聖マリアンナ医科大学病院臨床研修Blog

聖マリアンナ医科大学病院に勤める研修医たちの日々の情報をリアルにお届けいたします。

病院見学お待ちしています!

聖マリアンナ医科大学病院群では、いつでも医学生や研修医の皆様の病院見学を受け付けています。 聖マリアンナ医科大学病院・横浜市西部病院・川崎市立多摩病院で病院見学できます。 詳しくは聖マリアンナ医科大学臨床研修センターHPもしくは 臨床研修blog内の記事をお読み下さい。 お待ちしています!

後期臨床研修医募集中!

聖マリアンナ医科大学では平成26年度後期臨床研修医を募集中! 詳しくは聖マリアンナ医科大学臨床研修センターまでお問い合わせ下さい!

研修生活を満喫?

2009-05-23 01:20:00 | Weblog
インフルエンザに対応して発熱外来も始まり
とうとう内科だけでなく外科系の先生たちまで動員

幸いにも検査で陽性の患者さんはいないみたい

でも注意しないといけませんね

ところで
今日は外来も非常に多くて
終わったのも診療時間を大きく超えて当直帯になってた
おかげで委員会も参加できず
その後も病棟に緊急入院があって
入院時説明と明日以降の治療計画を立てて
ふと時計をみると・・・・夕食買う時間もない

しょうがないので
医局の大豆パワー食品を2本買い込み
今日はこれで夕食終わり


そのうちなんてことのないようにしないと・・・

外来から休憩室に行くと
女医さんと看護師さんたちが数名集結
なんでもこれからお食事会
ちょっと楽しい時間
そこに研修医も登場して


あっ!・・・・・・・ば・・番長だ~!
って顔して

ま~楽しんで行ってきなさい!
しっかり当直して働いてるからさ~

そう言えば今日の面談も
忙しいので早く面談して下さいっていうから時間調整したら
なんとその用事は・・・・・・

う~現代っ子だ!

生活感あふれる研修医室でしょ?

2009-05-22 23:11:59 | Weblog
みんな元気ですか?
今日は研修医と最初の面談
     

ポートフォリオ片手に
この最初の2ヶ月どんな研修をしたのかチェ~ック!

少し時間的余裕のある診療科とそうでない診療科の違いはあったみたい

ちょっと落ち込んて疲れた顔の研修医もいたので
思わずうつ状態のチェックもしてみました

・・・・・が

幸いにもま~みんなそれほどでもなくちょっと安心
少しだけお疲れモードの先生もいたけど
もうすでに何度か話しをしているので
お互い

それにしても
何と生活感のあふれる部屋なんでしょう



ちょっと片づけない~君たち

指導医が考えた研修スケジュール パート2

2009-05-21 14:58:50 | 指導医日記
指導医が考えた研修スケジュール パート2

いくら聖マリアンナ医大病院群の研修スケジュールが
自由度が高いといっても長所短所があると思っています
たとえば将来の進路が決まっている場合は
ある程度いろいろな考えをもとに組めますが
一方で
いろいろなりたいものがあってどうしたらいいでしょう?
とかね
今は総合診療科的に全般的に学びたいんです!とかね
もしかすると
いや~地元だし聖マリがいいけど
正直何科とかなくてこれから考えようって思ってますとか
ふふふ
それは正直過ぎますけどね

