行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

第10節  松本山雅FC戦

2014-04-29 01:01:06 | カターレ富山
どん底状態からの脱却を期して。なによりも今シーズン初勝利を目指して。
ホームのファン・サポーターの期待に今度という今度は応えるべく、松本山雅FCを迎え、TOP OF北アルプスの一戦を戦うこととなる今節。
J2屈指の動員を誇る松本からは、GWの14時開始ということもあって大挙してファン・サポーターが押し寄せることでしょう。正直なところ、“ホームなのにアウェイ状態”になってしまうことは避けられないのではないかと。
現在4位の松本。得失点ともにリーグワーストの成績、開幕未勝利で最下位の弱小富山ごときに勝つのは当然、普段はあまり出場しない選手の活躍や、何点獲るのか楽しみだなー、というところでしょうか。悔しいですが、これまでの戦績面では、何も言い返すことができません。
けれど。
だからと言って、負けてもしょうがないなんてことにはなりません。絶対に。
上位チームだって?それがどうした。最下位からすれば、相手全チームが上位チームだっての。
逆に、ピンチはチャンス。
余所から見れば、富山の負けで当然のこの試合。そこを勝って、「あれ?」と思わせてみろ、という。「こんなはずでは」と思わせてみろという。
当然の予想をひっくり返してみせて、ただの勝利・勝ち点3以上の結果を得てみせろと。
昨年の10月27日の水戸戦以来、オフシーズンを挟んで半年もホームで勝っていません。あるいは、ホームで勝つとはどういうことかを忘れてしまっているのでは?
それなら、勝って思い出させるまでのこと。そのために必要なことは、全て、余すことなく試合で発揮し、勝利をもぎ取る。
試合終了後に喜ぶアウェイサポーターを尻目に沈痛な表情、という“これまで通り”なんて、もうまっぴらです。
勝つことでしか、泥沼は抜け出せない。
ならば、勝つしかないじゃないか。

セットプレーからの守備に隙を見せてしまい、決められてしまう。獲られてはいけない時間帯に失点してしまう。前節もまた、これまでの悪癖を繰り返してしまったが故に敗れてしまいました。
加えて言えば、相手チームにとって決めて欲しい選手にきめられてしまうという傾向もまた同様に。前節で言えば、それまでのSBからFW起用に戻して期待されたチェチョンハンにまんまと2失点してしまったように。
その意味で言うなら・・・やはり、MF船山貴之には最大限の注意を払わねばならないことは確実。今季ここまで開幕戦のハットトリックを含め6得点。カターレのここまでの総得点が3だというのにね。それでなくとも、過去4試合の富山戦で6得点中5得点を挙げている、昨年はハットトリックを決めているという、まさに富山キラー。今回も、当然のように意識してゴールを狙ってくることでしょう。
そういった、相手にとって決めて欲しい選手にやられてきたのが、これまでのカターレ。
むしろ、逆にわかりやすい。そういった選手を止められない限り、勝てないと。ならば、止める以外にないだろうよ。

逆もまた真なり、というか。
相手にとって決めて欲しい選手に決められて敗れている一方で、こちらにとって決めて欲しい選手が決められていないから勝てていない。
9試合で20失点も大概ひどいけれど、9試合で3得点もひどすぎるということを、よくよく噛み締めねばなりません。それがどんなに苦くとも。
3得点なんて、1試合で獲ってもまったくおかしくない程度の得点であることを・・・そんなことすら満足に出来ていない現実を、よくよく噛み締めねば。それがどんなに苦くとも。

