行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

第7節  大分トリニータ戦

2016-04-30 23:48:03 | カターレ富山
前節の沖縄に続き、今節も大分という遠方でのアウェイ戦。暫定5位の大分に対し暫定6位のカターレ。勝ち点1差を逆転すべく、大分トリニータと対戦します。
J1経験チーム初のJ3降格、その屈辱をバネに1年でのJ2復帰を目論む大分。実際のところ、最有力昇格候補と推す声も少なくありません。
しかし。降格の屈辱をバネに復帰を目指すのは大分だけではありません。言うまでもなく、カターレ富山もまた優勝、J2復帰を悲願としているのだから。
互いの意地がぶつかり合う今節。どちらがより強い覚悟をもって目的達成に向けて邁進していけるのか?それが問われる重要な直接対決です。

地震の影響で前々節が中止となり、前節は1週間分のブランクを経てアウェイでG大阪U23との対戦に臨んだ大分。
首尾よく先制点を挙げることに成功するものの、同点ゴールを決められてしまうと、そこからわずか10分で逆転の追加点を奪われてしまう苦しい展開。しかしながら後半に意地を見せて同点に追いつくと、そのまま2-2でドロー。勝ち点1を得る結果となりました。
奇しくも、カターレとまったく同じ状況。
暴風の影響で前々節が中止となって期間が開いたのも同じ、先制しながら同点ゴールを決められ、わずか10分で逆転されてしまったところも同じ。そして最後は追いついて2-2のドロー、アウェイで勝ち点1を得たというところまで同じ。
“同点に追いついたことは評価できるけれど、本来勝たねばならなかった試合を落とすことになったという事実は謙虚に受け止め、修正しなければならない”
今節、まったく同じ課題に取り組まねばならない両クラブ。
そしてなによりも。
必達目標であるところのJ2復帰に向けて大きな壁として立ちはだかる相手。その対戦を制して勝ち点3を得るということに他の一戦以上の価値が見いだされるということは、それもまた、お互いが良く知るところではないでしょうか。

期待したいのは、北井。
三浦監督が目指すところのパスサッカーが徐々に浸透しているカターレ。そのパスサッカーでもって試合の主導権を握って攻勢に出たいという思惑は、やはり相手も対策していることかと。
だからこそ。攻勢に出つつ、プラスアルファ。そこから最後の決定的な部分で仕事ができる選手、個の力で状況を打開できる選手の活躍が求められるのではないかと。彼の持ち前のスピードあるドリブルに加え、1対1でもそう簡単に負けないテクニック、そして機を見た思い切りのいいシュート。それらの武器を駆使して、大分に脅威を与える選手となってほしいです。
勝つために得点が必要なのは当然のことではありますが、先制点を奪いながら逆転を許してしまった前節の経験を踏まえ、いかに試合をコントロールするか。
修正力が問われるこの試合にあって、どうやって点を獲るか、そしてどうやってリスクを管理するか。
実力あるクラブを相手に主導権を握るのは容易いことではないでしょうが、それでも。積極性を欠いてしまった先に待つのは敗戦、よほど運が良くてドローでしかないでしょう。
それでは、いけない。勝つためには。
攻撃の軸となる選手の活躍は、必須と言って良いでしょう。その旗頭としての北井の活躍に期待したいです。

平成28年熊本地震では、大分県も由布市をはじめ被害を被っています。
地震発生から最初のホームゲームとなる今節の大分。自分たちの懸命なプレーで地域に元気を与えようと、いつにも増して気合を入れて臨んでくることでしょう。
その気概に挑んでいかねばならないカターレ。難しい試合にはなるかもしれませんが、それでも。勢いに負けて簡単に敗れることなどあってはならないであって。
地震の影響の有無はあっても、地域の想いを背負っているのは大分だけではないのだから。
“空気を読む”なんてことはしなくていい。むしろ、簡単に負けてしまうことがあったとしたら、それこそ空気を読まないことになるでしょう。
遠慮もなにもない。フェアな全力プレーで立ち向かっていくことこそが礼儀。その先に掴む勝利に、なんら遠慮も呵責も必要なし。
優勝へ向けて勝たねばならない重要な一戦。
ここでの勝利の価値というものを今一度再確認し、それを得るために総力を結集せねばなりません。