そこで平成22年度研修プログラムをもとに
いくつかシミュレーションしたものをご紹介して
実際にどうすればいいのか一緒に考えてみたいと思います

聖マリでこれまで通りの研修をしてみたい場合編
そうですね~そんなあなたには
研修プログラム聖マリ一般でAもしくはBを選ぶといいでしょう

この一般AとBは必修選択診療科として麻酔科を2ヶ月
研修していただきます
残りの期間は
必修研修期間として内科6ヶ月・救急3ヶ月です
内科は9つの診療科から3つを選んでください
9つの診療科は
総合診療内科・循環器内科・消化器肝臓内科・呼吸器内科・腎臓高血圧内科・
血液腫瘍内科・代謝内分泌内科・リウマチ膠原病アレルギー内科・神経内科ですから
この中から3つを選んでいただきます
救急は3ヶ月は必修です
そして選択必修診療科として麻酔以外の外科・小児科・産婦人科・精神科から
1つを残りの1ヶ月で選んでいただきます
ここでポイント
この1年次の残り1ヶ月は選択診療科としても選ぶこともできますし
麻酔科を延長して加えることもできます
もちろん小児科・産婦人科・外科も選べますが
1ヶ月の研修期間は短いと言われていますので
昨年までの経験では精神科1ヶ月という手もありますね
そして2年次には
地域医療として僻地医療を1ヶ月選択して
残りの1ヶ月は・・・悩んで老人保健医療を選んじゃう
そうすると選択診療科が5つで2ヶ月づつ10ヶ月学べます
ここで将来の進路を考えていくつかピックアップできますよね
もちろんここで小児科・産婦人科・外科を2ヶ月づつ研修すれば
ほら
これまで通りの研修スケジュールと大きな変わりのない研修が可能です
研修AとBにおいてA1とA2というのはローテート順序が
内科系が先か後かの違いのみです

もちろん研修途中で自分の将来像が定まったら
研修診療科の変更もできます

たとえば研修到達目標を意識すると
行動目標や経験目標の一部は
2年間を通じてRIMEモデルという到達度評価で継続的に行うので
達成は間違いないし
経験目標も聖マリでは夜間急患センターでの救急外来において
夜間診療の研修が年間を通じてできますから
経験症例数も十分ですしほぼ1年で達成できるのは実証済み

どう?
ね~どうどう?

それでは次のパターン
聖マリ外科医になりたい場合編
お~なんと心強いのでしょう
そんなあなたにはまず外科認定医と専門医を意識して欲しい
まずやはり聖マリ一般AもしくはBとなりますが
ここでポイント2
実は聖マリCも捨てがたいということにお気づきですか?
Cは麻酔科が必修診療科となっておらず
選択期間となってるだけなのです
そして聖マリBとCは1年次の内科が2つで4ヶ月
残り2ヶ月は選択もしくは必修選択診療科で2ヶ月ということ
お!気づきましたか?
そうなんです!
内科2ヶ月づつ2つの診療科を選びますよね
そして残り2ヶ月を外科が研修できるのです
そこで
まず消化器一般外科で研修開始して
続いて内科を2つ研修してしまう
続いて救急を3ヶ月研修して
Bなら麻酔科2ヶ月
Cでも希望で麻酔科選んで2ヶ月
実はここで選択研修診療科の2つを選んだことになります
(外科と麻酔科ってこと)
そしてここはよ~く考えて3月に小児外科
2年次の4月も1ヶ月小児外科続けちゃいます
そして5月は地域医療で開業医の実践
6月からは
心臓血管外科・呼吸器外科・乳腺内分泌外科を学びます
2ヶ月はどうして内科を研修しておかなければいけませんが
それでも十分なはず
最後に2月・3月は後期研修ですすみたい外科を選ぶ

どうですか?これ?

もちろん内科に進路を考えている先生たちは
この外科診療科を内科から選べばいいわけです
なんでかわからないけど研修プログラムのAとBは人気が高い
つまり倍率も高い
ならCで考えておくものひとうの方法です
な!そう思わない?

ね~いいでしょ!

でもでもでもでも・・・・・・
ここで弱点がひとつ
やっぱり自分で考えるってことです
ご相談いただければいつでもアドバイスできますが
ボクどうすればいいですか?っていわれてもね
どこでもいいなら・・・・・・
脳外科とかどう?

指導医が考えると研修スケジュールはこうなる? パート1

2009-05-21 11:31:10 | 指導医日記
「これまでの研修スケジュールではいけない理由はあるんですか?」

いや~指導医も師匠の先生方にそう突っ込まれると
「おっしゃるとおり!」と言いたくなります

もちろん今までの研修スケジュールには自信があります
そうなんです
ここ数年の内科・外科・救急・麻酔の1年次の必修診療科と
小児科・産婦人科・地域・精神科の2年次の診療科
ローテートする時期は変えられて
外科と内科は診療科を選べるシステムは悪いわけではなく
逆に実力はつく印象がありましたし
事実研修医甲子園での好成績や
ポートフォリオ読み込みでの評価はいいのです

ならなぜここで変わるのか?という疑問は正しいわけですが
よくお読みいただくと気づきます
今までの研修スケジュールと同じものが
自分で考えて作れること
進化した平成22年度研修プログラムでのスケジュール作成です