期待したいのは、白崎。
前節、それまでフル出場してきたなかで、初の途中交代。まだやれる、やらなきゃいけない、という思いはあったでしょう。それでもなお、代えられた。その意味するところを・・・今節、何をしなければならないのかを、考え、ピッチ上のプレーで体現せねばなりません。
攻撃の軸として、求められることはなにか?決まっています。自身のゴールであり、アシスト。
最後にホーム戦で勝利した昨年の水戸戦で見せたゴールのように。あんな、チーム勝利に導き、スタジアムのファン・サポーターを歓喜させるプレーが、なによりも求められているのです。
松本に今季新加入してレギュラーとして定着しているDF犬飼 智也とは、清水に同期入団した元チームメイトにしてライバルだとか。そんな相手を、がっかりさせるわけにはいかないでしょう。現状、がっかりさせてしまっていると認識すべき。そんながっかり状態の自分に勝っても犬飼はうれしくないであろうことを、自覚すべき。
やるべきことは、ただひとつ。清水を離れて富山で中心選手となっている今、その自分自身の力を見せつけること。そして、勝つことで悔しがらせるくらいやってやれ、と。
同じく、清水でチームメイトであったウチケンにも言えること。期限付き移籍で富山にやってきたのはなんのためか?期待に応えられないままくすぶっているためか?違うだろう。ならば、やらなければならないことは決まっている。そう、チームに勝利をもたらすこと。それ以外にあり得ないのだから。

TOP OF北アルプスの戦いは、3失点1敗のカターレが目下最下位。覆すのは容易ではなく・・・今節、引き分け以下で即終戦と考えていいでしょう。
優勝を目指すなら、残り3連勝が絶対条件。むしろ、3連勝してさえ届かない可能性すらあるなかで。
それでも勝ちたいならば。やってやるしかない。得失点差が-3である以上、複数得点は必須。
「ここまでわずか3得点のチームが複数得点とか(笑)」なんて言われるかもしれないけれど。
「1勝もできない最下位のザコが4位のチームに複数得点で勝とうとか(笑)」なんて言われるかもしれないけれど。
できるかどうか、じゃない。

やるしかないんだ。

最下位のチームがやるべきことは、他のチームのカモになってやられ続けることじゃない。
なりふりかわまず勝ちに行くこと、ただそれだけだろうが。
ならば、勝て!
勝って、ホームのプライドを取り戻せ!!!
松本の大サポーター集団を、勝って黙らせろ!!!!
勝たれ!!!富山!!!!!
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悪しき流れは変えられず。またも大敗し、ついに最下位  大分トリニータ戦

2014-04-28 21:53:09 | カターレ富山
0-3で敗戦。
せっかく前節で連敗をストップさせ、さあ、これからだ!という機運を盛り上げたはずだったというのに。
なにも、変わってはいませんでした。
相変わらず、セットプレーから失点。相変わらず、要注意選手に決められる。相変わらず、チャンスを活かせず決めきれない。相変わらず、決められてはいけない時間帯に決められる。相変わらず、反撃が実らない。
そして・・・相変わらず、負ける。
一方、初勝利こそならなかったものの、2試合連続引き分けで勝ち点1を積み重ねた讃岐。勝ち点2は同じものの、得失点差で抜かれ、ついに最下位。
開幕9戦未勝利では、最下位もやむなし。リーグワースト総得点では、最下位もやむなし。リーグワースト総失点では、最下位もやむなし。さらに、上位との対決がほとんど無かったなかでの最下位というのだから、始末に負えない。
悪夢のようだけれど、現実。
まさに、どん底。
しかし・・・嘆いたところで、状況は何も変わりません。そこから、なにをするのか。
降格が、現実味を帯びているということをどう受け止めるのか。
頑張るだけでは、駄目。頑張るのは当たり前。
「頑張っていればいつかは報われる」なんて考えは、捨てなければなりません。他のチームだって頑張っているのだから。
他のチームも頑張っているところをさらに上回って・・・そこから、どこかのチームを蹴落として生き延びねばならないのです。
降格の危機なんてものは、自分たち以外のどこかに押しつけねばならないのです。
今現在、崖っぷち。そこから、どこかを身代わりにせねば、生き残ることができないのです。
蹴落とすだの、身代わりにするだの・・・表現はちょっとアレやもしれませんが、それが現実。
そこに、甘ったれた干渉を挟む余地など、無いのです。
「激弱富山がいれば安心」なんて思われている状況を打破するのは・・・勝って自分たちで現状を変えていくしかないのだから。
連敗を止めても変わることができなかった事実を、重く受け止めるべき。
なにが変われば勝てるのか、降格争いをせずに済むのか、もういちどしっかりと突き詰めるべき。
最下位が異常事態という認識を、しっかりと持つべき。

変わらねば、変えられません。
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第9節  大分トリニータ戦

