金沢めいてつエムザ「江戸老舗の技くらべ」

今日の銀座は秋らしい穏やかな天気です

この穏やかさが続く・・・と思いきや、また台風が近づいているとか。

寒暖差もはげしいので、皆様ご自愛下さいね。


さて、本日も催事のお知らせです。

11月1日（水）〜6日（月）金沢めいてつエムザにて

「江戸老舗の技くらべ」に出店いたします。





こちらの干支の札入れ（カレンダー入り）もございます。

御年賀のお配りものとしていかがでしょうか。（なくなり次第終了）

＊右の犬張子は売りものではありません。

場所は３階カトレアサロンです。

皆様のお越しを心よりお待ち申し上げます。

そごう徳島店「銀座平野屋 特別販売会」

１０月も後半になり、銀座平野屋では少しずつ年末に向けた準備が始まりました。

１年って本当に早いものですね

今日は催事のおしらせです。

10月31日（火）〜11月6日（月）そごう徳島店にて

「銀座平野屋　特別販売会」を開催いたします。



場所は2階北側エレベーター前ホールです。

皆様のお越しを心よりお待ち申し上げます。





かわいいわんこも待ってまーす

年末にむけて

本日の東京は寒いです！

しかも雨がしっかり降ってます

聞けば１２月上旬の気温だとか。

銀座を歩く人にもダウンジャケットを羽織る人が見られます。

秋はどこに行ったのでしょうか！？


さてそんな中、銀座平野屋では少しずつ年末にむけての準備が始まりました。

今日はその中から、年末年始にちょっとしたお使い物としてご利用頂けるものをご紹介いたします。



こちらは「ゼムリア」という上質な繊維素材を使用した和紙の風合いの札入れです。


来年の干支の戌にちなんだ犬張子が可愛いらしいです。



中に来年のカレンダーや早見表付き。


季節の商品ですが、ご好評を頂い、毎年ご注文されるお客様もいらっしゃいます。



色は黄色と紺色の２色です。

年末年始のご挨拶に是非御使いください。

＊なお、こちらの商品をご注文の場合は、お問合せ下さい。なくなり次第終了いたします。

金唐革—ルネッサンスの贈り物—

銀座平野屋で取り扱っております鞄には昔ながらの技法を使って制作されたものがいくつかございます。

その一つが、こちらの



「金唐革バッグ」です。

金唐革（きんからかわ）とは、イタリア・ルネッサンス（1470年頃）フィレンツェで生まれ、メディチ家の庇護の元に発展した加工技術です。

腰の強い箔（金を含んだ合金）を貼った革を型押ししますが、型出しは浮き出し模様にします（凹の反対）

これによって湿気の多い時でも、革の浮き出し部分に湿気が吸収され、のびてみえなくなります。

この加工技術で、何百年も弾力を失わない、重厚で落ち着きのある色彩の革が出来上がります。

ヨーロッパではこの技術を用いて、高級な壁張りや書物の表紙として使用されました。


　日本では17世紀後半頃江戸時代に渡ってきました。

鎖国下の日本では大変貴重な品で、ごく一部の裕福な商人などに好まれて煙草入れや屏風などに使われました。

その後、平賀源内によって和紙でできた「金唐革紙」が考案されさらに広がりをみせます。

後に文明開化を迎え一般庶民にも浸透するようになりますが、徐々に廃れ、その技術も幻となった時期があったようです。


銀座平野屋所蔵の金唐革たばこ入れ


このようにヨーロッパや日本で愛された金唐革を現代に蘇らせた逸品が、銀座平野屋にもございます。

平野屋の金唐革バッグの表面（ワイン色）


お手に取っていただき、いにしえの文化に思いを馳せていただけると幸いです。



＊参考文献「きんからかわ　革と紙の東西交流」伊奈ギャラリーVOL3 NO4 1974年2月発行

水戸京成百貨店「銀座平野屋逸品会」

少しずつ、秋めいて参りましたね。

銀座平野屋より、秋の催事のお知らせです

10月12日（木）〜18日（水）水戸京成百貨店にて

「銀座平野屋逸品会」に出店いたします。



場所は６階イベントコーナーです。

皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。