薔薇の芽 2006-03-14 10:49:35 | Weblog 薔薇の芽のアーチを潜る楽しさよ 白き韮荒く捌きて香り立つ 蜆汁触れ合う音の朝餉かな 潮騒に育てられしか太ひじき « 茎立 | トップ | 青樹句会(投句分) »
4 コメント コメント日が 古い順 | 新しい順 蜆汁 (大山 凉) 2006-03-14 12:18:07 蜆汁触れ合う音の朝餉かなこの数日寒いお天気でした。そんな朝の熱々の蜆汁は美味しいですね。家族のぬくもりも感じられる好きな句です。。 返信する ひじき (碇 英一) 2006-03-15 00:07:21 潮騒に育てられしか太ひじき 目の前に出されている「ひじき」に、ダイナミックな潮騒が浮かび上がって来た驚きを見ます。 返信する ひじき (かわなますみ) 2006-03-15 12:32:45 潮騒に育てられしか太ひじき平易な言葉の中に、深さを感じます。波そのものではなく「潮騒」、ひじきでなく「太ひじき」、そして「育てられしか」という力強い把握。自身が「育てられた」ことに、確かな誇りがなくては、詠めない句かと存じます。身近な「ひじき」一つを捉えるにも、人格の厚みがあらわれること、勉強させて頂きました。 返信する お礼 (平田 弘) 2006-03-15 15:59:26 大山様 碇様 かわなますみ様暖かいコメント賜り有難うございます。 返信する 規約違反等の連絡
この数日寒いお天気でした。
そんな朝の熱々の蜆汁は美味しいですね。
家族のぬくもりも感じられる好きな句です。。
目の前に出されている「ひじき」に、ダイナミックな潮騒が浮かび上がって来た驚きを見ます。
平易な言葉の中に、深さを感じます。波そのものではなく「潮騒」、ひじきでなく「太ひじき」、そして「育てられしか」という力強い把握。自身が「育てられた」ことに、確かな誇りがなくては、詠めない句かと存じます。
身近な「ひじき」一つを捉えるにも、人格の厚みがあらわれること、勉強させて頂きました。