2014-04-26 06:02:46 | カターレ富山
連敗を6でストップさせ、失点後に追いつく意地も見せることが出来た前節。最悪期を抜け出し、良い方向へと転化するきっかけは出来たように思います。
けれども。
依然、開幕から未勝利。まだ、何も成し遂げてはいません。ここでまたしても無様な敗戦を繰り返してしまうようでは、先行きは暗いと言わざるを得ないところ。
ならば、やるべきことはひとつ。今節を勝負所と発奮し、是が非でも初勝利を勝ち取る。それ以外にありません。
悪い流れだけ継続して良い流れはすぐに立ち消え、なんてことには、してはならない。むしろ、良い流れこそ継続して、悪い流れは断ち切らねばならないのだから。
前節の内容からも、良化への兆しは見えました。あとは、それを結果に結びつけねば。
勝利こそが現状打破への特効薬。絶対に勝つという強い気持ちを、初勝利へと繋げ!

前節は首位の湘南を止められず、0-4と大敗した大分。前節千葉戦もそうでしたが、2試合連続で湘南戦の大敗からの巻き返しを狙うチームとの対戦となります。
昨季はJ1だった大分との対戦は2年ぶり。そのJ1ではぶっちぎり最下位と、いろいろつらい思いもしてきたようで。しかも、ホーム戦に至っては1勝も出来なかったとか。
そんなところに、「開幕未勝利の激弱ザコチームがのこのこやってきたぞ」というところでしょうか。鴨がネギを背負ってきた、とでも言うか。
大分からすれば、勝って当然、前節の失点を補填する大量得点で勢いをつけるための踏み台、くらいの認識かもしれません。
卑屈な見方であることは承知していますが、それでも、それを否定しきれない現状があるのもまた事実であるのがつらいところですが・・・。
ここまで3勝2分け3敗で13位と、J1復帰を目指すには不本意な成績に甘んじている大分。
原因としては、決定力不足でここまでわずか6得点ということが挙げられます。いや・・・わずかどころじゃない3得点しか挙げていないリーグワーストのカターレが言うのもなんですが。
つまり、お互いの課題は同じ。チャンスは作れてもそれをゴールという結果に結びつけられていない状態をどうにか改善し、勝ちに繋げねばならない。それに尽きます。

得点が無ければ勝利も無し。そのために、いかに得点するかに懸かっているわけですが。しかも、今季アウェイ戦では勝てないだけでなく無得点。その現状を、1秒でも早く打破しなければならないのであって。
前節、持ち味の突破力を存分に発揮してサイドで存在感を見せつけた中島。個人でなんとかしてやろうという気持ちが空回り気味だったこれまでと比べて、前節のそれは周りが見えていた上でのプレーであったことが感じ取れました。それは、同点ゴールをアシストした場面でのプレーからも明らか。ならば、今節はそれにさらに磨きをかけねば。アシストはもちろんのこと、容赦なくゴールを狙っていく姿勢でもって、相手に脅威を与え続けてほしいと思います。
もちろん、中島ひとりきりでそれを成し遂げることはできません。前節、目に見えてそれまでよりも良いプレーをしていたことがうかがえた白崎にも、同様に活躍してもらわねば。持ち味の鋭いスルーパスの精度を高め、ゴールに繋げていってほしいところです。

失点しなければ負けは無し。連敗は6でストップしたものの、失点は7試合連続で継続中です。得点を挙げることも当然ながら、今節は連続失点を阻止せねば。
2試合連続スタメン出場中のヨシタクの働きに期待したいです。前節に見せていたような的確なカバーリングが今節もしっかりと出来たならば、相手とてそう易々とチャンスを作れないでしょう。
そして、ふともも違和感で今節を見送るらしい秋本に代わって、ヨシケンが約2年ぶりのスタメンだとか。ヨシケンと言えば、昨季はフィールドプレーヤー中最少の出場時間にとどまり、不本意なシーズンとなってしまっていたところ。それだけに、久々のスタメンには気合いも入って当然というところでしょう。
気合いを前面に打ち出したプレーぶりが魅力のヨシケン。その気迫でもってチームを鼓舞し、ともすればメンタルの弱さで勝てないところのあるチームに踏ん張りを利かせてほしいと願うばかりです。
吉川ブロスの競演で、チームをシーズン初勝利へ!