前節の教訓を活かせ!引き分けでない、勝ち点3を!
昇格争いのライバルに打ち勝ち、優勝を狙うチームである証を確かなものとせよ!!
勝たれ!!!!富山!!!!!
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執念で掴んだ勝ち点1。負けパターンに屈せず価値あるドロー  FC琉球戦

2016-04-26 20:21:23 | カターレ富山
2-2のドロー。
試合が中止になってしまった1週間分のブランク、沖縄という遠距離移動。そしてなにより、相手が今最も勢いに乗っている首位・琉球。
ここで踏ん張れるかどうかが今後の展開に大きな影響を及ぼすであろう試合となることは、容易に推察できました。
なにはなくとも勝利のためには得点が必要でしたが、その期待に応えたのが代。前半も残り少ない41分、2試合連続となるゴールを決めて先制に成功したのでした。
しかし。
前節にしてもそうでしたが、先制されても琉球の戦意が萎えることは無く。ハーフタイムで2人交代という明確な逆転への姿勢を示すと、それに応えるように後半開始早々の50分に同点、59分に逆転と、立て続けのゴールで試合をひっくり返されてしまったのでした。
やはり、好調クラブの勢いは本物であったようで。相手にとっては逆襲の後半に理想的な展開。一気にピンチに陥ってしまったカターレ。
試合展開としては、認めたくはないけれど“よくあるパターン”でした。せっかく先制点を挙げてもフイになってしまい、立て続けに失点してしまう―――こうなってしまうと反攻はm実を結ぶことなくそのまま敗戦に繋がってしまうだけ、という。今まで、何度となく見てきた負けパターン。
また、屈してしまうのか?このまま首位に足場を固める勝ち点3を献上、優勝を遠のかせてしまうのか?これまでと変わらないままなのか?
しかし。
しぶとさを、みせました。
試合も終盤の86分、三上が殊勲の同点ゴール!諦めない姿勢がしっかりと結実したのでした。
そのまま試合終了、勝ち点1を分け合う結果に。
いつもどおりであれば、負けパターンにはまって落としていた試合。あるいはその敗戦を次節以降にも引きずることにもなっていたやもしれません。
けれども、そうはならなかった。させなかった。
実際、引き分けと負けとでは大違いであったところ。上位チームと差を詰めねばならない状況で逆に引き離されかけたところを、詰められなかったながらも引き離されなかった意義は大きいです。
とはいえ。
先制点を挙げて、そこから勝利へ結び付けねばならなかった試合であったこともまた、事実。
「負けなかったのはプラスに考えられる。しかし、相手にボールを持たれる状況が長かったのは改善しなければいけない。自分たちでミスをして簡単にボールを渡して守勢に回るようではこれからの戦いは厳しくなる。」と代が、「点を取ったあとに自分たちがどんなサッカーをするかは課題だと思う。」と窪田が振り返っていますが、まさにそのあたり。
今後も大分、長野、栃木と昇格を争うライバルたちとの試合が続いていくなかにあって、しっかりと勝つ姿勢、試合をものにしていく内容を詰めていかねば、厳しい結果が突きつけられてしまうであろうことは確か。
ならばこそ。
ここで得たドローの価値を無駄にすることなく、途切れた連勝を再び始める力としていかねばなりません。
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第6節  FC琉球戦

2016-04-24 05:38:56 | カターレ富山
暴風による開催中止という予想外の事態によって、前の試合から2週ぶん開いてしまった中で迎える今節。遠く沖縄県総合運動公園陸上競技場へと乗り込み、FC琉球と対戦します。
地震によってクラブ運営そのものに深刻な影響を及ぼす事態に陥っている熊本のことを思えば。たまたま試合日だけが暴風であとは平時と変わらなかった、なんてのは問題とさえ言えないという見方すらあるやもしれません。
それでも。やはり、全く影響がないとは言い切れるかどうか。
せっかくの連勝している勢いがストップしてしまったとしたら、やりきれない。それでなくとも、相手は開幕から好調を維持しながら首位に立っている琉球。半端な状態で挑んでも返り討ちに遭うのがオチでしょう。
ネガティブに考えてしまうとドツボにはまってしまう恐れのある一戦。だからこその、気持ちの強さ、覚悟の強さが求められることとなります。
優勝を目指すクラブとして、その覚悟を示さねばなりません。ならば、前節の中止によって得られなかったかわりに失ってもいない連勝への気概というものを、ここでいかんなく発揮せねば。

