行く末遠ければ

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地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

1万人超が声援を送るも、力負けでホーム開幕戦を飾れず。  大分トリニータ戦

2010-03-21 23:59:58 | カターレ富山
1-3で敗戦。
力の差をまざまざと見せつけられての敗戦となりました。
開幕戦に、チーム発足後初試合となった一昨年を超える10726人が来場。動員数で新記録を達成したファン・サポーターのまえで、勝利を挙げることが出来ませんでした。
これで、休みを挟んで開幕2連敗で、いまだ勝ち点0。厳しい状況が続きます。
相手が格上だったから負けただとか、こっちが弱いから負けただとか、言葉にするのは簡単でしょう。ですが、今はそんな言い訳をしているときではない。
負けた事実を受け止めつつ、勝ちにつなげるための歩みを止めてはなりません。
前半から2失点の苦しい試合。なかでも、要警戒だったはずのキム・ボギョンに3戦連続となるゴールを決められてしまいました。
監督は「前半の2失点はアンラッキーだった」と。しかし、「シュートを打つからこそラッキー、アンラッキーも生まれる。そういう勝負どころを分かっているのがJ1にいたチーム」とも。
後半、FKからのセットプレーで追加点を奪われ、0-3に。
「強力な個の力に屈してしまう」「注意すべきセットプレーのピンチで決められてしまう」という、去年の失点パターンが、そのまま出てしまった恰好。なんというか、恐れていたことが恐れていたように起こってしまったというか・・・。
確かに、レベルの差はあったのでしょう。しかし、これまでだって格上との試合はあったわけだし、そうそういつまでも苦手、と言っているわけにもいきません。これからだって、苦しい試合はいくらだってあるわけなのだから。
そういった面での総合力の底上げが、まだ足りなかった、ということが残念です。

しかし、その一方で。
去年なら意気消沈して無得点のまま終わっていたところでしょう。しかし、今回は違いました。
後半23分に朝日がゴール。クラブ通算50点目を決めました。オフサイドとなったとはいえ、黒部もゴールを揺らしたとか。
先制を許し、リードを広げられながらも、反撃の意志は失わず攻めの姿勢を得点に結びつけました。それは、充分に評価に値するかと。無得点を回避するのが精一杯、とも言われましたが、それでも、完封負けにくらべたらはるかにマシというものです。攻撃にかける意気込み、方向に間違いがないということの証明でもあるのだから。

レベルの差を痛感させられた敗戦。勝利どころか勝ち点すらないという現状。確かに、厳しい状況に置かれています。
攻守の歯車がかみ合っておらず、ポテンシャルを100%引き出せていない状況を、いかに早く、いかに確実に打破していけるか。
「まだシーズンがはじまって2試合目だし」という言い分は、やはり言い訳でしょう。言うは易く行うは難し。

それでも、と言い続けろ。

落ち込んでどうにかなるのならそうしていればいい。ですが、そうではないでしょう。
ならばこそ。悔しさをチカラに変え、まずは、初勝利を。
この敗戦を糧に、一層の奮起を求めます。
コメント
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