都会の生活全部捨て、、、阿蘇の山奥暮らし

父の友達、、に、、採用された、『赤』 気ままな雄猫

阿蘇市波野 【山のルール】

2010-06-11 01:17:43 | 日記
山のルール

2010.6.10日

山の民だから、小さい時から、父に教えてもらった事を、ちょっと記しておきたい。

伐採して、タマ切り{定尺に切る事} までしてあるのに、、、
どうして放置されているのか???

不動産の売買は、まずは隣地の方に、声をかけて、
買ってくれる人がないと、その他の人に回ります。

この土地の持ち主さんは、
どのような経路で、取得されたのかは、わかりませんが、
地元の人ではありません。
この広い山に、600坪ぐらいの土地です。

残念な事に、自分の土地に行くのに、
他人様の土地を、通らなければ、ならないのです。
人が通ったり、山菜を、黙って取っていったりは、、
なんでも、ないこと、なのです。

でも、木を切り出す、となると、、、
黙って、他人様の土地を通る訳には、行かないのです。

簡単な事です。
挨拶に、来ればいいのです。
世界中、どこに行っても、同じ礼儀だと、私は思います。

ところが、一言の、言葉もなく、
おまけに、自分の山の方に倒さず、他人様の土地の方に、切り倒す!!!。
{切り株が、階段状になっています、低い方に倒れます。}

そこで、わが父は、
【山には山の、礼儀というものが、ある!】
と、、、言いに言ったそうな、、、。
結果が放置する、、、と、いう結論に、なったのでしょう!!!。

父は、【製材業】 を、営んでいました。
今でも、朽ち果てて行く、この木を見て、
【勿体ねーの!】
【素性のいい60年木やのに】
【都会のもんは、何で一言、ものも、言えんかの~】
【俺が、言うた、後からでも、{おそう、なって、すみません}って、
 くれば、良かったのに】

今回の、国土調査で、近隣が立会いで、歩いていると、
他の人から、
【あんたどんは、いつ、これは、かたずけに来るつもりね。】
【こげん、ほったたままでは、いかんやろもん。】
と、
口々に、言われていたそうです。

土地を、買うときは、【道】、があることが、大前提です。

ちなみに、私の実家ぐらいの、山奥になると、

【1坪って、どんな広さね??】、、といわれます。


2010.4.6日 撮影  長者久保 『朽ち果てる~~。』


 


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