監督の交代、メンバーの大幅入れ替えと「フタを開けるまで分からない」状態で今シーズンに臨みながらも、ブラジル人トリオの活躍などで開幕から好調をキープしている琉球。
前々節は、あるいは昇格の最有力候補と目されている大分に初の黒星をつけ。前節は開始2分でいきなり先制されてしまうというショッキングな展開を跳ね除け、逆転勝ちを収めて首位をキープ。3連勝に向けて盤石、といったところでしょうか。
昨季の対戦成績は2分け1敗と、一度も勝利なし。カターレ史上初のアウェイでのシーズン最終戦で対戦して以来。1年でのJ2復帰という目標は潰えたながらも意地を示さねばならない試合でしたが、先制を許し、オウンゴールでどうにかドローという、どうにも締まらない結果となってしまったのでした。
アウェイ琉球戦は、JFL時代の対戦も含め、過去3度の対戦で一度も勝ったことが無く。さらに相手は好調で首位固めに鼻息も荒い―――いろいろな意味で、難しい試合になってしまうであろうことは想像に難くないかと。
もしここで簡単に相手に屈してしまうようなことがあれば、「ああ、またか」とか、「これまでの無敗は、たまたまうまくいっていただけのまぐれか」などと揶揄されかねません。J2復帰への悲願も、しぼんでしまうのではないかと。
ここが、踏ん張りどころ。そして、ピンチはチャンス。
昨季のように“下位からは勝ち点を得られる一方で、上位には歯が立たない”なんてことを繰り返すのではない―――相手が首位であるならば、それを撃破してさらに勢いづく!という気概を結果につなげなければ。
ここできちんと結果を出すことによって、内外に認めさせることになるのではないかと。
そう、カターレが優勝を目指すクラブに間違いなく、その覚悟もあるということを。

期待したいのは、苔口。
1試合ぶん空いたけれども、それでも3試合連続ゴールを決めて勝利に導く活躍が見たいです。
試合が無かった影響をものともしない、沖縄までの移動もなんのその、という躍動でもって、ファン・サポーターの期待に応える安心感をだしてほしいところかと。
もちろん、前節の例もあるように、1点先制したくらいでは相手はひるまないことでしょう。
だったら。1点で足りないなら2点、さらに3点を挙げることで、相手を圧倒するくらいでなければ。1試合の空きを、ハンデではなくプラスであったと結果で示す活躍を期待します。

開幕2試合目に100%負けていた呪いを破ったように。これまで勝てていなかったというなら、そのジンクスも打ち破ってやろうではないかと。
カターレの元監督であった安間監督や中島との因縁の対決を制したFC東京U23戦のように。気持ちを見せねばならない試合を制し、首位撃破をやってのけようじゃないかと。
無敗継続だけでない、3連勝へ。
覚悟を示す戦いに勝利せよ!!!
沖縄土産は、勝ち点3!!

勝たれ!!!富山!!!!!
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暴風の影響で開催中止 ガイナーレ鳥取戦

2016-04-19 02:05:10 | カターレ富山
先日来、熊本を中心とした地域に甚大な被害をもたらした一連の地震災害。未だ終息の見通しは立っていないなか、犠牲となった方々に哀悼を、被災された方々の1日でも早い平穏をお祈り申し上げます。
この地震の影響で、九州地方で開催されるはずだったJリーグ公式戦が開催中止に追い込まれ。かの東日本大震災で1ヶ月あまりに渡ってすべての試合が中止された日々が思い出された人も多いことかと。