ゴールデンウイーク連戦の幕開けとなる今節。どのチームも、その連戦の初戦を勝って勢いに乗りたいのは同じ。
けれど、勝利を欲する気持ちを、どこよりも打ち出さねばならないのはカターレ。それは、間違いありません。
これまでの未勝利を無かったことには、できない。
けれど、これまでの弱い自分たちを変えることなら、できる!!
ならば、勝て!!
勝って、連敗から連続負け無しへとシフトせよ!!!
勝たれ!!!富山!!!!!
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気迫を見せて連敗阻止。初勝利はならずも、半歩前進  ジェフユナイテッド千葉戦

2014-04-21 23:58:41 | カターレ富山
1-1のドロー。
またも勝つことができず、開幕連続未勝利を更新してしまったことは痛手。けれども、試合終了後に挨拶に訪れた選手たちに対し、ファン・サポーターは前回ホーム戦のようなブーイングではなく、拍手で迎えました。
確かに、勝てた試合を、勝つべき試合を落としてしまった感はあります。内容が勝利という結果に結びつかないもどかしさは解消されないまま。ですが、開幕戦以来となる勝ち点1は、単なる1以上の価値をチームにもたらしたのではないか―――多くの人がそう感じられたからこその拍手であったかと思います。

体調不良の苔口に代わって三上が初スタメン。中盤に秋本がスタメン復帰し、CBはヨシタクと平出のコンビ。そして、ルーキーの田中がJ初出場・初スタメンとなりました。
御厨、ヨングン、ウチケンといったこれまでのレギュラーを外しての新布陣。「なにかを変えて変わらねば」という思いが実戦で活かせるかどうかが問われた試合となりました。
開始早々の5分、突破を試みた中島が倒され、ペナルティエリア付近のゴールほぼ正面という絶好の位置でFKを獲得。キッカーのヨンドクに大きな期待がかけられました。
しかし。惜しくもポストにはじかれゴールならず。
なんだかなー、という気持ちになりました。きっと、強いチームなら、得点を引き寄せる力のある“持っている”チームなら、ここで難なく決めて先制していたであろうシチュエーションだっただけに。やはり、今のカターレは“持っていない”チームなのかと。
とはいえ、そんなことを気にしていても仕方がない。勝つための努力を続けていくよりほかないのだから。
そんななか、各選手の動きに目を向けてみると。
初スタメンの田中については、頑張りは評価したい一方で、もうちょっと、という感も。そりゃ、プロ初出場で緊張せずに十全に力を発揮しろ、というのも酷ではありますが。前に位置するポジションの中島との連携や距離感は、もっと場数を踏めば良くなるだろうに、というシーンが散見されただけに、さらなる精進を期待というところでしょうか。
とは言うものの、それは言い換えたなら、そういった要求をしたいレベルには達しているということであって。今後に期待です。
ディフェンス陣で目を引いたのが、ヨシタクの頑張り。
動き出しのタイミング、ポジショニングの適切さなど、献身的な守備にうならされたのでした。これも昨年の金沢で修行した成果というところなのでしょうか。きちんと役割を全うする姿が印象的でした。
役割を全うするといえば、これまでに比べてプレーの精度が上がっていたように感じた中島と白崎。
ボールコントロールの巧みさとドリブル突破が持ち味の中島ですが、その際の視野がこれまでよりも広かったというか。プレーに関わる余裕の幅が増えたというか。
そして、白崎。後列から供給されたボールを受ける、散らす、時に自分で行くといったプレーの質が、これまでより上がっていたように見受けられました。決めなければならないシーンで得点できなかったりしたところは課題ではありますが、それでも、練度のレベルアップは感じられました。
三上については、実力をフルに発揮したならもっと行けるんじゃないのか?という印象。まだ、力を発揮ししれていないような。これも経験を積んでいけば、というところでしょうか。

