6月22日 ニャンコを連れ帰った日の夕刻。
雷が遠のいて 穏やかな光が 窓から入り込んできた。
寝ていたニャンコが起きたので おれはすぐさまニャンコの体を洗う事にした。
風呂で使う桶を キッチンの洗い場に置き 湯沸し器で温度調節をした。
玄関先でおんちゃんが何か言ってるが 無視だ。
ドライヤーで二人を乾かし 一息ついてコーヒーを。
約二時間後に おんちゃんが帰って来た。
テーブルの上に 何やらどかすか置いて行く。
見ると 何処から買って来たのか ニャンコのかりかり 缶詰 猫砂…
注射器までも有る。
おんちゃんに 注射器の存在を確かめるのに 聞いた。
「あのよぉ~#$&)<% そしたら店の人がよぉ~$$%& 持って行きなって!」
こいつと話をしてると 訳わかめになる。
総菜も買ってきたようだ。
おんちゃんは 自分も役に立ちたい 何とかしなくちゃ と思ったらしいな。
注射器は お乳用だって事が やっと分かった。
お腹一杯になったニャンコ達は…
茶トラは おれの膝の上で寝る。
白い目ヤニだらけのニャンコは おれの右の手を頭でぐりぐりし
ぐ~の手をぱ~にして そこへ乗っかり寝ちゃった。
この寝方は 生涯ずっと続いた。
明日は 探しに探した動物病院へ行く日。
土地に不案内だから 先ほどあるタクシー会社に電話し 訳を話して来てもらう事にした。
二人の名前は 名前はまだ無い。
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