日ごとに
濃くなっていく緑のなかでカワセミが
青く青く
あまりにも美しくて
久しぶりに
カワセミ。
カワセミは
空飛ぶ青い宝石。
澄んだ
きれいな声と一緒に
風のように水面を横切っていくけれど
その速さもあって、
鳥というより
一筋の青い光に見えて
やっぱり
「飛行石…!」って、感動する。
「飛行石…!」って、感動する。
それから
ラピスラズリの
青。
わたしの写真では写せない
ほんとうの
カワセミの青は
なんていうか、
光を吸い込むような神秘的な透明感があって
美しい青色の鉱石、
ラピスラズリを
思わせる。
フェルメールが愛した顔料
「ウルトラマリン・ブルー」の
原料でもある
ラピスラズリ。
17世紀のヨーロッパで
金と同じくらい高価だった青い宝石。
映画『真珠の耳飾りの少女』では
フェルメールが
ラピスラズリを
砕いて、
粉々にすり潰して
青い顔料を作っていた。
5、6月のフェルメール
『真珠の耳飾りの少女』
ラピスラズリの翼
フェルメール・ブルーの鳥
『ラピュタ』の
飛行石
カワセミ
神秘的なその、
青
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