good day to Die

映画、ドラマ、小説、漫画、音楽についての感想等を
日記代わりに書いておくためのブログです。
ネタバレあり。

「ぼくのエリ 200歳の少女」(ネタバレ注意)

2011-05-08 08:31:25 | 映画
評価:★★

ストーリー(Yahoo!映画より)
ストックホルム郊外で母親と暮らす12歳のオスカー(カーレ・ヘーデブラント)は、学校で同級生に
いじめられていた。ある晩、彼はアパートの隣の部屋に引っ越して来たエリ(リーナ・レアンデション)と
いう少女と出会う。同じころ、近くの街では青年が逆さづりにされてノドを切り裂かれ、血を抜き取られる
という残忍な殺人事件が起きる

トーマス・アルフレッドソン監督

「ぼくのエリ 200歳の少女」を見た。
少しネタバレあるので注意!

吸血鬼もの。
どうも気持ち悪かった。
血がどば~だったり、腕がもがれたりするグロはまあ平気だったけど、自分にロリショタ耐性が
足りなかった感じ。子どものほっそい裸とか出て来ると、気分が悪くなる…。
映画自体は特別ロリショタ向けというわけではないと思うけど…。
最後の虐殺はやりすぎじゃないのかなぁ。エリが人外ってことを強調したいのかしら。

あとエリ役があまり美しくなくて残念。
そういうこと書いちゃ駄目か(^_^;)

エリは吸血鬼で、去勢された男性で、人間と化け物の狭間、男性と女性の狭間、という境界の存在らしい。
オスカー引っかけたのも、恋愛や友情というより、生きるのに利用するためのような…。←この辺、自分の心が
汚れているのかも?でも200年も生きてる人外の存在が、今さら純愛ってないような…。
正しくは、エリとおっさん(名前知らない)の関係や、エリとオスカーの行く末に切なさややるせなさを
感じるものなんだろうね。
エリとオスカーは、孤独な者同士、共鳴し、惹かれ合ったってことなのかなー。

エリが去勢された男性なので、二人の関係は性別を超越した純愛なんだ、ということで感動するもの
なのかしら。
別に純愛とか感じなかったしなー。
GW後半で見た映画はどれも、世間の評価とはずれた感じの受け止め方をしてしまったみたい。
「マイレージ、マイライフ」を除いて。

静謐な冷ややかさは良かったよ。
吸血鬼ものが好きな人にはお薦めかな?

ハリウッドでリメイクされて、エリ役が「キック・アス」のヒット・ガール役クロエ・グレース・モレッツ、
オスカー役が「ザ・ロード」の息子役だそう。
偶然「ザ・ロード」と「ぼくのエリ」を一緒にレンタルしていて、リメイクの配役を今知ったんだけど、
なんか面白いなぁと思った。
コメント
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