信じる心…

本番10日前。この頃になると、いつも疑心暗鬼に苛まれる。それは、何に対してでもない、自分自身に対してだ。ホントに大丈夫なの？こんなことでいいの？
何にもしたくないとぼやく自分。やる気がおきなくて先のばしする自分。だれかに甘えたい自分。言ってる事とやってる事がちがう自分。そんな自分が認めたくなくて苦しい。
…とはいえ。それもアリだと言えるのも、また自分なわけで。今一番足りないのは、自分を信じる心だったりする。
ゆるがない土台になりうるには、まだまだ修業がたりないね。

時空警察官 姿ななみの事件簿 2077年６月27日

朝から胃が痛いので、メディカルセンターへ。
橘先生。これって、ストレス性胃潰瘍ですか？

「寝付きが悪いとかは、ない？」

全然。昨日も爆睡でした。

「食欲は？」

あー。昨日、ケーキバイキングに行きました。

「変にドキドキするとか、不安とかは？」

んー。こんなの初めてだから、ちょっとテンション高いです（*^0^*)

「…単なる食べすぎよ。ここに満面の笑みで来る人もめずらしいわ。」

えー、病気じゃないんですかぁ？

「そ。さ、帰った帰った。あたし、これから来客があるんだからね。」