0-0で折り返した前半。
終了間際に警戒していた田中佑昌に頭で合わせられ、あわやという場面でバーにはじかれて難を逃れる、という場面があって肝を冷やしたりもしましたが。
全体的な印象としては、まぁまぁ。よく頑張っているし、防戦一方ということもない。チャンスも作っている。
けれど、その一方で。
ふとしたタイミングでピンチを招きそうな気配もまた、あったのでした。これまであったような、ワンチャンスをものにされて失点してしまっていたような、あの雰囲気が。
バーに助けられてツキもある。ならば、いかに無失点で切り抜けながら、チャンスで決めるかだが・・・そのためにはやはり、無失点で切り抜けるしかあるまい。
・・・そう、思っていたのですが。
後半開始からわずか6分、失点を喫することに。
山形に所属していた昨年もゴールを許してしまった中村太亮に移籍後初ゴールを決められてしまい、与えてはいけない先制点を奪われてしまったのでした。
しかも、むしろ自分たちが得点したかった時間帯に出端をくじかれるかたちで。
今季ここまで、失点を喫したあとには1得点も挙げられていない。前節も、ショックを引きずるかたちでズルズルと大量失点してしまったし。また、繰り返してしまうのか?―――そんな思いもよぎりました。

けれど。
今節は、そこでうつむくことはありませんでした。
失点から4分後の55分、中島のラストパスを受けた大西が蹴り込んだシュートが決まり、同点!今季初の逆襲の得点でした。
失点直後、監督は声をかけようとピッチサイドまで行ったものの、選手たちの表情を見てやめたとのこと。それだけの気迫をもって挑み、それを同点ゴールへと繋げた成果は、ひとつの成長として評価されるべきものです。
ホームの期待を背に、なおも攻め立てるカターレ。逆転への意志は揺るがず、終盤まで集中力を切らしませんでした。
ただ、惜しむらくは、それが逆転ゴールにはつながらなかったこと。交代枠をひとりしか使わない、あるいは使えないほど皆が集中して臨んでいたものの・・・結果がついてこなかったのは、無念です。

前節に大量失点で敗れた後の試合、といった条件では千葉も同様だったのですが、だからでしょうか、千葉は実力を発揮し切れていない印象でした。
やはり技術的には上で、パスの精度もやはり上。しかし、それでもなにか、こちらのサッカーにつきあってくれていたというか。狭い局面で勝負せずとも良かったであろうところにわざわざしかけてきていたりとか。
ベンチにいながら出場がなかったケンペスなんかが個の力でゴリゴリと攻め立ててきたならば、こちらとしても対処に苦慮したとは思いますが、それもなく。
だから、実力をもって千葉と互角以上に渡り合った、とは言い切れない部分の方が多くて。過信は禁物。真の勝負はアウェイ最終戦となる第41節までお預けというところでしょうかね。

引き分けに判定があれば勝てていたであろう試合。けれど、それはなく、勝ち点1は勝ち点1。
連敗を6でストップできたことは評価したい一方で、依然として開幕未勝利は継続したまま。
まだ、何も成し遂げてはいません。
とはいえ、これまでの悪しき流れのひとつはクリアし、勝利へと近づいたことは、紛れもない事実。
ならば、それを今度こそ結果に、勝ち点3へ結びつけるために。
連敗が止まったなら、今度はそれを連続負け無しの始まりとせねば。
今節見せた気迫を、さらなる力へと昇華せねばなりません。
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第8節  ジェフユナイテッド千葉戦

2014-04-19 22:33:19 | カターレ富山
もやは、問答無用。今季ワーストの4失点惨敗を喫した前節からの再起をかけて。6連敗からの脱却をかけて。そしてなにより、今季初勝利をかけて。
勝利の歓喜を待ちわびるホームのファン・サポーターの期待に応えるべく、必勝を期して臨まねばならない今節。
是が非でも勝利しなければならないのは、過去の戦績では分の悪い千葉であっても例外ではなく。むしろ、前節の愛媛にしてもそうだったように、ここまで相性の良いとされてきた相手に勝てずに来てしまっただけに、逆にこれまでほとんど勝てなかったようなチームから勝利を奪い取っていくくらいでなければ。
「どうせまた負ける」なんて声を打ち消すのは、勝利という結果のみ。
発想を、逆転させればいい。
今必要なのは、勝利とそれによって得られる自信。ならば、勝つのが困難な相手であれば、それだけ勝って得られる自信も大きいものとなる、ということ。
連敗を続けながら得られるものなんて、無い。増えていくとすれば、悔しさが薄まっていく危惧だけ。
相手よりもまず、弱い自分たちに打ち勝て!
ホームに、熱と活気を取り戻せ!!