そして、本来その地震による中止とは関係ないのに、あるいは台風直撃以上の暴風が吹き荒れたことにより、開催中止に追い込まれてしまったホーム鳥取戦。
これまでも悪天候の影響で開催が危ぶまれた、試合時間が変更されたというケースはあったものの、開催中止で後日改めて代替試合というのは、カターレ富山史上初のこと。
こんな時期に何故?というか、はたまたこんな時期だからなのか。
いずれにしても、初めてのケースで先送りとなってしまった第5節。

ネガティブに考えてしまうと、そりゃ、いろいろ考えてしまいます。
せっかくの連勝の勢いが削がれてしまうのではないかとか。未勝利の鳥取に立ち直る猶予を与えるのではないかとか。
現時点で上位を争う琉球、秋田が勝利。その1勝ぶんのプレッシャーを感じてしまうのではないかとか。
しかし、起こってしまったことをどうこう言っても始まらない。
逆に、ポジティブなところを探すくらいでないと。
例えば、負傷した代えの効かない選手の衛藤が復帰するまでの時間を稼げた、とか。
次は大事な首位・琉球戦。その対策をしっかりと練ることができるとか。

いずれにしても。
優勝を目指して邁進せねばならない、その覚悟になんら変わり無し。
むしろ、アクシデントなどはねのけるくらいの姿勢を示さねば。
延期となっただけで、無敗に変わり無し。連勝継続しなければならないことに変わり無し。
まずはしっかりと、次節に向けて万全の準備をしてほしい。
次なる勝利のために。

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第5節  ガイナーレ鳥取戦

2016-04-16 20:37:29 | カターレ富山
U23クラブとの2連戦で2連勝、首位と勝ち点差1で迎えることとなった今節。昨年5月以来の3連勝を成し遂げるべく、ホームでガイナーレ鳥取を迎え撃ちます。
開幕から4戦連続負けなし。とはいえ、手放しで喜べるかと言えばそうでもない、というのが正直なところ。
決して楽な相手ではなかったし、実際に苦戦もしました。けれどやはり、勝利したU23クラブはチームの成熟度としては他クラブと同一視してよいものか?という疑問符がつくことは事実。ガンバ大阪にしてもFC東京にしても、J1のリーグ戦のみならずACL出場チームとしてメンバーのやりくりに気を遣っているクラブ。力の差はまた別問題としても、常に最善手を求めての編成をしているほかのクラブとは、良い悪いは別として、差というものは、やはりあったかと。
ならば。
「たまたま成熟度の低いチームに勝っただけで、実際はたいしたことなかった」などと言われないためには、まぐれなどではなく力をつけてきているのが勝利につながった結果だということを証明するためには・・・やはり、今節の勝利で3連勝を達成してみせるよりほかないでしょう。
その意味で、相手がカターレと同じくJ2復帰を目指すクラブである鳥取というのは、格好の相手かもしれません。
勝って、カターレこそが優勝を目指すにふさわしいクラブであるという覚悟を見せつけねば。

鳥取は4戦で未だ勝利なし。開幕から2戦続けてドロースタート、第1節がスコアレスドローで第2節が追いついての引き分けとなったのはカターレとまったく同じ。
ただ、その次の2戦が対照的な内容となっています。第3節は、先制点を挙げたあとに追いつかれたものの、そこから振り切って勝利したカターレ。鳥取は先制されながら追いついたものの、勝ち越されて敗戦。前節は、試合開始早々の先制点と試合終盤の2得点で、大事な時間帯にゴールを挙げて勝ったカターレに対し、前半残り少ない時間帯に先制され、そのまま零封負けを喫した鳥取。
カターレは三浦監督に、鳥取は柱谷監督に、それぞれ新指揮官にチーム再建の舵取りを託して始まった今シーズン。
ここまで無敗のカターレに対して、未勝利の鳥取。明暗が分かれています。
鳥取の側も、「こんなはずじゃない」「このままで良いわけがない」との思いを抱えているのではないでしょうか。
気持ちはわかる・・・というか、わからいでか。
1シーズンを通じて、ずーーーーっとそういった思いを抱え続け、ついに最後の最後まで鬱屈したモヤモヤが晴れないままに終了してしまったのが、昨シーズンのカターレであったのだから。
他人事じゃないどころの話ではない、まさに我が事のようによくわかります。
だからこそ。
気持ちがわかるからこそ、油断できないのであって。
一昨年、“裏天王山”と呼ばれたそれまで未勝利であった讃岐との対戦で、技術や戦術云々ではない気持ちの部分で押し切られ、勝たねばならない試合を落としてしまったことが思い出されます。ここぞというシチュエーションで勝てずに意気消沈、というのは、これまで何度も味わってきた苦い経験。
これまで4戦で結果が残せていないからと言って、今節も鳥取はダメだ、という保証などありはしません。
前田 俊介、黒津 勝、フェルナンジーニョといった実力者が本来の力を発揮して牙をむいたならば、カターレも苦戦は免れないでしょう。
2連勝中とはいえ、力の差をみせつけての楽勝であったのかと言えばそうではなく。少なからずピンチはあったし、結果的には凌いだ場面も、決められていたなら同じ展開となったかどうか。スコア的には3-0で圧勝のように見える前節にしても、サイドを抜かれ、揺さぶられてピンチ、という場面には息をのんだものでした。
油断して良いわけがない。あるいはこれまで以上の気迫でもって気を引き締めねば。

