Studio Flow's こころの声 blog

2018年末左手橈骨粉砕骨折後、入院・手術・リハビリを経験。その後の気づき・思うこと、老親、勉強のことを書いていきます。

入院日記40日 術後32日目

2019-02-11 19:26:48 | こころの声
入院して40日!! びっくり。
夏休みの長さだと思った今日の日記です。

今日は寒い。
いつもは半袖Tシャツ(創外固定が当たるので、長袖が着れないのが半袖の理由…暑がりとかでは決して無い)に、ダウンベストで平気なのに、その上から長袖フリースを掛けてちょうどいい。

積雪のニュースを見ると、事故とか転んだとか…皆さん怪我しないでねと祈りたくなる。

午前中、いつもの談話室にてお茶をしていたら、70代 中後半の女性の方…この方は耳の手術…が、ラジオ体操されていた。
股関節の動きかなり良い!
動きもスムーズなんだけど、肩甲骨の内転と胸椎の伸展活動…下部僧帽筋と胸棘筋、多裂筋の収縮が見られない。
大臀筋の活動性はなかなかなので、お尻は上がっておられる。

関節の動きはいいのに、勿体ないなーと。
ちょっと胸椎モビって、活動性を高めてあげれば動作は変わるのに。
やっぱりリハビリは疾病に関係するところじゃないとダメなのかな?

昨日、Facebookのスパインダイナミクスのコメントで
「セラピストは無となり、患者の鏡となる。患者の情報を正確に映し出すのです。そして、患者がそれを正しく意識することで、自ら治る意思の方向性を決定します。治療の8割は終わります。」
↑ こんなことできるんかいな?
言葉が綺麗すぎ。こんなキレイな言葉は怪我人には通じない…と私の心の声。

とのコメントがあった ということは…
自ら治るってことは「自立」よね。
自分で治るという意思を持つことで、治療の8割はすでに大丈夫ってこと⁈

そんなに自立していない患者が多いのか?
これを読んで、それよりも慢性疼痛のメカニズムの周知の方が大切なんじゃ?と思うのは私だけだろうか?
慢性疼痛によって、破壊的思考となると痛みは絶対取れないこと。
その時には、前帯状回や内側の前頭前野が働いていること。
その時の思考傾向と、それを脱するために外側の前頭前野を利用した方が良いこと。
その利用の仕方も既にわかっているのに。

あ…今日のリハビリの時、作業療法士の先生にちょっと質問を投げてみよう。

で、投げてみた。
「治してもらおう」と思っている患者は確かに多いらしい。
慢性疼痛に対する勉強も、個人に任せてあるとのことで、特に看護師さんの勉強会には無いかもとのこと。
でも、患者と一番接するのは看護師さんだし、リハビリは理学療法士と作業療法士。
けれど、最初から患者に慢性疼痛の仕組みを教育する手段もあるのではなかろうか。
それを知らずして、患者に自立を促されても理解できるかなぁ。

慢性疼痛についてオススメ本です。



まず痛い!
この先どうなるかわからない不安。
あの時、ああしていなければ
誰かがやってと言ったから…
と、自分以外の人(物・出来事)のせいにすると自分が救われるから、やっちゃう気持ちもわかる。
そんな時「ダメだよ」とか正論吐かれても、頭にくるし…じゃあ自分もなってみろよ的な
入院の手引きがあるんだから、リハビリ(慢性疼痛のメカニズム)の手引きもあっていいんじゃ無い?
と、担当の作業療法士さんに患者の意見として伝えてみた。
今後、変わってくれたら良いなぁ。

今日の夕方、晴れてきた。



姪っ子が友チョコを今日作っているらしい。
マカロンにガナッシュとな!!
私はクッキーも焼いたこと無い(笑)
マカロンかぁ…
なんだか外の世界の食べ物という感じ。
巷はバレンタインなのね。
遠いことのように思える、今の私でした。

コメント
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