さよならノイトール

2008年02月23日 | 写真展
デジタル化が進み、写真の世界も銀塩派には世知辛い世の中になってしまいました。モノクロプリントされている方なら特に感じると思いますが、印画紙や現像液にこだわりをもっていたりする物が、売上げ減少で少しずつ無くなっていっております。私のこだわりは、印画紙現像液アグフア社(独)のノイトールでした。


バライタ印画紙の黒の階調や立体感の表現がとても綺麗なお気に入りでした。2005年にアグフアフォト社が破産申請をしてから、量販店では取り扱わなくなってしまいました。買溜めをしていましたが、いよいよあと1回分で底をついてしまいます。今度の写真展の作品作りが最後かなあ。もう会えないかもしれない。有り難う、そして、さようならノイトール。