京都が好き 写真が大好き by たにんこ

長く写真をやってると 
聞こえないものまで 
聞こえてくるんだな

命有るもの 全て平等

2007年09月17日 07時52分10秒 | Weblog
小次郎救出の事を もうちょっと書いてみる。


小次郎が迷い込んで おれは何もしなかった訳じゃあ無い。
当然だ。
家族だからな。
飼い主の責任を果たすのは コレマタ当たり前の話だ。
真新しい冬用の分厚いシーツを切って それを繋ぎ 何度も何度も隣の庭に投げ込んだ。
20分経っても 1時間経っても 埒が明かない。
雨が激しくなり 隣との境の塀を 小次郎は必死で引っ掻いている。
時間だけが虚しく過ぎて行き これ以上おれの力では どうする事も出来なかった。
思いついたのが「レスキュー隊」だった。
子猫一匹で 果たしてレスキュー隊など来てくれるのか…どうか…
思い切って電話をしてみたんだ。

「京都市 南消防署 レスキュー隊」だった。
電話に出た係員は おれが必死で説明しているのを きちっと聞いてくれたんだ。
思いが通じた。
深夜にも拘らず 来てくれると言う。
玄関の外にも隊員が居るのだろうか 4~5名は居たような気がする。
レスキュー隊員の姿を見て おれはびっくりした。
おれの目には 完全装備に見えるほどの 重装備だったんだ。
ここが肝心な所なんだよ。
たかが子猫一匹…
だけどレスキュー隊員は まるで人間を助けるかの如く 重装備だった。
日々の訓練 現場の火事 災害…それこそ忙しいだろうに 来てくれたんだ。

結果は諸々の事情があり 助けられなかった。
だけど おれは考えさせられた。
この「レスキュー隊」の人達は 「生命」と言うものに常に直面しているから
命と言うものの大切さを 誰よりも重く感じているんだろう。
人間だろうが動物だろうが 生命は生命だ。
おれは 小次郎が助かった事を 週明けにでも「レスキュー隊」を訪ね  
御礼も兼ねて話してこようと思っている。
勿論 助かった事は電話で説明したし 御礼もくどいほど言った。

人を人とも思わず 安易に殺害し 犬猫を…その他の動物も… 自分の鬱憤を晴らすため 
快楽を得るために殺し
親兄弟 我が子を 冷静に殺害する…
外国では 無差別テロが横行し 戦争の名目で 堂々と人を殺戮している。

こう言う世の中だからこそ 命を大事にする必要が もっともっと有るんじゃないだろうか。
命が有るものは 人間も動物もカワリガ無いよな。
今回の事で より考えが固まったよ。




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