でもよくわからないって研修医の声も聞いたことがある
そりゃそうです
国家試験が目の前で
研修オリエンテーションに参加したら
まわりの研修医は一生懸命考えてなにやら用意している
ありゃりゃ自分は今日考えようと思ってきたに・・・・・
これならもっと早く知りたかったなんて
ちょっとのんびり屋さんもいたのは事実ですから

そこで今日から指導医の先生が考えたらこうなる!って
いくつかスケジュールをご紹介したいと思います

へ~こんなに自由なんだ~!って
思っていただけると信じてます
そうか~こんな風に自分の将来像を踏まえて
研修って変わるのかって知ってもらいたいのです

なので
お楽しみに

平成21年度マッチングに向けた病院説明会のお知らせです!

2009-05-20 23:21:05 | お知らせ
お待たせいたしました
病院説明会のお知らせです

まずは平成21年度マッチングのスケジュールは
参加登録開始 7月2日(木曜日)
参加登録締切 8月27日(木曜日)

それぞれの臨床研修病院における研修プログラムは順次公開されていくはずですが
ポイントはいくつかあります
これまで通り小児科・産婦人科・外科・精神科すべてを必修としたプログラムなのか
新しい見直しに照らし合わせて研修医の希望をできる限り配慮したプログラムなのか
何よりもその場合どのように研修到達目標を修得できるように配慮しているのか
きちんと明示してあるのかちゃんと読みましょうね

いずれの研修プログラムとも研修医募集数の最終決定は
8月下旬となるはずですので
それまではいろいろ検討しておくべきでしょう

さてそれでは聖マリアンナ医科大学病院群研修プログラム説明会のご案内です
1年次に研修する病院によって
3つの研修プログラムに分けられています

まずは研修プログラム聖マリです
聖マリアンナ医科大学病院
病院説明会開催日は 
平成21年6月28日(日曜日)
時間・場所は詳細が決まり次第ご案内します
基幹病院である聖マリアンナ医科大学病院の研修プログラムは3つです
聖マリアンナ医科大学研修プログラム一般(研修プログラム聖マリ一般)
聖マリアンナ医科大学研修プログラム小児(研修プログラム聖マリ小児)
聖マリアンナ医科大学研修プログラム産婦(研修プログラム聖マリ産婦)
それぞれ募集数は
研修プログラム聖マリ一般 44名(予定)
研修プログラム聖マリ小児  3名(予定)
研修プログラム聖マリ産婦  3名(予定)
です

プログラムの内容はこのブログでも記事にしていますのでぜひお読みください

続いて研修プログラム横浜西部です
横浜市西部病院
病院説明会開催日
西部は2回説明会を予定しています 
まず1回目です
平成21年6月27日(土曜日)
そして2回目
平成21年7月11日(土曜日)
募集研修医数は12名(予定)です
時間・場所は詳細が決まり次第ご案内します
西部病院HPや臨床研修センターHPでもご案内していきます

最後に研修プログラム川崎多摩です
川崎市立多摩病院
病院説明会開催日
平成21年7月5日(日曜日)
募集研修医数は10名(予定)です
時間・場所は詳細が決まり次第ご案内します

さて平成21年度マッチングにおける採用試験日です
今年も2回行う予定です

1回目 試験日 7月26日(日曜日)(予定)
2回目 試験日 8月30日(日曜日)(予定)



ぜひぜひ皆さま説明会にお越し頂ければ幸いです
では

これを読んだ6年生の皆さ~ん
今すぐ
周りの人にも教えてあげましょう

病院説明会や試験日に都合がつかないあなたに嬉しいお知らせです
聖マリアンナ医科大学病院も横浜市西部病院そして川崎市立多摩病院も
ご相談頂ければ個別に説明もしております
また試験日はご相談に応じるようにしていますので
ぜひぜひ諦めずにご相談くださいませ

詳細は臨床研修センター事務もしくは
それぞれの病院の研修担当者にご相談下さいませ

平成21年度マッチングスケジュールです!

2009-05-19 20:14:31 | マッチング
平成21年度マッチングのスケジュールです!
もう一度ちゃんと確認しておきましょう!

参加登録開始7月2日(木)
医学生の皆さんは、それぞれの出身大学から、参加登録用のID、パスワードをもらって、オンライン手続きをしはじめてください。
参加登録締切8月27日(木)です!

