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車両の選び方

2006年08月12日 | 全般
スクールでの車両の選び方についてです。

ご自分がホンダ車のオーナーである場合、自車両と同じ車種を選んで練習したいと思う人は多いでしょう。ただ、自車両がCB1300だからという理由で桶川でも1300を選んで苦労される人も多いようです。1300であのコースを走るのは大変です。公道で走るときには考えられないような細かいターンの連続ですからね。HMSの掲示板で述べた車両選択の考え方について再掲します。

--------以下、再掲引用---------

 ご自分がお持ちの自車両と同じ車両を選択される人は多いでしょうね。
 その目的は大きく三つくらいあるかと思われます。
1)自車両を公道で上手に走れるようになりたい。
2)自車両で、競技に参加するために、HMSで練習したい。
3)自車両の特性をもっと深く知りたい。

1)免許を取って車両を購入したが、公道での運転に自信がない、もしくはもっと上手に走れるようになりたいという理由で、TEC-Rで車両を選択される方は多いと思います。ただ、そういう目的に合うのは、中級の半ばまでではないでしょうか。そこまで行けば、公道で困ることはもうないと思います。上級のコースレイアウトのような細かいコースを速いスピードで走ることは公道では、まず無いでしょう。

2)次に、ジムカーナや警察系の競技会、講習会に自車両で参加されていて、それを上達するために、TEC-Rでも同型車を使うということがあります。その場合には同型車を選ぶのは必須条件だと思われます。

3)自車両で公道での走行で不自由がないとしても、公道では試せないような環境や運転状況で自車両がどのような挙動を示すかを理解していれば、自車両を運転する上での安全マージンがものすごく高まると思います。公道でのUターン、特に坂道でのUターン、あるいは狭角の上り坂への左折、峠の折り返しで対向車が来ている時など、HMSで走りきることができれば余裕をもって対処することができるようになると思います。ただ、そういうことはバイクの基本的な運転特性に対する理解と技量の向上にかかることで、本質的には自車両に限らずbバイク全般に対する理解を深めることが、より大切なのではないかと思われます。

 そのような特別な条件が無い場合には、HMSをどう楽しむか、ないしはHMSで何を上達したいかという目的意識で、自車両にこだわらずに練習車両を選択された方がよいかと思います。
TEC-Rで練習しているような環境は、公道とは違うので、TEC-Rで特定の車種に上達するということと、公道で特定の車種に上達するということは、そんなに結び付けて考えなくてもよいのではないかと思います。環境条件が全く違いますから。
 純粋にTEC-Rのコースレイアウトを「楽しむ」上では、CB1300は車重が大きく、ホイールベースが長く、大トルク故に抑制的なスロットル操作を要求されるので、コースレイアウトには「向いていない」車両だと思います。しかし「楽しみ方」という点では人それぞれで、そういう難しさを克服するところに満足を感じる人もいるわけです。

大きく分けると「車両を克服するか」「コースを克服するか」と、
「車両を楽しむか」「コースを楽しむか」の4つのモチベーションがあるように思います。

>小さめのでブンブン振り回す
ということではなく、「車両を克服するのでも」、大きいバイクはスロットルコントロールで、そして小さいバイクは荷重コントロールで、それぞれ車両をうまく操るということになるでしょう。
 「コースを楽しむ」ために、敢えて小さいコントロール性の高いバイクを選ぶこともあるし、「車両を楽しむ」ためにビッグトルクを大排気量に求めるという考えもあります。
 大きい車両は大きい車両なりに、小さい車両は小さい車両なりに、また、スーパースポーツはまたそれなりに、楽しみ方、ないしは挑戦の仕方が違います。ゆっくり取り組みたい方は、順繰りに色々な車両を試すのがよいでしょうし、目的意識がはっきりとしている人はそれにマッチした車両を選んで、集中的にやってみるのがよいのではないでしょうか。

--------引用終わり---------

 私の個人的な感覚からすると、

<ちょっと前>
CB1300で上級のチマチマコース ⇒ 車両への挑戦
CB1300で上級でも高速のコース ⇒ 車両を楽しむ
CB900で上級のチマチマコース  ⇒ コースを楽しむ
CB600で中級のコース      ⇒ 車両を楽しむ

<今>
CB1300で上級の抑制されたコース⇒ 車両への挑戦
CB1300で上級のちまちましたコース⇒ コースを楽しむ
CB900で上級の抑制されたコース ⇒ コースへの挑戦
CB900で上級のちまちましたコース⇒ 車両を楽しむ
CB400で上級の抑制されたコース ⇒ コースへの挑戦

という感じです。
ちなみに「上級の抑制されたコース」というのは走ること自体は難しくないが、速く走ろうとすると難しさが表に出てくるようなコースです。

写真は一日付き合ってもらったCB400のフロントタイヤです。良い感じでショルダーまで剥けていますね。自分が1300に乗るともっとザラザラした感じでショルダーが剥けますので、それに比べるとフロントタイヤに負担をかけない乗り方ができていたようです。疲労も全然違いますからね。それが車両の差です。



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