こんばんは。
過去の経験から、ドラえもんの誕生日(9月3日)近辺で放送される
ドラえもん誕生日スペシャルは、必ず気合の入ったスタッフによる
神回になるという法則を見つけて全裸待機を決め込んだ翠玉です。
うん、一番は去年の失敗なのですよ。
悔しいっ! 観たい!!
今回はきちんと録画までしましたからね!
そして、やはり神回だった! さぁわさドラに萌えるがいい!!
萌えました!!
感想がものすごくいっぱいになっちゃったから、
時間もかかってしまいました。とりあえず、まとめられた分だけ↓
※一応ネタバレ注意。
・はじめに
大体のレビューで言われていることですが、
展開自体はやや強引なところがあったりするものの、
伏線の張り方、絵の見せ方など、細部まで丁寧に作っているのが
よくわかって、すごく嬉しいです。
あと、多少強引なところも、セリフ回しやちょっとした付加情報で
「まぁわからなくもないかな?」と思えちゃう不思議。
これは計算? それとも自分の勝手な解釈なのかな…?
・キラリと光る既存キャラ
やっぱりわさドラ大好きだ。
のび太との「友達のような=対等な」関係であったりとか、
大山ドラより子どもっぽく、多少感じやすい性格とか。
それに伴って、普段のドラのびの立場の逆転が起きたり、
ドラ自身が主観的に立ち回れるのが素敵過ぎます。
声とか仕草がいちいちいじらしいんだからコイツぅ///
たまりません。
のび太君もまた、純粋でいい子なんですよね。
あざといくらいに泣かせるセリフも、完全に心から、嘘や飾りなく言えてる気がします。
そして意外と、普通のリアクションをする今時の男の子であるというw
そんなのび太と、ちょっとした対比が見えるセワシ君。
のび太がドラを「特別な存在」として見ているのに比べて、
当たり前に自律型ロボットが存在する世界に生きるセワシって、
ロボット全般に対するリアクションが、やや淡白に見えるのですね。
ドラミちゃんを本気で心配したり、大事なところはきちんとしてるんですけどね。
そのドラミちゃんですが、小さなところが光ってました。
スクラップにされると言われて「ペタン」と座り込む放心状態とか、
絆創膏ビッって剥がすあのシーンとか(w)は、けっこう好きですよ。
・イケメン過ぎるゲストキャラ
まず、置鮎ボイスの犬(ワンダフルって名前がダッサイが…)が
とにかくイケメンかつ抜け目ない上にいい奴で完璧すぎです。
ホネっこ投げられたシーンでは一瞬だがヘタレシーンもアリとか!
これは大きなおねーさん達が食いつくよなぁーと思って観てましたw
下手に死亡or自己犠牲フラグを立てないところは好感持てたし。
でも、それより何より、
あのパワえもんとかいう子なんなのカッコ可愛すぎる。
しかも、以前の誕生日スペシャルから再登場らしいではないですか。
自分はドラえもんズ最盛期世代でドラズ大好きなのですが、
コイツはどう見てもドラ・ザ・キッドです本当にry
いやキッドより言動とか上品めなんだけど、声も似てるから余計に。
バショー扇をかっちょ良く使うところや、
華麗にリーダーシップとるところが憎い。きっといいんちょなんだね。
かと思えば自分を盾にドラを逃がしたあとの
「頼んだぜ、ドラえもん…!」ていうシーンのカッコ良いこと!くそぅ。
というか、振り返ってみるとパワさん登場シーンの
ほとんど全てが好きだということに気が付きました。
しまったハマった;
・演出ヤバイ超ヤバイ
去年見逃した「すごいタケコプター」シーンに準ずると思われる、
「屋内でバショー扇使用」に、まず感動。
巻き起こる嵐にシッチャカメッチャカになる部屋の描写から、
通り抜けフープを使って脱出するまでの流れがものすごく好き。
ちょっとのび太を気にして立ち止まるドラとか、そういう描写がたまらんです。
(たまに、少しあざといなぁーって感じる演出もあるけど、
それはご愛嬌でw)
わさドラになってから、全体的にアクションシーンがすごくカッコいいんですよね。
原作や大山ドラでは、その辺けっこうイモだった気がする
というか、今のが現代ナイズされてる感じがするのですよ。
賛否分かれるかもしれないけど、自分は大好きです。
そして、今回に関しては
最後の最後にちょっとだけ入る、家に帰ってからのドラたちの描写が
ものすごく、イイ!!!
あえて2階の机の上だけ見せるところが、というか
あえて1階から声だけ聞こえてくる、というのが最強。
・ロボットというもの
ロボットであるために、人間に翻弄される悲しみとかって、
普段のドラえもんではほとんど描かれることがないので、
ちょっと今回は衝撃でした。そうか、ドラもロボットだったんだな。
意思や自我を持っているのに、それこそ電化製品感覚で
リコール・処分が可能なロボットっていうのも大変だなと思う。
おそらく、高度な電子頭脳を持っている彼らの現状に適応した
法律が、あの時代にはまだないのでしょう。
(って、それならそれで問題だけど)
ロボット管理協会の人たちも、自分たちの決定が本意でないような
様子だったし、現行法に則って仕方なく決めた感じなのでは。
・「ドラえもんの同級生」という観点
ドラミ「みんなお兄ちゃんと同じ誕生日だものね」
そうか!! その発想は今まで無かったぞ!?
ドラえもんは量産型ロボットだということも思い出させてくれる
すごいお話です。半端ねぇ…
同じ日に同じ工場で生まれたワケですから、
同級生でありながら、兄弟機でもあるのですね。ロマンだ…
ドラだけじゃなく、パワもベソもカワもみーんなお誕生日♪ そりゃめでたい。
・さいごに
来年も是非観よう!
というより、今までのをきちんとした形で再放送してくれたら幸せなのに…
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます