2006年9月23日の上級レイアウト

　土曜日の上級のコースです。イントラさんはN口さん、Mみさんでした。二人とも、燃えに燃えたイントラ大会の余熱はすっかり抜けたようでスッキリとした顔つきでした。
　午前のコースはいつものバリアブル基本コースです。まずじっくり自分を振り返り、確認しなさいという親心でしょうね。
　はい、これについては、特に言うことはありません。



　午後は期待通りのコテコテのコースを作ってくれました。コテコテといっても、前半の緩いオフセットパイロンが非常に高速のオフセットになることに対して、戻りは細かい折り返しで、直パイ7本をはさんだ後、さらに細かいオフセットになります。後半はフルロックをしっかり作っていきましょうというガイドでした。
　タイムという点から見ると、難しかったのは、赤の網掛けのところで、直パイへのエントリーです。その手前の細かいオフセットがスピードが上がらないので、そのスピード感覚のまま、直パイに入ってしまい自分がイメージするよりもずっと低い速度で直パイを走ってしまうのです。このアプローチはZターンになるのですが、Zターンの後の直パイの入りで、小さく回ってバイクを倒さないでガッとアクセルを開けるようにするか、逆に手前のパイロンを大きく回って旋回速度を保ってそのスピードで直パイにアプローチするかということになります。
　これがうまく行くかどうかであっさりと1秒以上タイムが違ってきました。勉強になるというのか、何なのか？　意外なワナでした。
　このコースでたっぷりと腕、腰を使い切った後で、仕上げましょうというレイアウトが、最後のコースです。



　この日の初級のコースレイアウトと殆ど変わらない、「ゆるい」コースです。このゆるいコースが曲者で、ゆるいがために高速のコースになります。新コースの部分の間隔の長いオフセットなんかは、強烈にブレーキを使います。
　N口さんらしい、しっかりと参加者を楽しませてくれるコースでした。