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地名アラカルト

各地の難読地名や珍しい地名についての由来やエピソードなどについて調べてみたいと思います。

新潟県の難読小学校名  いくつ読めますか ④

2018年08月10日 12時38分44秒 | Weblog
①柏崎市立鯨波小学校  柏崎市鯨波乙  
②柏崎市立比角小学校  柏崎市扇町
③柏崎市立内郷小学校  柏崎市西山町上山田
④新発田市立米子小学校  新発田市真野原外     
⑤新発田市立五十公野小学校 新発田市五十公野    
⑥新発田市立御免町小学校  新発田市大栄町4丁目
⑦新発田市立菅谷小学校  新発田市繁山         
⑧新発田市立外ケ輪小学校  新発田市中央町5丁目    
⑨小千谷市立千田小学校  小千谷市千谷甲        
⑩加茂市立下条小学校  加茂市中村

読みなど

① くじらなみ 古くは桂波といったが,あるとき日本海では珍しい鯨の大漁があったことから,この地名に変わったという。JR信越本線鯨波駅がある。
② ひすみ 明治7年創立。鎌倉期からみえる荘園名に因む。由来は大国主命を祀る日隅(ひすみ)宮によるとも,歪(ひずみ)田によるともいう。明治22年4月,比角村が単独村制施行(~大正15)。自治体としての比角は消滅したが,市内に町名として残る。
③ ないごう 昭和54年開校。明治34年別山・中川の2村が合併して内郷村村制施行(~昭和31)。
④ よねこ 「よなご」ではない。地名の由来は紫雲寺潟新田の開発願人の竹前権兵衛(1679-1749)の故郷信州米子(ゆなこ)村に因み,米子新田と名付けられたが,のちに「よねこ」に転訛したという。
⑤ いじみの 明治6年開校。地名の由来について『五十公野村々是』は,上杉謙信の臣・井地峰導恕斎(五十公野道如斎)に因むとも,峰が五十あり五十峰と称したのを改め五十公野としたともいう。また菅井真澄の『高志栞』によると,五条道兼が当地の竜昌寺で没する際,当地を五条公野と呼ぶよう遺言したが,訛って条が十になったともいう(『角川・新潟』)。校名も読みも四字校名。
⑥ ごめんまち 昭和24年開校。御免町は江戸期に藩主お抱えの蒔絵師・畳職人・大工などの屋敷があり,これらの職人は諸役を免除されていたことに因むという。
⑦ すがたに 昭和56年開校。菅谷は加治川支流の坂井川中流域に位置。明治22年4月,菅谷村や繁山新田などが合併して菅谷村村制施行(~昭和30)。
⑧ とがわ 校名の淵源は明治元年。外ケ輪の町名は,江戸期に城の外を取り囲むように中級家臣の武家屋敷があったことに因むという。校名も読みも3文字。
⑨ ちだ 昭和30年開校。明治22年4月,千谷と小粟田(こわだ)の2村が合併して千田村村制施行。村名は各村の一字をとった合成地名。校名も読みも2文字。
⑩ げじょう 明治22年4月,南蒲原郡下条・天神林の2村が合併して下条村村制施行。同名校が十日町市と愛知県豊橋市にある。

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