演出家が笑うとき…

本日は、ダンスのおさらい、BGMの決定をした後、
時間が許す限りの通し。

なんだか、今日は妙に調子がいい。
主演の八神の出来にひっばられ、
テンポアップにも成功。
BGMの助けもあり、若手もいい感じ。

気がついてみると、一観客として
ブハブハ笑っている自分がいる。
それって、演出家としての至福の時だ。

自分の狙い通り、いや、
予想外の好感触を得たとき、
はじめて立場を忘れて笑うことが出来る。

んん。いいんじゃない。
局長がお休みでも、客演のオオハラ効果をかりなくても
このくらい出来るんなら。
合流した暁にはさぞかしいいものになっていくだろう。

よぉし。
たのしみになってきたぞぃ(^0^)

時空警察官 姿ななみの事件簿 2077年６月２１日

椎名が、現場に帰っていった。

昨夜は、なぜか職場の飲み会になっちゃって、何にも聞き出せなかった。
椎名は超ハイテンションで、スーパー懐メロカラオケの「マジンガーZ」を
まこりんと熱唱してたくらいだから…。
あたしの思い過ごしだったのかなぁ。

でもさっき、

「じゃ、またな。」

って言った椎名の笑顔が、何となく気になる。