希望順位登録
受付開始  9月24日(木)です。
医学生の皆さんは、面接試験を受けた臨床研修病院の中から、研修をしても良いと思う研修プログラムのみを登録します。
くれぐれも行きたくないのにリストアップしないこと!

希望順位登録
中間公表前締切10月8日(木)です。
ここで中間発表の集計がされますが、これで変える必要はあまりないかな?
でも
なるべく、中間公表前までに希望順位登録を行っておいてください。もちろん、最終締切までは、何度でも希望順位の変更が可能です。

中間公表  10月9日(金)
ここで研修先を変更する医学生ももちろんいます。
この日は、前日締切時点で、各プログラム毎に当該プログラムを第1希望にしている、6年生・既卒者の数のみをオンライン公表しています。

そして
希望順位登録
最終締切    10月22日(木)
ここは重要です。
14時以前にログインして14時以降も登録操作をしている場合、締切を過ぎてからの登録内容は反映されません。
必ず、14時迄に登録操作を完了してください。
この操作を忘れてアンマッチになった医学生もいます。

組み合わせ
結果発表  10月29日(木)
オンラインでマッチ結果を確認できます。
とにかく今年は微妙です。卒業試験に近いし。
とにかく不安だったら自分の担当教官聖マリならテューターに
かならず聞くことです。
あとは臨床研修センターに問い合わせてくださいね。


気がついたら1ヶ月半。。

2009-05-18 20:06:29 | Weblog
多摩病院、一年目研修医です。
なぜかある先生に小番長と呼ばれています。
寮生活にも慣れてきて、楽しい毎日を送っています!


研修が始まってから1ヶ月半がすぎました。
ポートフォリオもだんだんと症例が集まってきました~♩
経験値が上がってる気がしてうれしいです


しかし・・・・・

これを評価してもらわないと、意味がないですよね。。
評価表をつけてみると、知っているようで説明できないことがたくさん。。
自分の甘さに反省しております。


番長、勉強不足でごめんなさい。


次は、次こそは答えられるようになります!!




自分ができない理由をよーく考えてみました。
・・・・大学での勉強法・・・・ですね?
マルチで選べても、口頭試問では答えられない。。
丸暗記じゃ臨床に役立たないってことがよ~くわかりました。


評価されないと、スルーされそうな内容。。
でも医師として知っていなければならない事項。
確認できてよかったです。


1つ目の科もあと2週間で終わりです。
なんだか寂しいです

なんだか変な天気です

2009-05-17 10:43:31 | Weblog
今日は朝から風が強くて
窓を叩く音が強くて起きてしまいました

週末は久々に学会に行ってきましたが
最近多くの学会では専門医更新時にクレジットが必要となっており
クレジット取得のためか自分のためかよく判らない状態
学会内の議論にもなっていましたが
専門医というのが
国民のいう専門医と医師のいう専門医と多少ズレを感じてしまうのは
ボクだけではないような印象を受けました

地方から電車や飛行機乗り継いでクレジットを取得
その交通費も宿泊代も馬鹿になりません

少なくとも診療科によっては
外傷・腫瘍・炎症・感染症・奇形・血管障害などなど
分野ごとに学会があります
総会や会員の知識整理のためのコングレス形式のものはまずどこにもあって
それ以外に診療科を超えた学会があります
たとえば癌学会とか・・・・・・
総会はお祭りで
じつはそれぞれの分野・領域の学会が本番だという人もいます

これを含めると大学のお医者さんだといったいいくつの学会に登録すればいいの?
ボクは多いときで25くらい
年会費は5000円から15000円くらいなので・・・・・・凄い出費です

発表したり論文書いたりと大変です

テーマがあってもボスの一声でできたりできなかったりなんて
そんな時代もあったようです

研修医もたくさん来ていたみたいですが
どんな風に見えたんでしょうね

今日はこれから研修プログラムの印刷に向けて最終確認作業をしま~す
では



教育目標の分類からみた臨床研修評価をすべてまとめるとこうなった

2009-05-16 09:00:00 | ポートフォリオ評価
指導医WSに参加すると教育学専門用語に困惑してしまいます
短時間にその用語を理解してWSにおいて参加者同士考えを出し合って
ひとつのプロダクト成果を出しあうわけで
これにつまずくともう大変
とたんに教育が嫌いになっちゃいます

