天高群星近

☆天高く群星近し☆☆☆☆☆

おとこえし

2008年08月01日 | 日記・紀行

 


八月に入る。今日から八月。この頃は七時をすぎても、まだ薄墨のように明るい。光明寺の前を散策する。寺の門はすでに閉じられている。女性が、正面に立って遠く本堂に向い祈りを捧げていた。

寺の脇を通り抜けようとすると、男郎花が咲いていた。確かそうだと思う。しかし植物の知識に詳しくないから確信はもてない。

そういえば昨年の秋は、野原のどこかで女郎花との出会いを期待していたはずなのに、叶えられなかった。撫子にも出逢えなかった。それなのに、今年の夏は、人里の中、思いもかけないところでオトコエシに出会う。ただ、やはりオミナエシだけは秋深く人里遠くひっそりと眺めたいと思う。

このあたりまで来るとやはり二三度は気温も下がるのだろうか。青田の向こうから流れてくる風もさわやかに感じる。ヒグラシの鳴き声もすでに耳につき始める。

                          


今日、突然と云ってよいと思うけれど、福田内閣の改造人事があった。改正か改悪か私にはよくわからない。しかし、与謝野馨氏や野田聖子氏を閣内に入れたことからもわかるように、かっての小泉「改革」路線からの決別は明確にし始めたようである。しかし、いずれにしても小さなことである。類は友を呼ぶ。小粒がトップでは改造は到底おぼつかない。長期的かつ個人的には、日本の政党政治が、自由党と民主党に再編されて行くことを期待している。

 


天高群星近