◇親子関係と自立について◇
親子関係について少し書いてみたいと思います。
親子関係は複数の要素が絡み合い、複雑かつやっかいなものになることがあります。
どうしてそうなるのか、何が問題なのかと言えば、親も子も自立が出来ていないからなのです。
但しここで言う自立とは、経済的な意味ではなく、精神的な意味であり、フラットな立ち位置で相手と対峙できるようになることです。
別の言い方をすると、自立するとは、精神的に大人になるということです。
どんなに関係が複雑に絡み合いこじれているように見えても、親側が抱えている問題要素と、子側が抱えている問題要素ははっきりと独立していて、双方とも相手側の問題要素に触れることなく、自分の問題要素の解消を図ることができます。
つまり、親がいくら子に依存し、執着していても、子の方で自分の抱えている問題要素を解消することで、子の方から親に対して自立することができます。
その逆も然りです。
親が子に対して自立すれば、子は自ずと自立を促されます(自立できるか否かは別として)。
逆に、子が親に対して自立すれば、親も自ずと自立を促されます(この場合も自立できるか否かは別として)。
実は、この自立が子が親にしてやれる最高の親孝行なのです。
逆もまた然りで、親が子に教えてやれる最高の贈り物なのです。
欲や恐れにまみれた依存心や、親子とはこうあるべき等の固定観念に囚われることなく、あなたの親子関係を見直してみてください。
そして、フラットな立ち位置から、自分が親や子に対してどう思うのか、どうしたいのか、素直な自分の想いに向き合ってください。
最後に、自立は既に亡くなってしまっている親や子に対しても成り立ちます。
そしておそらく、その影響は亡き親や亡き子に及びます。
◇「私」に意識を向ける自覚についてのご紹介は、例えばこの文章をお読みください(「自覚を始められる方へ」)。
◇自覚の要領をひとつにまとめた有料記事「自覚のヒント」のご案内はこちらです。
◇有料のスカイプ個人セッションのご案内は、こちらです。
コメント大歓迎です。気軽にお書きください。
読んで頂いてありがとうございました。
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どうしてそうなるのか、何が問題なのかと言えば、親も子も自立が出来ていないからなのです。
但しここで言う自立とは、経済的な意味ではなく、精神的な意味であり、フラットな立ち位置で相手と対峙できるようになることです。
別の言い方をすると、自立するとは、精神的に大人になるということです。
どんなに関係が複雑に絡み合いこじれているように見えても、親側が抱えている問題要素と、子側が抱えている問題要素ははっきりと独立していて、双方とも相手側の問題要素に触れることなく、自分の問題要素の解消を図ることができます。
つまり、親がいくら子に依存し、執着していても、子の方で自分の抱えている問題要素を解消することで、子の方から親に対して自立することができます。
その逆も然りです。
親が子に対して自立すれば、子は自ずと自立を促されます(自立できるか否かは別として)。
逆に、子が親に対して自立すれば、親も自ずと自立を促されます(この場合も自立できるか否かは別として)。
実は、この自立が子が親にしてやれる最高の親孝行なのです。
逆もまた然りで、親が子に教えてやれる最高の贈り物なのです。
欲や恐れにまみれた依存心や、親子とはこうあるべき等の固定観念に囚われることなく、あなたの親子関係を見直してみてください。
そして、フラットな立ち位置から、自分が親や子に対してどう思うのか、どうしたいのか、素直な自分の想いに向き合ってください。
最後に、自立は既に亡くなってしまっている親や子に対しても成り立ちます。
そしておそらく、その影響は亡き親や亡き子に及びます。
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