むしろ、逆に「やっぱり連勝中のチームは勢いが違う」と相手を意気消沈させるくらいでないと。
期待したいのは、進藤。鳥取との前2戦でゴールを奪った彼に、相手が「またお前か」とげんなりしてしまうような鳥取キラーぶりを発揮してほしいところです。
それでなくとも、勝利に貢献すべく燃える気持ちは持っているはず。ルーキーである脇本や萱沼が活躍しているなかにあって、自分だって!という思いは抱いているはずだから。
その進藤の2ゴールをいずれもアシストしたかたちの北井の活躍も期待したいところです。
好調の苔口の3試合連続ゴールが見たい、というのは言うまでもないことではありますが、それだけじゃないところを。進藤、北井に、あとは中西もですが、攻撃的ポジションの選手として結果に、ゴールにこだわってほしい。そして、ホームでシーズン初ゴールを挙げ、ファン・サポーターの期待に応えてほしいところです。

“たられば”を言い出したらキリがないし、言ってもしょうがないことではあるのですが、それでも。
「こんなはずじゃない」「これで良いわけがない」との思いにとらわれてしまったまま抜け出せなかった昨シーズン。振り返ってみれば、曲がりなりにも勝利をおさめた開幕戦の次の試合、鳥取戦で敗れてしまったことが、その始まりであったのかもしれません。もし、あのとき勝っていたならば、あるいは同じ結果とはならなかったのではないか・・・いや、言っても詮無いことではありますが。
ならばこそ。
せっかく4試合負けなしで3連勝を目指す戦いとなる今節。負けてしまって再び歯車を狂わされてしまうことなど、あってはなりません。
J2復帰を狙うライバルクラブに、カターレは本気で優勝を狙うクラブだ!という覚悟を見せつけ、勝利せねばなりません。
勝ちを譲る気など、毛頭無し!!初勝利は富山戦以外でどうぞ!

今節の勝利での3連勝は、目先の目標として言うまでもないとして。このまま28連勝をする気はあるか?ということ。無理かどうか、じゃない。やるか、やらないか。
当然、やる方向で。
だったら、勝つしかないでしょうよ。
JFL時代より、過去4度のホーム鳥取戦では未だ負けなし。無論、今節も勝つ!!!
2連勝がまぐれでないことの、これからの躍進に期待して良いという証明を、ホームのファン・サポーターの前で打ち立てろ!!
勝たれ!!!富山!!!!


追伸:
吉川 拓也選手 鈴鹿アンリミテッドFCへ期限付き移籍
週半ば、ヨシタクの期限付き移籍が発表されました。
2011年に大卒で新加入してから5年。若手から中堅へと立ち位置が変わっていくなか・・・兄でありチームメイトでもあった健太の昨シーズン限りでの現役引退も、あるいは自分を見つめ直す契機であったのかもしれません。
プロサッカー選手としての自分に、なにができるのか?
そのひとつの答えが、この移籍であろうかと。
所属するクラブは変わっても。富山で得た経験、誇りを胸に、覚悟をもって全力でプレーすることを願っています。
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