亮のブログ

もと電電公社退職退職の老人です。スポーツ、社会問題など気のむいた記事を自由に載せます。

名古屋国際女子マラソン

2008-03-08 14:39:32 | Weblog
        名古屋国際女子マラソン 

 高橋尚子にとって、運命の日、名古屋国際女子マラソンは明日と迫った。今回はかってない強敵との戦いとなるだろう。今回の出場選手の中で、嶋原清子は、昨年の世界選手権で六位に入賞した経歴があり、天満屋に所属する坂本直子も登り坂の選手である。また、大南敬美選手も地元の有力選手として注目される。更に一般参加ではあるが、大島めぐみ選手も、かっての体調であれば油断は出来ない。

大島めぐみ選手は、初マラソンで参加した原裕美子と競り合い破れはしたが、高校時代は埼玉栄高校のエースとして、旧姓の田中めぐみで高校マラソン界では、一世を風靡した選手であった。彼女の体調が往時に復活しておれば、注目される選手である。

しかし、何と云っても高橋尚子の最大のライバルは原裕美子であろう。原は初マラソンで大島めぐみを下し優勝した実績があるし、一見、非常に苦しそうな表情で走るが、その顔とは裏腹に脚力は少しの衰えも見せず、テープを切るまで逆に冴えわたる走力を発揮する。

もし、原の体調が往時に匹敵する様子であれば、最後まで高橋を追い詰めるだろうし、下手をすれば高橋を打ち破り優勝をさらうかも知れない。こう見てくると、高橋の体調と原の体調の勝負になりそうな気がする。

だが、世界マラソン界に浸透しているランナーは、高橋尚子であり、野口みずきである。来る北京での五輪において、高橋、野口、ラドクリフ、ヌデレバなどとのデットヒートを見たいものである。