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地名アラカルト

各地の難読地名や珍しい地名についての由来やエピソードなどについて調べてみたいと思います。

難読駅名を楽しもう いくつ読めますか  加佐登,神畑,宇宿,神立,入地

2016年10月24日 10時45分22秒 | Weblog
①加佐登 (JR東海)関西本線。三重県鈴鹿市加佐登一丁目
②神畑  上田電鉄 別所線。長野県上田市神畑
③宇宿 (JR九州)指宿枕崎線。鹿児島市宇宿三丁目
④神立 (JR東日本)常磐線。茨城県土浦市神立中央一丁目
⑤入地  関東鉄道竜ヶ崎線。茨城県龍ケ崎市入地町(まち)

読みと由来等

①かさど 加佐登神社に因む。日本武尊がもっていた笠と杖を御神体として祀ったのが,加佐登神社の始まりという。

②かばたけ 信濃川支流の産川(うぶがわ)流域に位置。下之郷にある生島足島(いくしまたるしま)神社に近く,同社の神服部(かんはとべ)が転訛したものといわれている。

③うすき 鵜が多く棲みついていたことに因むともいう。アイヌ語説もある。同読異字駅名に臼杵駅(JR日豊本線。大分県臼杵市)がある。

④かんだつ カンダツとは,雷,雷神のことで,雷を祀った神社があつたことに由来するという。静岡県浜松市東区神立町や大阪府八尾市神立は「こうだち」と読む。

⑤いれじ 小貝川下流左岸に位置。川に入りこんだ土地の意か。


『難読駅名を楽しむ,和食,糒,飯給は何と読みますか』(筑波書房)参照