さて「ポートフォリオ」を理解してもらうときに様々なアプローチを試みましたが
このタキソノミーを用いるのがいいのではないかと思っています


教育の分野ではタキソノミーと呼ぶ分類学は
ベンジャミン・ブルームが提唱したもので学力の到達基準を規定するために目標を分類したわけです
そういえば臨床研修WSで評価には形成的評価と総括的評価があると教わりますが
これもこのタキソノミーを通して習得されるべき学習を実現させるための評価機能なのです

さてこの教育(研修)目標は3次元で構成されており
認知的領域:
目標は知識→理解→応用→分析→総合→評価という形で高次化していくのですが
医学教育では単に
想起→解釈→解決となっています
情意的領域:
これは価値・態度の内的なものであり
受容(注意)→反応(興味)→価値付け(態度)→価値の組織化(人生哲学)→価値の個性化(ライフスタイル)という形で高次化するようです
これも医学教育では単に態度としていますね
最後は
精神運動領域:
これは神経系と筋肉系の間の協応の達成?と説明(う~難しい)
ま・・・簡単にいえば技術です
だから最初は模倣→巧妙化→精密化→分節化→自然化という形で高次化します

さてこのタキソノミー(分類)で研修目標をみたときに
それを適切に評価する方法が問題となるわけです
知識は客観試験や口頭試問が適しており
態度は観察記録や診療録などから
そして技術はシミュレーション試験やOSCEそしてMini-CEXなどが有名です

これを指導医WSで学ぶと
面白いことにそのあとの学習計画立案では
講義やらレクチャーだけでなく
あれもこれも取り入れられてしまう
え~これじゃ先生たち診療どころじゃないですよって話

そこで研修医も指導医も負担少なく効率よく研修する方がいいから
全部まとめて整理しつつ円滑に効率よくってことで
ポートフォリオはいいツールなんです

なぜここでポートフォリオ?
いったいポートフォリオはどう扱われるのか?

狭義のポートフォリオは紙挟みファイルですから
自分で好きなテーマについてまとめて再構築したものは
パフォーマンス評価となり
さらにある課題について資料を集めまとめあげ
それをさらに自分なりに再構築したものもポートフォリオであり
これは与えられた課題を遂行したという意味でパフォーマンスの評価というもの

さらにこれに加えて態度に関する観察記録や
知識を裏付ける口頭試問や客観試験の記録を挟み込めば
さらに完全なるポートフォリオに変化していくわけです

つまり
ポートフォリオを作成して提出せよという行動目標が課せられ
それを実践できるというパフォーマンス評価でもあり
実際にそこに挟み込み整理することは
自己分析にもつながるわけ

さらには挟み込むものを調整することで
あらゆる評価も可能となるわけです


そうポートフォリオはそれを創る人や
それを評価する人がどのような学習目的を達成させるかによって
その形は様々なのです

だから臨床研修における評価にも
その多様性は利点となるはず

ねね
いいと思いませんか?


労働・・・・学習・・・・生涯教育・・・・あれこれ

2009-05-15 17:58:12 | Weblog
研修医の労働時間の話が注目されて
労働性を考えると週に40時間などという
およそ研修に適切とは言い難い短時間

以前のブログ記事にも書いたけど
これからどう指導していこうなどと思っていますが
でも
研修医の先生方もちゃんと自分たちで考えて行動してくれているみたいで
やはり振り返りの成果は着実に根付きつつあるのではと
感心しはじめています

ところで指導医である小生は・・・・・
相変わらず
学会の準備さらにはもちろん研修医や後輩医師
さらには医学生の教育にかける時間もとられ
授業のスライドを作っては
う~んこっちの方がいいかな?などと作り直し
先日はうっかり他大学の講義を忘れそうになってしまった
忙しいのも考え物

それに医師不足の最近では
退院時サマリのチェックからDPCの登録・承認
さらにさらに
診療報酬請求のための病状詳記の記載から該当疾患病名の漏れがないかチェック
そして病院内の委員会の準備とその記録
これも全部労働なわけで・・・・・・
だからやっぱり
ブログ書いてる時間もない

上司の哲学なる本には
自分がやるべきことがあっても後輩の指導を優先すべしなどとあり
もちろんまずは後輩の指導を行うよう心がける次第

お金も時間もない
呑みにも行けない
う~

学会の抄録締め切りも近いのに
何かね~・・・・・
ちょっと研修医室にいって
エネルギーもらってこようかな?