SURC 練習日誌

埼玉大学ボート部の練習風景をつづるブログ

東日本選手権

2008-09-10 01:25:28 | Weblog
9月6日7日は東日本選手権がありました。
遅くなってしまいましたが、その時の反省です。

0~250
スタートで少しもたつくが離されないようにハイレートでついて行く。
250~500
大きく強くリズムよく漕ぐことを意識する。
500~750
脚蹴りを入れる。何度かバランスが崩れかけるがもちこたえた。
750~1000
レートをあげたら脚蹴りが少し疎かになってしまったが、必死に漕いだ。

1000mがいつもよりとても長く感じました。
疲れてたとかバテバテだったから、という訳ではなくいつもより冷静でいられたからだったように思います。
スタートで守りにはいっちゃいけない、リズムをつくって漕ぐ、フィニッシュを押し切る、ここで脚蹴りいこう、ラスト出来る限りレートあげよう、など自分の中でかなり意識することができました。
少しですが他のクルーに食らいついていけて、レースが出来たことも嬉しかったです。
だから今回のレースに関しては、悔やむ事は何もありません!

私は今回の東日本を最後に引退しました。
去年のちょうど今頃木村が一足先に引退し私はシングルに乗り始めました。
最初は自分だけの力で艇を動かすことが楽しかったのですが、徐々にシングルの孤独さに気づきました。
初めてシングルで大会に出ると決めた後の練習はピークで苦しかったです。
現役が自分一人だけだった時期もそれなりに長くて、休部状態だったこともあります。練習なんてサボりまくりでした。
私は真面目だと思われていることが多いですが、全然そんなことはなくて、休むしさぼるし遅刻するしモチベーションを保つことが苦手だし・・・そして意外と精神的にも弱かったみたいです。
シングルをやっていてわかったことは、ボートは一人では出来ないということ。
こんな私が三年までこうしてボート部を続けられたのは、応援してくれる皆さんのおかげでした。
いつも埼大ボート部のことを考えバックアップしてくれる熱いOBさん方、愚痴を聞いてくれた先輩、優しい言葉をかけてくれた先輩、厳しい言葉で激をいれてくれた先輩、サポートに徹してくれた木村、いつも応援メールをくださる方、気にかけてくれてる家族、そして一緒に練習してきた現役の皆がいたから頑張れました。

小杉君は忙しい中、毎朝の練習を本当に頑張っていました。
少しタイミングが良くないので悪く思われがちですが、彼はいつも懸命に努力しています。
四年まで部活を続けると言ってくれている彼は本当に凄いと思っています。

市村君は本当に器用だし力もあるので今後がとても楽しみです。
入部して少しした頃その究極の朝方人間っぷりが明らかになりましたが、いまだにその生活は続いているようです。誰か彼に新聞配達以外のバイトを紹介してあげてください。

そして鈴木君、ボート経験者である彼には本当に頼りっぱなしでした。
メニューを考えてくれたのも練習を見てくれたのも、合宿準備をしてくれたのも全部鈴木君です。気さくで明るくてとてもいい子です。でもボートに関しては本当に真摯で、見習うべきところがたくさんありました。
高校とは勝手が違ってやりづらい事がたくさんあったと思います。頼ってばかりでごめんね。でもこれからもどんどん連絡していくので構ってやってください。


とりあえず私のボート生活(?)も一区切りです。
安定のいい宝くじダブル、木村と私の思い出の艇ジュビア、宝くじシングル、そしてイストリア、今までありがとう!
埼玉大学ボート部に入りボートという特殊なスポーツに触れ、素適な埼大ボート部の方々に会えたこと本当に嬉しく思います。
まだまだ今の現役に伝えてないことがたくさんあるし、私も分からないことばかりで先輩方には迷惑をお掛けすることが多々あると思いますが、どうぞこれからも宜しくお願いします!