10月7日、8日、9日と長崎くんちがあるとのこと、連休が「くんち」当たることも珍しいそうで、長崎にでかけました。調べもないまま行ってみた中で出会った長崎くんち風景です。
9:20 諏訪神社の参道入り口。これは今籠町の傘鉾で、上に乗っているのは「怒涛砕けて白玉飛散する巌上に翼休むる荒鷲」、等々飾りにも意味があるようでした。今籠町は、朝7:30にお旅所で奉納踊り披露後、この諏訪神社で8:50から奉納踊りを披露して終わって参道を降りてきたところでした。その横を通って神社への階段を上ると・・・
その今籠町の本踊が終わった行列が下りてきました。
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次は油屋町の奉納が始まったようです。が、神社の境内の桟敷席は予約が必要で、下から眺めるのみ。階段の上の広場でこの川船の演技が行われてその迫力に観客が沸き立っていました。
急な階段を下りるんですね。参道の下までぎっしりの人波です!
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その次が、筑後町。3頭の龍が舞う蛇踊は遠目からも美しい動きでした。盛り上がってました。
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このあと、市内観光でアーケードを歩いていると庭先回りの筑後町に会いました。福をお裾分け、という意味で奉納踊りの一部を市内の各所で呈上するそうです。
11:30 その先触れが、お店にあいさつに来たところです。蛇踊は二班に分かれて回っているとのこと。
前もって決まった場所を回るそうで、呈上札、花紙などのやりとりでみんながご祝儀を出し合って祭りを盛り上げているようです。来てもらったらうれしいですよね。
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日が暮れて午後7時ごろ長崎駅前を通ると人だかりができていました。待つこと30分以上・・これも庭先回りのルートの一部のようで、みなさん根気よく待っていました。
上町コッコデショ。今年初めて奉納することになったとは思えない迫力でした。この町は、朝9時からこの後も9時か10時ごろまでまだ庭先回りをするらしい。サービス精神満載。
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「モッテコーイ、モッテコイ」の声に答えて帰りかけては戻るお約束とはいえ、朝から夜まで出番が続く。しかもそれが三日間!?長崎のパワーを感じるお祭りでした。