鉄人 須藤 將のホームページ

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Webマーケティングその50

2009-09-08 05:16:51 | Webマーケティング
従来、消費者の購買行動はAIDMAと言われてきた。
●AIDMA:Attention(注意)→Interest(興味)→Desire(欲求)→Memory(記憶)→Action(行動)
こうした消費者の購買行動に大きく影響を及ぼしたのが、マスメディア広告、とくにTV-CMであった。

しかし、インターネットが登場してからは、こうした消費者の購買行動に変化がおこった。すなわち、AIDMAからAISASへの変化である。
消費者は、マスメディアで興味を持つと、ウェブで検索をして目的の企業サイトで調べてから、気に入ったものを店で購入し、使用体験をブログなどに書いて情報を共有化する。
●AISAS:Attention(注意)→Interest(興味)→Search(検索)→Action(購買行動)→Share(情報共有)

ウェブ2.0の登場によって、この変化はさらに加速し、NSEASになってきている。消費者は、マスメディアの訴求と関係なく、商品・サービスの購入の必要を感じると、まず、ウェブで検索をして目的の企業サイトのみならず、ブログでの評価や使用体験などから判断して、購入を決定し、まずインターネット上で最も安いショップサイトを探して購入し(現在はウェブ上で手に入らないものはほとんどない上に、ポイントが付く)、使用体験をブログなどに書いて情報を共有化する。
●NSEAS:Needs(入用)→Search(検索)→Examination(調査研究)→Action(購買行動)→Share(情報共有)
このように、最近ではマスメディアの影響力は低下し、TV-CMの崩壊がアメリカでは始まっている(日本では、2006年インターネット広告費が雑誌広告費を抜いた。2008年は約7000億円、2010年には新聞を抜くであろう。)。

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