都会の生活全部捨て、、、阿蘇の山奥暮らし

父の友達、、に、、採用された、『赤』 気ままな雄猫

女神クマリの化身として、、、

2011-04-17 21:38:21 | ネパール
ネパール、、、案内人【樫木すみ子】


クマリの館  ダルバール広場にあります。


日本でも、ずいぶん前に、NHKが特集を、組んだ事があります。

女神クマリの化身として、、ネワール仏教徒の、僧侶、サキャの家族から、
初潮前の、怪我や、病気の後のない、美しく、利発な女の子が選ばれます。

ほとんどが、4歳ぐらいで 【女神クマリ】 と、して、初潮を迎えるまで、
親や肉親とも離れて、【神】として、ここで、暮らします。
国の、祭事など、この小さな、女の子に、すべてが託されます。

手放した、家族には、それなりの、恩給のようなものがあるのだそうです、、が、その役目を、おえても、
普通の女の子の、幸せは望めないと、いいます。

「神様だった女性を、お嫁に、ほしいと言う、男性は、いないでしょう。」
と、 ネパールの人も、思っているそうです。

私が見た、NHKの特集でも、、、、【自分の子供を、クマリには、したくない、、、。】
と、いうのが、正直な気持ちでした。



この館の、3階に、3窓ある、真ん中の窓に姿を現します。
両サイドには、お付の人が、警護にあたります。




わずか3分ぐらいの、お目見えです。写真を撮る事は、禁じられています。
この絵葉書は、現在の 【女神クマリ】 です。
まだ、5歳ぐらいだと思います。





つれて逃げたくなるぐらい、小さな、、小さな、あどけなさ、いっぱいの、女の子でした。




クマリを選出できる、地域は、現在3箇所、、
その一箇所が、以前紹介しました、ポッカナ村です。
そこで、【この子を写して!!】 と、言われたこの子も、
【クマリ】として、選ばれし女の子だと思います。