ファーフォ、ファーフォとサイレンが本町に鳴り響く、と思ったらすぐ近くで止まった。野次馬根性丸出しで見てみると、目の前に消防車が!何々何!!火事!どこ!?って感じで道路まで出たら、消防車3台、救急車が1台!そしてレスキュー隊!何事だろうと見ていたところ、何度かお会いしている(笑)本町交番のおまわりさんがいたので、何があったんですかと聞いたところ、隣のビルの4階あたりに、具合を悪くした人がドアも開けられず、救急車に運ぼうにも運べなくなったらしく、それの救出作戦とのこと。物々しい消防車、救急車の数に、あっと言う間に野次馬がわんさか。僕もその一人ですが。十数分後、窓を割り救助成功!となったとたん、あれ程いた野次馬はどこへ?・・・あっけない幕切れに、大事故の報道映像などに感覚の麻痺してしまっているところもある僕らは、安堵の気分と物足りない気分を同時に抱えてしまう・・・。
さっきまで、あらゆるビルの窓からモニター画面を眺めるように、窓を覗き込んでいた無数の顔。でも気がつくと、その無数に顔が並んでいた窓にも、梅雨空の鉛色の空だけが映り込んでいた。
梅雨間近の本町2丁目、夕刻の一風景でした。
僕は、淡々とした音楽が好きだ。でも、強烈なズレをおこしてくれる音楽も好きだ。そして出来る限り日常に近い位置の音楽が好きだ。でも、人の感情に一切擦り寄る事のない音楽も大好きだ。
ただ針を落とした時点、もしくはプレイボタンを押した時点で、結末が見えるようなもの(ミニマリズムではなくて)だけには、ほとんど興味が持てない。
そんな事を思いつつも、せめて自分の生活だけは、出来るならば予定調和の中に・・・と甘えた事を、このブログになる前にもぬかしたけれど、そんな甘えを一切受け付けてくれないのが人生って訳で、タフに生きなきゃなーと、そんな事に関係があるのかないのか、本日のレスキューを眺めた後、店で音楽を聴きながら思った次第です。
小雨降る鉛色の空に人生を感じた、本町2丁目の夜でした。
さっきまで、あらゆるビルの窓からモニター画面を眺めるように、窓を覗き込んでいた無数の顔。でも気がつくと、その無数に顔が並んでいた窓にも、梅雨空の鉛色の空だけが映り込んでいた。
梅雨間近の本町2丁目、夕刻の一風景でした。
僕は、淡々とした音楽が好きだ。でも、強烈なズレをおこしてくれる音楽も好きだ。そして出来る限り日常に近い位置の音楽が好きだ。でも、人の感情に一切擦り寄る事のない音楽も大好きだ。
ただ針を落とした時点、もしくはプレイボタンを押した時点で、結末が見えるようなもの(ミニマリズムではなくて)だけには、ほとんど興味が持てない。
そんな事を思いつつも、せめて自分の生活だけは、出来るならば予定調和の中に・・・と甘えた事を、このブログになる前にもぬかしたけれど、そんな甘えを一切受け付けてくれないのが人生って訳で、タフに生きなきゃなーと、そんな事に関係があるのかないのか、本日のレスキューを眺めた後、店で音楽を聴きながら思った次第です。
小雨降る鉛色の空に人生を感じた、本町2丁目の夜でした。