前節は首位の湘南と対戦し、0-6という歴史的大敗を喫した千葉。ここまで3勝1分け3敗で14位と、不本意どころではない状況に歯噛みしていることでしょう。
いや、あるいはきちんと切り替えてくるのかもしれません。前節のことはさっくりと忘れ、未だ勝ち無しの雑魚富山をボコって、前節のマイナス分を速攻で取り戻そう!くらいに。
ダメージのでかい大敗だっただけに、その直後が余裕で勝てる相手でラッキー!くらいに・・・思われていたとしても、否定できません。
本来なら首位争いをしていてもおかしくないチームであることは明白で、昨季J2得点王のケンペスには実際に直接対決でやられているし。昨季ホーム戦で2失点を喫した田中佑昌をはじめ、実力者がそろっているだけに、それら選手が確実に力を発揮して攻め立てられたならば・・・やはり、苦戦は免れないでしょう。
しかし、だからといって守勢に回っても、これまでの悪いイメージが頭にある限りは、そうそう上手く立ち回れないのではないかと。
そこであえなく失点しようものなら、また同じことの繰り返しでしょう。

相手の攻撃力は脅威でしょうが、むしろ攻撃は最大の防御とばかりに、こちらが攻めっ気たっぷりに挑まねばならないかと。
何はなくとも、先制点を奪う。どんなかたちでもいい、なにがなんでも奪う。これしかない。
チャンスに決めきれない?ここまでたった2得点?そんなことはどうでもいい。気にしている暇があったらシュートの1本でも決めて見せろと。
自分たちの時間帯に決めきれずに主導権を明け渡してしまう、という悪癖を、もう捨て去らねばならないのであって。そんなことをしている暇があったらゴールをこじ開けろと。
千葉だって、いかに無敗の湘南が相手だったとはいえ、前節は6失点しているのだから。それが、リーグワーストの富山ごときに決められたとあっては、動揺しないはずがないでしょうよ。
つけいる隙を、いかに突くか。そのためにはやはり、確たる信念を持って攻撃、そして得点という流れが必要不可欠。
思い出してみるといいでしょう、去年のホーム千葉戦。
優勢に試合を進めながら、ワンチャンスをものにされて失点。PKで追いつくチャンスがありながら失敗、逆に勝ち越しを許してしまうという、昨今のガッカリ試合の典型のような、苦い敗戦でした。
試合後、強豪チームとの対戦であったことを踏まえてなおブーイングが、なんて書かれたりもしましたが・・・あれも、今と同じ。相手が強かったのではなく、自分たちが弱かったから負けた試合だったということで。
そんなことを、もう繰り返してはならない。そうではなく、見たいのは一昨年のホーム戦以来となる、千葉戦2勝目。

期待したいのは、白崎。
昨年秋の、アウェイガンバ戦を思い出してほしいと思います。あの、リーグ戦初得点のことを。
いかに実力に差がある強豪が相手であろうと、無得点で仕方ない、なんてことは無い。あの得点は、遠藤と今野の連携ミスの隙を突いたものでしたが・・・そう、たとえ日本代表レギュラーであろうが、ミスはする。ゴールを奪う確たる信念があれば、決して不可能なんて無い。そのことを、格上の千葉との対戦となる今節、是非とも思い出してほしいです。
そして、もちろん狙うは今季初ゴール。なんなら、2点目、3点目も決めて良し。ホームのファン・サポーターに勝利を届ける得点を!!

メンタルの弱さが連敗につながっていることは、確か。
けれど、それは変えられるもの。どうにもならないものでは、決してない。
どうすれば変えられるか?
もちろん、勝てば変えられる。間違いない。
やるべきことは、至ってシンプル。ならば、その成就に向けて邁進するのみ。
格上が相手でも、遠慮はいらない。容赦なく勝て!!
自分に負けるな!勝てば変わる!!ならば、変えろ!!!
勝つ!必ず、勝つ!!!
勝たれ!!!富山!!!!!

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