行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

黒部の移籍後初ゴール実らず。逆転負けで黒星スタート  FC岐阜戦

2010-03-08 23:07:29 | カターレ富山
1-2で敗戦。
前半、雄二のPK阻止、黒部の今季初ゴールなどで高まった勝利への期待は、後半の2失点によって苦い敗戦へと変わってしまいました。
昨季あった「先制した試合は負けない」というジンクスが、初戦にして崩れてしまった格好です。
得点を挙げた黒部をはじめ、進化が見られた攻撃陣。とはいえ、それがまだしっかりとした形となっていなかったように感じました。
守備に関しても、安定しきっていない隙を突かれての失点だった印象です。
どうにもこうにも悔しい敗戦。しかし、凹むには早すぎます。
良くも悪くもしっかり結果を受け止め、勝利へつなげていかなくては。
本当に、ごく個人的な思いだったのですが・・・前半、雄二の神セーブあり、黒部の初得点でリードして折り返しましたが、「このままでは終わらない気がする」という予感がありました。
雨のアウェー戦で思い出すのが、JFLのときのSAGAWA SHIGA戦と刈谷戦。そういえば、どちらもこの開幕戦と同じく、メインスタンド端での応援だったっけ。
それぞれの試合で前半を1-0で折り返したのですが、SAGAWA SHIGA戦では後半に逆転されてしまったところをなんとか追いつき、刈谷戦もいったん追いつかれたものの、かろうじて勝利という内容でした。
そのことが思い出され、「このまま1-0では終わらないのでは?」という不安がよぎったのですが、それが悪い意味で的中してしまうとは・・・。

失点については、いずれもカウンターからの速攻を決められてのもの。そういう状況を許してしまったことそのものも問題である以上、守備陣だけの責任ではないところでしょう。しかし、個の力でゴリゴリと突破してくる相手に対応しきれないで失点する、という弱点が克服できていないことが浮き彫りとなってしまった格好です。同じような展開でやられたことからも課題は明白。一刻も早い改善が求められます。

攻撃については、先の金沢戦同様、やはり黒部の存在感は大きいです。黒部が居るからこそ、アシストを決めたヒデにしても、縦横無尽に走る朝日にしても、その持ち味を発揮できていたように思います。また、交代で入った苔口も、前を狙う意識の強さがよく表れていました。
ただ、課題としては、そのような攻めの姿勢を作ることにまだ慣れていない面が見られたことでしょうか。去年から見れば良くなっていることは明らかではあるものの、それでも、「そこは行くとこだろ」というところでためらったりとか。そのあたりも、精度を増していかなければならないところかと。

1試合当たりの重要度が増したシーズンにおいて、勝てるはずだった試合を落とし、勝ち点0。悔しいですが、それが現実です。
この敗戦を、どう受け止めるか。少なくとも、「去年ある程度通用したし、今年も大丈夫だろう」という安易な考えではやっていけないことは、はっきりしました。
第2節は試合なし。この休みを課題克服につなげなければ。
「次よりもまずこのゲームをしっかりと話し合って、まずはこの試合の何が良かったか、悪かったかを話して、次のゲームまで2週間空くので、そこはまずこのゲームを反省したい」
そう語る監督を信じ、始まったばかりの今シーズンを見守っていこうと思います。

「次のホームでの試合に勝って、きょう岐阜まで応援に来てくれた人にも恩返しをしたい」という黒部の言葉。ええ、期待しますとも。
ホーム開幕戦では、この敗戦の反省を糧に、勝利を掴み取ってくれることを望みます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする