大好きな馴染みの吉祥寺も、 杏林大学病院へ
お見舞いに通う途中での街歩きは、滲んで見えた。
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出棺の時は、泣き出しそうな曇り空だったのに
兄がお空に上がり、火葬場を後にするときは、悲しい青空でした。
3月の初め、 私の兄を送り出してきました。
まだ50代半ば・・ お兄ちゃん、早すぎるよ・・・
小さい頃、お兄ちゃんの友達と一緒に遊んでもらった時に
かくれんぼして、お兄ちゃんの姿が中々見つからないと
半べそをかいて「お兄ちゃん~」と捜した日が思い出される。
お兄ちゃんと遊びたくて、くっつき虫だったものね(汗汗)。
思い返してみると、兄は私の目標でライバルで
仕切りがあるけど少し音が聞こえる隣同士の部屋でお互いに切磋琢磨。
目標にしていた同じ高校にも合格できて、うれしかったなぁーー
大人になってからは、 それぞれ・・ になったけど
それでもやっぱりお互いのことを思いやりながらの年月だったね(^^)
本が好きで、山が好きで、サッカーも好きでーーー
将棋もプロ級で、 スポーツ全般詳しくて (褒めすぎ?)
お兄ちゃん、人生は楽しめたかな?
棺には去年やり遂げた仕事、藤沢周平の本を奥さんが入れてたね。
私、あの本、本屋さんでちゃんと買ってみるね!
とりとめがなくなるけど、
私はちょっと早めにいなくなったお兄ちゃんの分まで
しっかり生きてみようと決めています。
そう、お兄ちゃんの分まで!!!
ありがとう、お兄ちゃん、
病気になった最期は苦しかったけど、がんばったね!
生まれ変わっても、あなたの妹になりたいです・・・
きっとまたどこかで会おうね、 約束だよ。
くっつき虫だった妹より。