Studio Flow's こころの声 blog

2018年末左手橈骨粉砕骨折後、入院・手術・リハビリを経験。その後の気づき・思うこと、老親、勉強のことを書いていきます。

入院日記57日 リハビリ6日目

2019-02-28 21:29:58 | こころの声
今日の午前は、談話室で本当に談話。
今週末に退院される方とお話し。
87歳の女性の方で、肩を手術されました。
満州から帰ってこられて、ご兄妹のこと、ご結婚のこと。子供さんお孫さんのお話し。
人生だなー。
とても、柔らかくステキな方。
この方ももう二度と痛い思いはして頂きたくないな。

また、今日は父方の祖母の命日。
お墓まいりに行けなかったな…。
おばあちゃんごめんなさい。

リハビリは明日から午前・午後の2回に分けて実施することになる。
指の関節とかが直ぐに固まってきてしまうから。
浮腫みはほんのすこーし減ってきた…かな。
尺骨側の痺れもすこーし減ってきたような。
作業療法士さんと良いと思える方向を探して試していく。
共に歩くとはこういうことか、と。

今日頂いたお菓子。
色もステキな美味しいクッキー。
入院最初からの同室の方々とお茶をする。
1番つらい時を知っている同志。
だけど、泣き言は皆さん仰らない。
ステキな方々とお会いできてラッキーです。

…本当にツライ出来事でしたけど。

さて、また1日が過ぎていく。
今日より明日、もっと先に行けますように。
あ、もう3月だ!

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入院日記56日 リハビリ5日目

2019-02-27 19:58:41 | こころの声
今日の朝からは、会員の皆様へ未だ退院できない旨をメールにてお知らせをする。

私の骨折は、私の想像していたものよりずっと重傷だったらしい。
肋骨はヒビを入れて3ヶ月苦しんだことはあったけど、その後、理学療法士さん達と一緒に勉強もしてきたけれど、実際自分が患者となってみて、トレーニングとリハビリは全く違うものだということに気がついた。
また、こころ・精神面からのアプローチもまったく違う。

私が今いる病室は4人部屋。
皆さん静か。
しかし、何人かの患者さんは負のサイクルに陥っておられて、文句と悪口と辛さをかなり発言なさっておられるらしい。
私でさえも落ち込むのだから、近くにそのような発言をなさる方がおられたら、聞いている方が病んできてしまう。

可愛いお年寄りの方と、眉間にシワが入ってキツイお年寄りの方がいらっしゃる。
皆さん、それぞれ違うけど同じようにツライ。
ツライんだけど、私は可愛いお年寄りになりたいな。

今の病室はラッキーだった。

野口さんから頂いた、化粧水パックを左前腕にやってみました。
理由は、ずーっと空気にも水にもあててあげられなかったから、ターンオーバーができておらず皮膚がパリパリ。
テープを剥ぐときかなり痛い。
パックを置いてしばらく待つ。
皮膚がぷっくりしてきた。やっぱり保湿は大事ね。



今は左手をさすりながら、筋硬結部を探す。
触って良い場所はOTさんに確認済み。
ただ、やり過ぎ注意!
少しでも早く、出来るだけ痛くなく、動きを出していくべくとにかく頑張ります。

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入院日記55日 リハビリ4日目

2019-02-26 22:03:48 | こころの声
今日午前はいつも通り過ごし、午後2:10からリハビリ。
今日は代理の男性の先生。
同じ作業療法士さんではあるが、やり方はお一人づつ違いがある。
手首のリハビリに入ってから、本格化したというのが本当かもしれないが…

ツライ
正直…手首動くと痛いし ツライ。
指もなかなか曲がらないし。
創外固定後の傷に貼ったテープ交換も、皮膚がパリパリになっていて痛かったし…
かなり落ち込んでおりました。

夕方、久しぶりに祝先生から「その後どう?」とのメールを頂く。
現状の説明、驚きと恐怖感を打ち明ける。

筋浮腫の状態であること…筋浮腫初めて聞きました。
筋浮腫の原因と対処法。
あまり焦らずとも動きはでてくること。
また時間が薬だということも。

また、随意運動と不随意運動の説明。
もちろんこの運動のことは知ってはいたが、先生の説明の仕方も教科書的ではなく、臨床の現場というか…生きた言葉で説明頂き、とにかく動かして使ってあげることの大切さを教えて頂く。

光明を差してくださいました。

リハビリに関わる仕事って、素晴らしい、人を救いあげることのできる仕事なのだと。

本当に皆さまありがとうございます。
おやすみなさい。




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入院日記54日 リハビリ3日目

2019-02-25 21:20:37 | こころの声
今日もいつも通り朝から談話室にて勉強。
しかし…前髪が伸びすぎボサボサの髪が、もう我慢できない。
ので、病院併設のカットハウスへ。
ちょうど空いていて、すぐにカットできた。
こちらは乾いた髪にカットしていくのね…。
やはり長い髪より短い方が好きだな。
2ヶ月半振りのカットでした。

そして、午後2時からリハビリ。
手首中心。
今日のリハビリは談話室だったので、スプリントもその下のサポート(というのだろうか?)も外したので、同じ頃に入院された方々が「こんなになっているんだ」とか「外れて良かったね」とか。
痛みを知っている者同士、良かったねとお互いに言い合える関係性は人として優しいなと思う。
本当に皆さんお優しい…。

リハビリは正直疲れた。
その後の消毒もちょっと沁みて痛かった。
痛いことがあると、気持ちは落ち込み気味となる…。
しかし、防水テープとなったので、今夜はスプリントを外してシャワーを浴びるということにチャレンジ。
何とかできた。
本当に一歩一歩。

さて、私の左手はリハビリからスタートし直しておりますが、ケガのない方々は動けて当然。
脚の浮腫みや、二の腕、肩周り、膝の上あたりのタプタプ感はその近くの体幹に近い方の関節が動けていないと今度の怪我を通して感じております。
肩周りは肩甲骨もだけど胸椎の気がします。
今、閃いたエクササイズは、仰向け・バンザイ・手から誘導しながら布団の上を左右にゴロゴロ転がってみましょう。
これを読まれた方は、是非その関節を動かしてみて下さい。
実施後の感想をお待ちしております。

あれ?
今日は写真を撮っていないです…。
まぁ良いか。

もう一つ心の声
「順調なんですか?」と尋ねられたら、どう返答をすれば良いのだろう。
私はこんな怪我をするのも初めてで、いつどこまでどうなれるのが順調なのかわからない。
何を基準にして判断すれば良いのか…
本当にわからない。
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入院日記53日 リハビリ2日目

2019-02-24 20:03:25 | こころの声

今日は日曜日。

なのでリハビリはお休みなので、自主トレとなる。

昨夜、気づいた事。

仰向けから右へ寝返りをしようと、左手を天井に向かってまず伸ばす。

その後、右手を左手首に添えて右肩の横にセットしているクッションの上に置く。これがいつもの動作。

先日までは、創外固定で「ガシッ」と留めてあったので、創外固定を右手で持って置いていた。

昨夜、いつも通りに置こうとして「橈骨がある!」と、骨の形が右手を通してあることに気づく。

骨があることが当然なんだけど、受傷した時の左手首はフワフワ・ペシャン。それを右手で抱えて持った時のことを思い出した。

ちゃんと骨になってる

ヒトの身体ってスゴイ。

昼食後に左手の爪を切る。

固定されていた時には、手のひらを下に向けることができなかったので、爪はヤスリ(右手は今でもだけど)だった。

回内・回外もほんの少し動いてきたので、爪切りにチャレンジ。

左手終わったら前腕がかなり疲れた。

これも私にとっては立派なリハビリだ。

受傷するまでは、なんでもない動きがこんなに難しいことだったんだと

もう!

思い知ること多すぎ(涙)

17時からシャワーを浴びる。

看護師さんから「左手をビニールで包むのを止めて、傷口だけに防水テープを貼って左腕を洗ってみますか?」

左腕に2ヶ月ぶりのお湯あったかい。

普通のことができるって、なんて幸せなんだろうと思う。

しかし、テープに張り替える時に左手の甲をみて、これ廃用性だと思った。

神は私にリハビリとはどういうものかを教える中で、廃用性の恐ろしさまで教えるんかい?!

と、ツッコミたくなった。

今日の夕方の病室の廊下

夕方の日差しがキレイ。

今は指を1本ずつ持ち上げる練習中。

1本があげきらなきゃ、手首を持ち上げることなんでできるはずがないと。

指って軽いでしょ。それがとても重いんです。

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