私を知る

自覚を中心に悟りのヒントを書いています。自覚とは「私」に意識を向け、一切は「私」の考えであることを自覚していくことです。

中国経済の崩壊と世界経済

2023年09月02日 20時12分37秒 | その他
中国経済の崩壊と世界経済について、思うところを少し書いてみたいと思います。

中国の不動産バブルの崩壊が一部で話題となっています。

私は、中国経済はもうどうにもならない状況にあるのだろうと考えています。
大きな混乱にはまだ至っていませんが、いずれコントロール不能となり、崩壊するのではないかと考えています。

具体的には、食料又は銀行預金に関する不安から、いずれ中国民衆のパニック的な行動が起きるのではないかと考えています。
例えば、預金不安から大規模な取り付け騒ぎが起こり、それが広範囲又は全面的な預金封鎖を誘発し、大混乱となり、崩壊に至るのではないかと考えています。

そして、その中国経済崩壊の影響は世界経済に波及するのではないかと考えています。
但し、その世界経済への直接的な影響は、それが直ちに世界経済を崩壊させる程のものではないだろうと考えています。
中国経済の崩壊による中国の混乱が、メディアやネットを通じて各国の民衆に知られることで、不安感や恐怖心等の心理的な影響が、各国の民衆のパニック的な行動を誘発させる可能性があると考えています。
例えば、大規模な銀行の取り付け騒ぎ等のパニック的な行動が起これば、各国の経済は簡単に崩壊するだろうと考えています。

どのくらい先か等の時期の予想は難しいですが、そのような展開が起こる可能性があると考えています。

戦争、特に世界戦争について。
以前は、世界経済が混乱し、崩壊に至る過程において、世界戦争等の大規模な戦争が発生する可能性についても考えたことがありましたが、現在は、大規模な戦争は起こらず、世界経済の崩壊に至るのではないかと考えています。

そう考える主な理由は、世界経済が混乱し、崩壊していくとき、各国に大規模な戦争を行う程の統制力は無いだろうと考えるからです。
混乱から崩壊に至る過程が異常な程の速度で一気に進んでしまう可能性もあり、その場合は戦争なんてやっている暇はないはずです。
それと、世界戦争等の大規模な戦争は、世界経済がまだ拡大している過程(あるいは、世界経済の拡大が終わりつつある段階)で起こるものであり、過去の二つの大戦がそれだったのだろうと思うのです。
世界経済が実質的に崩壊フェイズに入ってしまっている現段階は、既に実質的にコントロール不能となっており、戦争でどうこうしようとするフェイズではなく(戦争したところでどうにもならなず)、あとは崩壊を待つだけなのだろうと思うのです。
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