わる方々は大変ですが、我々庶民は、静かに見守るだけ。

昨日、今朝と雨でなな散歩は厳しいかカッパでと思っていたら、うまく隙間に雨が止んでいつも通り行くことができた。

ななは嬉しくて家を出た途端、飛び跳ねてグイグイ進む。雨で濡れた路面は大好きみたい。昨日の早朝は時間あったので江戸川へ。











 台風19号の爪痕はまだ続いている。河川敷の野球場やサッカー場は土がえぐれてまだ大きな水溜まりがあちこちにある。これを整地するには大量の土が必要だ。まだまだ時間がかかる。















 生後6ヶ月を過ぎて身体も大きくなり落ち着いてきた。昨夜、近所の公園で2歳のゴールデンちゃんと久しぶりに対面した。向こうの飼い主さんが、少し見ない間に大きくなったねとおっしゃってくれた。

部屋でゲージから出してもにゃんこ達を気にせず、おとなしくしていられる。にゃんこ達も逃げなくなってきた。にゃんこ達はみんなで身体寄せ合ってよく寝ている。













中華そば『ビリケン」@東京都台東区浅草

2019-10-21 14:59:00 | ラーメン探索

 昨夜は、TVに釘付けになった方が多いのではないだろうか。前半の息詰まる展開に、こんなに激しくぶつかって後半大丈夫なのだろうかと思って観ていた。

集団球技の大原則、強いチームは防御(ディフェンス)が優れている。まさにその通りの展開に後半突入した。

日本よりひと回り身体の大きい相手があれほど出足のいいディフェンスされたらたまったものでない。日本のラインアウトもそうで、かなり痛手を負った。

でも不思議と最後まで応援して見続けることができた。これほどの舞台で戦ってるジャパン🇯🇵を観ることができる幸せを感じながら。ラグビーという競技が恐ろしいゲームで、集団によるワンチームの複合格闘技だという素晴らしさをわからせてくれたと感じる。











 まだオープンして半年も満たないお店。
鴨出汁の中華そばだという情報だけで足を運んでみた。予想が当たる美味しいラーメンだった。















 何というスープのスッキリ感。これほど雑味のないおそらく鴨一本の出汁スープは初めての経験だ。鴨と鴨からの鶏油だけで採ったスープに思える。

鴨肉の低温チャーシューか。私はどうもこの手のチャーシューが好きになれない。半生感というかミディアムレアーみたいなのを好きになれない。チャーシューにはよく煮込んだトロッとした柔らかさを求めてしまう。

自分のスープの好みは、やはり魚介系の出汁の旨味成分が身体に染み込む感じが好きなんだと思う。ここのスープは確かに美味しいのだけれど、心の底からうまいとならない。















 とでも繊細でシンプルなラーメンだった。食べ終わって外に出ると12時少し前であったが何人もの人が待っていた。

木を意識したとても清潔感あるお店の雰囲気だった。女性1人のお客さんが入りやすい店構えだ。流れてる音楽は昔と今を融合したアメリカンロック。エレキギターソロが速弾きでノリのいいBGMだった。

マスターの趣味なのか、お店のコンセプトがそこを意識しているのかは定かでないが、ユニークな味と雰囲気を提供してくれるラーメン屋であることは確かだ。



『心はなぜ腰痛を選ぶのか』

2019-10-20 09:54:00 | 日常

 2年前の今頃は整形外科病棟に入院していた。その年の9月下旬から股関節に違和感が起きて少しずつ痛くなり始めた。

時間は待ってくれなかった。数日で歩くことが困難なほど股関節、尾骨あたりが痛くなった。いろいろ調べて、坐骨神経痛?

月曜日の朝、職場に電話を入れて休暇の申請。もう立つことすら痛くて厳しい。1日かそこら横になっていれば治るだろうとあまい予測だった。

2日目も朝、電話で休暇申請、寝たきりで寝返りも激痛で大変。これはただ事じゃない、明日の朝、整形外科に診てもらおうと。

もっと早く専門医に診て貰えばよかった。診察は簡単に原因が分かった。仰向けに寝そべって、痛い方の足のかかとを医師が真上にゆっくりと上げていく。

5センチ持ち上がったくらいで激痛で上がらなくなる。「典型的な椎間板ヘルニアですね」これからMRIを撮って詳しく調べましょう。

うそ?椎間板ヘルニア?

尾骨から腰椎は1番、2番と5番まで番号がついている。私は下から2番目の腰椎から髄液が出てきていて、それが硬化したものをヘルニアと呼ぶらしい。そのヘルニアが腰椎の神経根を圧迫して激痛となる。

「とにかくこれからすぐ入院してください」、「痛みを緩和するためのブロック注射しましょう」と医師に言われた。ブロック注射にもいくつか種類がある。

始めの1週間は、それほど痛みの発生しない硬膜外ブロック注射を何度か打ってもらった。打って10時間くらいは麻酔が効いて完全に痛みを感じなくなる。

もう治ったのではないかと錯覚してしまうが、半日過ぎるとチクチクと痛みだして、また激痛がもとに戻る。最初の1週間はその繰り返しでトイレにもシャワーもできないくらい動けなかった。







 「硬膜外ブロック注射の効き目がないようなので、神経根ブロック注射をおすすめします」、「ただし、ヘルニアで痛みのある神経根に直接打ち込む注射なので、カミナリに打たれたような痛みが少しの間だけ発生します」と説明を受けた。

カミナリに打たれたような痛みって?
なんだそれ。カミナリに打たれたら死んでしまうだろう。どんな痛みなんだ‥‥。

効き目のある人が多いという臨床データがあるというので、こちらはわらをもつかむ気持ちで打ってもらうことにした。

これが本当に痛くて、涙がでるくらい、歯を食いしばるレベルじゃない。CT画像を麻酔医師が見ながら神経根に注射針を打ち込む。麻酔の効いていない太い神経に針を打ち込むのだからどれほど痛いか、打ち込んで場所を確定、撮影したらやっと麻酔液を流し込んでくれる。

この神経根ブロック注射が劇的に効いた。痛みはあるものの1人で歩行器の補助のもと、トイレやシャワー浴びることができるようになった。

「かなり効き目ありましたね。もう一回神経根ブロック打ちましょうか」と。迷った末、こんなに効くのであればもう一回だけ死ぬ気で我慢しようかと。







 ちょうど2週間の入院中、痛みはあるものの、たっぷり時間はあった。連れに頼んで椎間板ヘルニア関係の医学書や様々な本を買ってきてもらった。

その中に、サーノ博士が10数年前に書いた『心はなぜ腰痛を選ぶのか』にもっとも感銘を受けた。この本だけは毛色が違っていた。

現代医学をもってしても、治療法は随分確立してきたが、その病気が発生する原因が根本的にわかるケースはほんとうに少ないらしい。

ヘルニアがどうして発生するのか、根本的原因は未だ全く分かっていない。サーノ博士は外科医の専門であるが、内科的に特に心理的な心のあり方、脳が痛みを感知する部分にスポットを当てた。

その核心だけを述べると、

「何らかの巨大な精神的ストレスに心身が無意識レベルで耐えられなくなり、そのストレスを避けるためにヘルニアを発生させて、脳が痛みの信号を受けることで身体を動けなくして休ませてしまう」

何という仮説だろうか。恐ろしい逆説的見解。人間のもってる精神的防衛反応とでもいうか、回避現象としてヘルニアを捉えている。

昔はこのヘルニアを除去するために手術をしてよく施していたが、近年、このヘルニアは時間と共に自然に退化していく、消滅していくケース多いことが分かってきた。そのヘルニアがどうして自然に退化するのか、それも根本的にはまだわからないらしい。

退院後は、2週間、朝昼晩ウォーキングで歩くリハビリと身体のストレッチを続けた。ちょうど1ヶ月の病気休暇で何とか仕事に復帰することができた。







 この2年間、あれから再発することなく無事に生活できている。なな散歩は非常に役立っている。とにかく歩くことが大事。
どんなに忙しくても、ストレスの少ない状態を心がけて作ること。老いと上手く付き合って生活を楽しもう。