![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/12/645a169bd85d4ee160761498969c8fb6.jpg)
バリアブルコースなどのパイロンコーススラロームで、時々見られる2本のパイロンのセットで示されたコーナーがあります。図の中級バリアブルの基本コースで言うと⑪⑬⑮⑯⑰がそれにあたります。市街地コースで出口の角を狙って走るという話の関連で、解説しておきます。
基本的には、このようなパイロン設定は、市街地コースのような仕切りブロックの二つの角にパイロンが置いてあるのと同じと考えられます。
下図のように仮想の仕切り(芝生)ブロックを想定して、出口の角である二本目のパイロンの脇を通ることを目指します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/46/869af6fd20cd0e74a80ab886b471e1e7.jpg)
自分が気持ちよく回れるもっとも小さな旋回円で回り、結果として②のパイロンの脇を後輪が通過するようにします。
一つ目のパイロンは意識しないで二つ目のパイロンが一本だけ立っているかのごとく走ればよいのです。
ただし、このコーナーを抜けた後のパイロンの配置によっては、あえて②から離れたラインを描く(「次の次のパイロンからラインを決める」その他の記事を参照してください)場合もあります。
上達してもっと小さく回れるようになれば、①のパイロン脇をすり抜けて②の脇に付くような旋回円で走るようにします。
小さな旋回の方が、前輪が後輪よりも離れたところを回り、かつ、二つ目のパイロンに向かって前輪が急激に切れ込むような軌跡を通ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/c2/fc9527fc7e061c06e9aafb42b43e8d93.jpg)
ところで、パイロン2本のセットと市街地の縁石による仕切りとの違いですが、パイロンの場合は、パイロンに近付きすぎるとバンクしている車体がパイロンに接触してしまうので、極端に近付くことは出来ません。
パイロンの底辺の長さが40cm、高さが80cmとすると、やはり後輪が通れる場所は、パイロンの縁から50cm程度は離れていないといけないと思います。
最後の図のように両方のパイロンの際を通るとして、①に対してはまだバイクが傾いていないのでギリギリを通っても大丈夫ですが、②に対しては間隔を置かないとパイロンに接触してしまいます。
市街地コースの場合にはパイロンのような高さがないので、文字通り縁石ギリギリを通ることができます。ですから②を回るときにはタイヤはコース、バンクしているバイクの上のライダーの体は芝生の上を通るというところまで詰めることができます。このことを「芝生の上を飛ぶように走りましょう」と表現するイントラさんがいたとかという話もあります(笑)
前輪がちゃんとコース内を通れば、後輪が芝生に落ちてもそれで転ぶことはありません。ただし、そういうことをすると土や草をコース内に運んで後を通る人が迷惑するので、なるべく後輪もコース内を通すようにしましょう。
もう一つ、2本パイロンでも、配置によって、2本目が目標にならない場合があることに注意してください。
これはバリアブル基本コースの後半のセクションでも見られるパターンです。
こちらの記事をご参照ください。
基本的には、このようなパイロン設定は、市街地コースのような仕切りブロックの二つの角にパイロンが置いてあるのと同じと考えられます。
下図のように仮想の仕切り(芝生)ブロックを想定して、出口の角である二本目のパイロンの脇を通ることを目指します。
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自分が気持ちよく回れるもっとも小さな旋回円で回り、結果として②のパイロンの脇を後輪が通過するようにします。
一つ目のパイロンは意識しないで二つ目のパイロンが一本だけ立っているかのごとく走ればよいのです。
ただし、このコーナーを抜けた後のパイロンの配置によっては、あえて②から離れたラインを描く(「次の次のパイロンからラインを決める」その他の記事を参照してください)場合もあります。
上達してもっと小さく回れるようになれば、①のパイロン脇をすり抜けて②の脇に付くような旋回円で走るようにします。
小さな旋回の方が、前輪が後輪よりも離れたところを回り、かつ、二つ目のパイロンに向かって前輪が急激に切れ込むような軌跡を通ります。
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ところで、パイロン2本のセットと市街地の縁石による仕切りとの違いですが、パイロンの場合は、パイロンに近付きすぎるとバンクしている車体がパイロンに接触してしまうので、極端に近付くことは出来ません。
パイロンの底辺の長さが40cm、高さが80cmとすると、やはり後輪が通れる場所は、パイロンの縁から50cm程度は離れていないといけないと思います。
最後の図のように両方のパイロンの際を通るとして、①に対してはまだバイクが傾いていないのでギリギリを通っても大丈夫ですが、②に対しては間隔を置かないとパイロンに接触してしまいます。
市街地コースの場合にはパイロンのような高さがないので、文字通り縁石ギリギリを通ることができます。ですから②を回るときにはタイヤはコース、バンクしているバイクの上のライダーの体は芝生の上を通るというところまで詰めることができます。このことを「芝生の上を飛ぶように走りましょう」と表現するイントラさんがいたとかという話もあります(笑)
前輪がちゃんとコース内を通れば、後輪が芝生に落ちてもそれで転ぶことはありません。ただし、そういうことをすると土や草をコース内に運んで後を通る人が迷惑するので、なるべく後輪もコース内を通すようにしましょう。
もう一つ、2本パイロンでも、配置によって、2本目が目標にならない場合があることに注意してください。
これはバリアブル基本コースの後半のセクションでも見られるパターンです。
こちらの記事をご参照ください。
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