good day to Die

映画、ドラマ、小説、漫画、音楽についての感想等を
日記代わりに書いておくためのブログです。
ネタバレあり。

映画の宣伝について

2013-08-25 16:31:16 | 映画
スタトレ新作に絡めて映画の宣伝についての記事を読んだ。6月末の記事なので、ちょっと古い。
売り上げをいきなり5倍にせよと指令され……アクションSF超大作映画『スター・トレック』をヒットさせる裏側(gooニュース) - goo ニュース

ファンには批判されるけど、日本の公開時期を遅くしてローカライズ(て何?)したり、
宣伝に芸人を起用することでヒットさせる、みたいなことも書いてあって癇に障る。

以下記事からコピペ
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ローカリゼーションとはたとえば昨年夏に大ヒットした『アベンジャーズ』(ウォルト・ディズニー・
スタジオ配給)がその好例だ。日本公開がアメリカ公開から3カ月遅れ、待ちわびるファンの溜め息や
批判がツイッターなどソーシャルメディアに渦巻いた。宣伝ポスターに使った「日本よ、これが映画だ」
というコピーもまた、映画通や映画ファンからは失笑され批判された。けれども吹替版も用意したところ、
観客の45%が吹替版を観た。いわゆる従来の洋画ファンの行動ではない。けれどもそういう「距離を
埋める」施策を重ねた結果、アメコミ・ヒーローものの『アベンジャーズ』は日本で興行収入36億円を
達成したのだ。

距離を埋めるためのこういう「ローカリゼーション」作業には時間がかかる。すると公開が遅れる。
ファンからは批判される。お笑い芸人やアイドルを使った話題づくりイベントなども、作品のファンや
映画ファンからは批判される。けれども、批判も含めて話題にしていくことが大事なのだと星野さんは
明言する。
======================
コピペ終わり。

癇に障る…。

たまたまアベンジャーズはヒットしたけど、だからといって、そこで取られた宣伝手法がすべて
正しかったみたいなのは、おかしい。
勝てば官軍みたいなノリじゃん。
そもそもアベンジャーズで、それほど特別な宣伝をしていた覚えがないんだけど…。
ローカライズって何??
吹替えに芸能人を起用したことくらいしか覚えてない…(今どき特殊ではないけど)。

私は公開時期が遅くなるのはたいして気にならないけど、日本の公開が後回しにされるのは、
日本ではほとんど海賊盤や違法動画が出回らないから、ということの方が大きいんじゃないの…。
吹替えへのタレント起用には怒ってる。
うまい人ならいいんだけど、下手な人のメインキャストへの起用は勘弁してほしい。
ソフト化の際にはプロの声優で収録し直すならまだしも…。

その辺の手法が本当に動員に繋がっているのか、宣伝効果の追跡調査をしてほしいよ。
調査した上でのことなのかなぁ。
芸人やタレントを宣伝に使って、ワイドショーに取り上げられて、それを見たからって、普段映画館に
行かない人が映画館に行こうと思うものなのか?????

映画がヒットするかどうかはほんとに良く分からなくて、面白いものがヒットするという無邪気な
世界ではないにしても、効果的で、ファンを不愉快にさせないような宣伝をしてほしい。
これが正しい宣伝だ、というのが分かっていたら、みんなそれをやれば済むだけで、それが分からないから、
意味不明なことやっちゃうんだろうけど…。
実際の宣伝は広告代理店が請け負ってるのかな。

記事の中でも出て来るけど、映画好きはどうせ映画館に行くからどうでもいい、みたいなニュアンスで、
確かに映画ファンは放っておいても行くんだけど、足元見られてる感じが腹立たしい。
そういう舐めた態度はむかつくね。
ヒットのためには元々のファン以外の人を呼び込まないとダメだし、パイを広げないといけないのは分かる。
だからといって、元々の映画ファンをないがしろにする感じに、私はちょっとガッカリしてる。

この記事を書いてる人や、パラマウントピクチャーズジャパンのマーケティング本部長の個人的な考えに
すぎないのかもしれないけど、こういう思い上がりは実際にあるんだろうと思う。

何でもそうだけど、人間相手の場合、いかにこの人は自分から離れないと確信していても、日々の感謝とか
大事だと思うよー。
ないがしろな態度を続けていると、確実だと思っていたものを失うことになるよ!
(なんで映画の宣伝についての話から、そんな話になるのか)

まあ、単なる観客が、こんなところでぐちぐち書いてても何にもならないんだけどさ~。

スタートレック新作みたいな娯楽大作はヒットしてほしいとは思ってる(私はまだ見てないけど)。
でも今回の、主役を差し置いてのカンバーバッチ押しの宣伝には正直微妙な気持ちになってるし、
無関係な企業(豆腐とか弁当とか…)との意味不明なタイアップの連発、「人類最大の弱点は愛だ」という
無理やりなキャッチコピー(予告編見れば、その台詞のときに全然違うこと言ってるのは、すぐに分かる)等々、
宣伝にはなんだかな~~って部分がたくさんある。
従来の映画ファンはどうでもいい(そこまでは言ってない…)的なことを言ってるマーケティング本部長の
首がどうなるのか。。。
興行収入が気になります。
コメント
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