前項の続き。
中国語試験のレベル対応表を作ってみました。(中検、旧HSK、新HSK、C.TEST、TECC)
(注)
・私の感覚と想像により作成したものです。よって、もちろん公式なものでも世間一般に通用するものでもありません。
・そもそも試験間のレベルは単純には対応しません。内容も配点も母集団も違うものなので。それを踏まえて、あくまでも遊びの一環で作っているものです。
・表をブログ等に転載する場合には、引用元を明示してください。(実は、あるブログにて、本ブログのある記事をそのままパクって(しかも改悪されて)いる記事を見かけたことがあるもので・・・。個人の情報をぺたぺた色付けしているのはその防止の意味もあります。)
・表や本文の内容はこっそり差し替える可能性があります。
<中国語試験のレベル対応表>
<ポイント>
1.表で表現したかったのは、以下の関係です。
○中検3級<C.TESTD級≦HSK5級<HSK6級<C.TESTC級≦中検2級<
HSK7級<C.TESTB級<HSK8級<中検準1級
○中検3級≒HSK4~6級
○中検2級≒HSK6~8級
○中検準1級≒HSK8~11級
2.私が経験した級・スコアの範囲(色付けしている範囲)はいろいろ考えて対応させましたが、それ以外のところはやっつけです。
3.せっかくなので、新HSKの対応も入れてみました。受けたことがない試験なので、かなり想像が入っています。
※人によって感覚は違うと思いますが、いかがでしょうか?
ほんとは、こんな個人の主観だらけの表よりも、各試験の主催者が実データをもとに公開してくれるといいんですけどね・・・。
※自明ですが、それぞれの級・スコアの幅(ボックスの大きさ)は、必要学習時間に比例しているものではありません。最初はそれも表現しようと思ったのですが、かなり間延びしてしまうので、あきらめました。
なお、それぞれのレベル到達までの所要学習時間は、別テーマで書いてみたいと思っています。
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コメントありがとうございます。
C.TESTは受験者が少ないため情報が少なく、ほぼ自分の経験のみを頼りに作っており、特に受けたことがないEF級については完全に想像のみでした。
「HSK入門級の上位試験」ということであれば、ご指摘通り、EとFの境目、Fの最低ラインがそれぞれ低すぎますね。
他にもちょっと直したい箇所があるので、機会をみつけてあわせて修正しようと思います。
そういえば、C.TESTが実施された当初は、EF級とは別のG級(確か、日本のみの実施)という試験区分もあったと記憶していますが、すぐに実施されなくなったようです。
今日、HSKの結果がでました。
ぎりぎりで8級(聴力は7級でした・・)
中検はうけたことがないのですが、
3月に受けてみようかと思ってます。
近くの大都市まで旅費をかけていくので、
どの級をうけたものか考え中。
やはり2級でしょうか・・・。
某巨大掲示板に「6級合格。合計210点。旧HSKは8級、中検2級ですが、9級や準1級は合格する気がしなかった者です。」という書き込みがありました。
新HSKの6級210-300点は旧HSKの11級に相当するっていうのがhttp://www.hskj.jp/pdf/rank/HSK_comparision.pdf#search=%27HSK%20%E6%96%B0%E6%97%A7%E6%AF%94%E8%BC%83%27にありました。やはり新6級は簡単になっているんですね・・・。
私は在中なので、来年は旧高等に挑戦してみようかとおもってます。
HSK8級取得おめでとうございます!中国ではまだ旧式のが受けられるんですよね。
一般的には、中検2級よりもHSK8級の方が難しいとされており、私もそう思いますが、問題傾向が全く違うので、8級持ちの人でも足をすくわれることがあるようです。リスニングは心配ないと思うので、中検の公式サイトで過去3回分くらいの筆記問題に当たってみれば、だいたい感触はわかると思います。
リンクしていただいたこの新旧得点対応表に記載されている点数の対応は、あまり当てにならないと思います。(統計に基づいた結果というようなことが書いてありますが、かなり眉つばです。)少なくとも、新5級の対応については、私は全く参考にしていません。
そのあたりのことは、下のURLの記事に書いたのですが、合計スコアで判定することになったこと等により、日本人にはかなり有利に働く上に、問題そのものも難しくなっていなかったからです。新HSK6級も似たようなものなのだと思います。
ハードルが下がったので中級者には挑戦しやすくなりましたが、上級者の方(特に、旧HSK10~11級を目指していた人)には物足りないでしょうね。
<新HSKを受けてきました(2010年11月)(2)~新旧HSKの対応&得点予想>
http://blog.goo.ne.jp/sugi_june/e/700bbd4cc54dca46ed0010eea95258ea
お答えありがとうございました。
HSKは大陸ではまだまだ旧がうけられますので、今後も旧をうけていきたいとおもってます。というか、新を受けるには省内では無理なんで・・・。
文法、細かいの覚えてなくてもHSKの語法部分は点数取れちゃうんですよね。sugiさんの試験後の自己採点とかで出てくる文法、正直知らないのとかうろ覚えのとかかなりあります。なんで、中検2級はやはり対策しないと。あと四字熟語とかしらないの多いんで・・・。
釈迦に説法ですが、2級の試験対策ということに焦点をあてて書きます。
文法が不十分と感じられているのであれば、その穴を埋めることが最優先だと思います。成語は出題されたとしても1問、多くても2問ですが、文法は全体的にかかわってくる要素だからです。穴埋め問題や語彙の問題などでは、知らない単語が出てくることが多々ありますが、文法的に考えることによって推測の精度が上がります。また、20点の配点を占める中訳問題でも大きく役立ちます。
マニアックな重箱隅つつきでなく、普通の文書書に載っている、比較・補語・反語・複文・把構文などの基本的なところをおさらいしておくことが大事だと思います。
普段は試験の対策はほとんどしないのですが、中検は日本人の弱いところを突いているように思われるので、対策を通じて弱い部分の補強をしようとおもってます。
ただ、中検をうけにいくためには、飛行機でいくんで今もらっている半月分の給料がとんでいくんですよね。必要な資格でもないですし、実際に受けるかどうかは考慮中。
実施場所が問題になるわけですか・・・。中国では大都市でしか実施されないんですね。飛行機まで使うことになるのであれば、観光や面会など、うまい具合に他の用事と抱き合わせできないと、ちょっと二の足を踏んでしまいそうですね。
中検は徹頭徹尾日本人向けの試験です。しかも、どうも学習者の最終到達地点を「翻訳者」と想定している節があります。(準1級や1級の問題を見るとわかります。)
・・・という偏向はあるものの、2級レベルであれば、基礎の総チェックの機会になる、と位置付けることもできると思います。
よい結果になることをお祈りします!
自己採点でリスニングは95点でしたが、翻訳を除く筆記は60点。ちょっと筆記が危ないかなと心配でしたが、合格していました。
2級の翻訳はHSKには当然なく、日本語を中国語に翻訳する練習ができてよかったです(たぶん練習したのははじめてだと思います)。
しかし、中検自体には不満が・・・。
時間があまりすぎます。