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東電の副社長

2011年03月29日 19時50分05秒 | Weblog
東電の副社長がよくテレビに出てきますが社長はどうした、と朝日の投書欄に出ていたらと思ったら、翌日ダウンして会社に出てこられない状況とのアナウンスがされていました。組織力がまさに試されているということでしょうか。こんな時だから、すぐにでも代理をたてるのがノーマルだと思うのですが。指揮者がいなくてどうするの。
でも高濃度の放射線を含んだ水がトレンチに満杯になって、それをどのように処理していいのか、保安院に指導してほしい!という副社長の発言には愕然としました。どうしたらいいのか分からない、助けてくれーと公言したわけですから。
東電だけでなく行政、関係各社、研究機関の総力を結集した対策が今、まさに求められている訳ですから、政府はまさに正念場としてそのイニシアチブをとらなければならない状況に立ち至っています。この対策を誤れば禍根を向こう100年以上にわたって残すことになるでしょう。我々の世代だけの問題ではないはずです。300~500人くらいの作業員が決死の覚悟で働いてくれているようですが、そんなに長くそのような危険で劣悪な環境で働き続けられるなんて考えられません。彼らは英雄になりたくてそこにいるわけではないはずです。会社を背負い、なんとかこの危機をくい止めようという義務感で、家族の反対も振り切ってそこにいるのではないでしょうか。国はそれに対してどのように応えるのか、いますぐにでも彼らに伝えるべきです。そうでもしなければ、そこに居続けられるわけがありません。みんな逃げ出してしまったらいったいどうなってしまうのでしょうか。

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1 コメント

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ゴーイングコンサーン (JI)
2011-04-02 23:43:50
東電も民間企業なのだから、自分で考え、行動
すべきと思われ、本当に腹が立つ。企業は社会的責任を果たさねばならない。
それを国家の判断にゆだね、そんなことなら
国有化すべきと思うが、そんなことをしたら
東電の経営者を楽にさせることとなり、思うツボ。
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