sushi's home

HMSレインボー埼玉限定バイク談議の投稿は2013年から停止中です。
関連の記事を探したい人は、カテゴリー「目次」へ

2006年9月16日上級のレイアウト 午後1

2006年09月17日 | 上級レイアウト
 9月16日の上級のレイアウトです。設計はT網さんでした。バリアブルに3.6m間隔の直パイ3本を加え、他はいつものコースにいくつかのラインの制約を加えたものです。全長450m、実走400mほどの比較的短いコースになります。
 コースに出る前にイントラさんから「かなりきついコースですからセパハンの人は通れないかもしれません」というアナウンスがあって、実はわくわくしたのですが、細かいと言うよりはライン取りがテーマになるようなコースでした。

 ポイントの一つはもちろん「きつい」という前宣伝の3.6m間隔の直パイ3本です。これは「3本のパイロンが並ぶ直線パイロンスラローム」で説明したとおりで、特に3本目のパイロンの奥にスペースがあるので、そこを使ってパイロンの真横ではなく奥で回るようにします。ネイキッドでタイムを重視するなら、2本目と3本目のパイロンはバイクを立ててパイロンの近くを直線的に走ります。寝かせて速く走ろうとするとパイロンを引っ掛けてしまいます。
 スムーズに走ることを重視するなら、加減速を避け一定のスピードを維持したまま滑らかな曲線を描くようにします。
 あとは直パイ1本目のパイロンへのアプローチの左ターンです。ここをしっかりスピードを落として小さく前輪を回し込むか、奥にラインをとってスピードを維持するUターンのような走り方から切り返して2本目に向かうかという選択があります。ここでしっかりと1本目と2本目の間に前輪を差し込む角度と位置を決められうようにします。



 もう一つのポイントは、図の緑線と赤線で示したラインの選択です。
 私の選択は、赤線の方で、「小さなRから大きなRにつながる複合コーナー」の考え方で、最初のパイロンを小さく回って、そこからバイクを傾けたまま、黄色い円を舐めるように加速していくというラインでした。
 K島イントラが実演してくれたのが、緑の破線でしめした走行ラインです。こちらは最初のパイロンを大きく回ってクリッピングを画面左手のなるべく奥の方にとって緑の直線矢印で示した直線区間が見えてきたところでバイクを立てて加速するというものです。試してみたかったのですが、休憩時間が終わったら、レイアウトが変わってしまいました。
 このコースは他にも2箇所ほど、ラインの作り方が課題になるところがあって、そういう意味では面白いレイアウトでした。

 変更後のレイアウトはこういうものです。



 網掛けの部分が直線から制約されたコースに変わり、またさっきのコーナーの最初のパイロンが、画面の下方に60センチほど下げられました。
 この結果、面白いことに、さっきのコーナーは赤い実線のラインしかラインを選べなくなりました。その理由は、網掛けの部分が細かくなったためにスピードが落ちて、結果として最初のパイロンにかかる時の車速が低くなったことが一つ。もう一つは、画面下方に移動したことで、さっきの緑破線のラインは、明らかに大回りになってしまったからです。
 大変面白い変化で勉強になりました。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