ずいぶん間が開いちゃったけど、
ギガミ2巻を読んで湧き上がったモヤモヤやザリザリを書き記す3回目。
※ロックマンギガミックス2巻のネタバレに触れています。未読者閲覧注意!!
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今回は、発売前に予想していた有賀シャドーマンの伏線答え合わせ。
そして、新たな伏線を勝手に探してみました。
シャドーマン、なんか裏があるよと発売前に疑っていた私ですが、
想像していたのと全く違う展開を迎えてしまったため、
自分の中でのシャドーマンの見方がかなり変わってしまいました。
まず一人称の変化について。
今回のシャドーは、大半の場面で一人称が「俺」になっていて、
忍者キャラもへったくれも無くなってしまっていたのでした。
たまに「拙者」を使うときも、強調が付いていたりして
シャドーがこの一人称を意識して使っているということが読み取れます。
この「素」のシャドーマンというのが、
思いのほか打たれ弱い性格だったのでまたビックリ。
「俺は何も出来なかった!」って言うときのあの表情とか、泣き顔とか、
それまでの有賀シャドーからは考えられない。感情のさらけ出し方がすごい。
その弱気な態度を叱咤するシェードマンがかなりカッコイイのですが、
それは別の話として。
シャドーの人間臭い部分がクローズアップされまくっているので、
妙にドキドキするんですよ。まるで主役のような取り上げられっぷり。
でも、なにか宇宙と関係あるんじゃないかという
自分の予想(妄想)はハズレみたいです。
何せ宇宙ロボへの反応が他のナンバーズロボとさほど変わりないし、
戦力としても周りのロボとそんなに差がない。
じゃあお前は一体なんなんだと(笑)
中盤でロールちゃんからの修理の申し出に躊躇したのは
やっぱり何かの伏線だと信じたい。
ライト博士に身体見られるのはマズイとかそういう類、
あるいはもう「修理の必要が無い」とかの自己修復能力持ちでしたパターン。
自分、実はブルースにも後者と同じ疑いを抱いています。
そうすると、アステロイドブルース→戦士の宿命の辻褄が合うので。
さらに、ワイリーへの忠誠心が尋常じゃないことも注目したいです。
ワイリー博士を守ることが己の使命だと言い、
しかも思いつめるほどその使命に執着しているところは、
他のワイリーナンバーズもワイリーを慕っているとはいえ、
やはりその中で群を抜いているような印象があったのです。
これは、意外とイエローデビルMk-2とか
そっちの方に近い生い立ちなんではないかと思い始めました。
ワイリーに対して余程の恩があるんじゃないか、
でも本人は(その謎の多さに対して)割と普通のロボットであるというところから。
ハズレても責めちゃダメ><