にゃんこと黒ラブ

猫達と黒ラブラドール、チワックスとの生活、ラーメン探索、日常について語ります

ムンクとクイーン

2019-05-30 20:01:00 | 日常
 
そういえば昨年の晩秋から初冬にかけて
上野の東京都美術館でムンク展が
クイーンの映画ボヘミアンラプソディーがあった。
どちらも2回ずつ足を運んだ。
 
 
叫びの絵ばかりがクローズアップされているが
女性をテーマにした絵や地元のフィヨルドを
背景に書いた絵など、今回は200以上の作品を
じっくり観ることができた。
 
およそ100年くらい前に描かれた絵にも関わらず
現代人にも共通する不安や悲しみや恐怖みたいな
心象にどことなくはっとする。
ムンクの若い頃の綺麗なタッチの絵が観れたことや
意外にも少女から成熟した女性まで
様々な顔をもつ女性の本性みたいなものを
感じ取れて何度も立ち止まり思いに耽る
楽しいひと時を過ごせた。
 
 
 
独特の絶望感漂う暗さがいい。
不思議と胸に刺さってくる。
 
 
 
あんまり期待しないまま上映から2週間過ぎた頃
職場の同世代女性陣が凄くいい涙した
というので一人で観てきた。
ほんとうによかった。
そこには様々な人間ドラマがあって
心打つストーリーであり悲話があった。
 
 
映画のあと数ヶ月はスマホのYouTubeで
クイーンの楽曲に聴き入った。
来日フィーバーは確か中学の時だから
なんとなく覚えているが、自分の若い時は
クイーンの楽曲の素晴らしさに気づくような
感性は全然なかった。
時代の先を行く独創的なチャレンジバンド
だったんだと思う。
80年代、90年代と世界的に大ヒットした
ミュージシャン達の根っこや萌芽が
クイーンにあるような気がしてならない。


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