行く末遠ければ

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地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

良さがまるで出ないまま屈辱的大敗、最下位転落  アビスパ福岡戦

2010-03-29 23:59:29 | カターレ富山
0-5で敗戦。

5失点でどう評価すればいいのか。
無得点でどう評価すればいいのか。
2人も退場者を出して、どう評価すればいいのか。

チームワーストタイの5失点、数少ないチャンスを活かせず無得点、そのうえ2人もたりなくなれば、まさに為す術なし。完敗と言うにもむごい結果となってしまいました。
3試合で失点10。堅守と言われた昨季が嘘のような惨状で、ついに最下位。
もちろん、福岡は強かった。しかし、相手が強かったというより、それ以上に自分たちが弱かったために負けた。そんな試合でした。
序盤は苦戦しながらもなんとかしのいでいたものの、30分に失点して以降、福岡のやりたい放題。特に、5失点目がひどかった。途中出場から結果を出そうと燃える選手が、大量得点でプレッシャー無しという状況も手伝い、CKを直接決めてくるという・・・。

チャンスも無くはありませんでしたが、いずれも決まらず。先取点を許してしまった前半、決定的なチャンスがありました。ディフェンスの裏に完全に抜け出した朝日がゴール前に迫りましたが、シュートに行かずにパス、つながらなかったことで絶好の得点機をフイにしてしまいました。なんとか一矢報いたかった後半の終了間際、途中出場の苔口に2度チャンスがあったものの、決めること叶わず。

しかし。最大の敗因は、各個人のプレーの精度の低さでした。
ボールを出すタイミング、受ける動作、次のプレーへの流れなど、どれもこれも、福岡のそれに比べて甘すぎました。そのため、ボールを持った選手が、常に2人ない3人につかれてしまうという状態に。その対応の素早さが福岡の強さでもあったのでしょうが、それ以上に、こちらの対応が良くなかった。みすみす不利な状況に陥って、そのフォローも鈍く、かつ、苦し紛れの対応に終始。そりゃ、ひとりで複数を相手にして引けをとらないほどのテクニシャン揃いでもなし、そんなことが続けばとられるに決まっています。状況予測にしても、完全に後手。ボールを持った瞬間を狙われ、かっさらわれてピンチ、なんて場面も何度もあったりとか。
そんな、ただでさえ複数人を相手にしているような状況で、ヒデ、濵野が相次いでイエロー2枚で退場。実際に数で劣ってみた日には、もはやどうしようもありませんでした。

過去最悪と言える内容の敗戦で、開幕3連敗。最下位へと転落。
この試合でもっとも期待をされながら、それに応えられなかった黒部。
「勝ちにいかなければならなかった。敗因は前半の2失点。アンラッキーな面もあったが0-5では言い訳はできない。これで最下位になると思う。この順位を頭に入れて気持ちを切り替えていかなければならない」
そのコメントにかかる思いがどれほどのものであれ、それを結果として示してもらわないことには。
頭に入れてください、最下位を。その上で、そこから這い上がってください。あらん限りの力・・・いや、限界を超えてでも。選手たちには、その責任があります。

ひどい試合、ひどい負け方。
ですが、自分自身、それで見限ってしまえるほど物わかりがよくないので。今のうちから絶望しているわけにもいかないでしょう。たとえ、さらに負けがこんだとしても。
次の試合まで、1週間あります。
敗戦を受け入れつつも、決して勝利を目指す気持ちを止めるな、と。限られた時間でも、進み続けろ、と。

ホーム戦、今節の惨敗を吹き飛ばすほどの初勝利を願っています。できたら、ではなく、そうする。強い決意が求められるところです。
コメント
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