明日はちゃんとしよう・・・

今日もダメダメでした・・。芝居と映画と音楽と。
ほぼ備忘録、リアルタイムじゃないけどね。

是枝監督『歩いても 歩いても』

2008年06月30日 | Weblog
断食3日目。想像以上にキツクない。
一日に350mℓのジュースと水2ℓだけだが、空腹でお腹がなることもない。
よっぽど皮下脂肪にエネルギー蓄えてんだな、俺。
当然だか酒も断っているわけだが飲みたくもならないし体調もいい。
このまま一週間でも続けられそうだけど、今週は酒席もあるから明日からはお粥だ。
とりあえず自分はアル中でないことがわかっただけでもこのファスティングは意味があったな。
前から観たかった是枝監督の新作を見に行く。
http://www.aruitemo.com/index.html
いい映画でした。本当にどこにでもある普通の家族のお話(と自分は感じた)
是枝さんの個人的想いからできた素敵な映画。
親と離れて暮らしている人は必ず「久しぶりに親に会いにいこうかな」と思う作品。
「ブルーライトヨコハマ」が沁みますえぇ。

クランクインまで一ヶ月になった新作を一緒にプロデュースしている曽根さん。
最近は週に4日は会ってるのに、今日も映画館でばったり。映画に対して考えること(行動)が同じなのかなぁ。

それにしても劇中の「とうもろこしの天ぷら」うまそうだったなぁ。



断食修行(ファスティング)敢行中

2008年06月28日 | Weblog
昔の猪木の名言「こんなプロレスをやっていたら十年続く選手生活が一年しかもたないかもしれない」、自分は「こんな生活をしていたら十年続けられる仕事が三年しかできないかもしれない」感じだ。
運動もせず、食いたいもの食い、休肝日もつくらず、飲み続け、深夜にラーメンをすすっている。人間ドック(健康診断)はもう5年受けていない。久しぶりに会った人に「ちょっとふっくらしました?」と言われるメタボまっしぐら状態なのである。
小川直也が格闘家へ転身する時に猪木の指示により肉体改造に成功した際に用いた「ファスティング=断食」。3日間をファスティングジュース(野草と野生果物を醗酵させた青汁的なもの)1ℓと水だけで過ごす。その後3日間はお粥などの食事で完了。
「ファステイングはダイエットではなく疲れきった胃や腸を休ませて消化液を出さなくて済む期間を作ってオーバーホールし、余ったエネルギーを代謝酵素に回すこと」だそうだ。
空腹にどれくらい耐えられるのかと人体実験的な興味で昨日から始めてみた。
初日の昨日は水を大量に飲んでいると意外と空腹感はなかった。しかし寝る前に酒が飲めないのが苦痛。
2日目の今日はさすがに水を飲んでも空腹感が満たされない。でもなんとか酒が飲めないのを除けば乗り切れそう。問題は明日だな。
大井競馬場のモツ煮込みとホッピー、うまかったなぁ・・。


ダンダンブエノ@青山円形劇場/KAKUTA@シアタートラム

2008年06月26日 | Weblog
2本の芝居で気になった役者さん。


近藤芳正さんが中心となっている劇団ダンダンブエノの『ハイミラクルズ』
http://www.dandanbueno.com/info.html
今回は峰村リエさんの事務所の岩井さんにお呼ばれして観劇。
南野陽子さんのスターの持つ佇まいと表情の演技。キレがありますねぇ。
長年のファンの光石研さんと対面できてちょっとアガる。
峰村さんに「今回はカワイイ役でしたね」「いやいやほら私自身がカワイイから!」
好きだなぁ峰村さん。キュートなヒトです!


JEの芝居マニア?田口さんにお誘いいただき1月につづき2度目のKAKUTA『ルートビアーズ』
http://www.kakuta.tv/
作演の桑原さんの確かな構成力。よくできすぎている部分もありもっと弾けてほしい気持ちもあり。次回作が楽しみ。
気になった役者さんは青年団の奥田洋平さんの声質と存在感。韓国人役で完璧な韓国訛り?の日本語を披露した大枝佳織さん。彼女の他の演技ももっと見てみたい!
残念なのはKAKUTAはチラシがいまひとつそそらないんだよなぁ・・。

ハイバイ『て』@駅前劇場

2008年06月22日 | Weblog
http://hi-bye.net/index.html
アーノルド(解散は残念!)の高橋周平くんが出ているのとチラシの「祖母の痴呆とともに始まった家族の再生チャレンジの話」というコピーが気になってハイバイを観にいく。
初めてだったがちょっとびっくり。とてもいいです。
痴呆で亡くなった祖母の葬式に集まる家族(父母兄弟姉妹)のお話。
回想にみたて同じ場面を若干時間・場所・視点を代えながらリバースして家族の個々の心情を浮かび上がらせてゆく。
家族だからこその愛情、憎しみ、理解しあえない部分などの深みがよく描かれていた。
終演後、作演の岩井秀人くんに聞いてみたらこの時間と視点を変える構成は初めてで苦労したとのこと。彼が真摯にすごくちゃんと考えて練っているからこそできた芝居であることがわかった。また映画「クワイエットルームにようこそ」を絶賛してくれていてうれしかった。元アーノルドの水野顕子さんにも久しぶりに再会。

7月上旬にかけてダンダンブエノ、チェリーブロッサム、KAKUTA、コーヒー牛乳、柿食う客、鹿殺しなど目白押しだけどいくつ観れるかなぁ・・・。
仕事しなきゃ。


奇跡の映画『シークレット・サンシャイン』

2008年06月19日 | Weblog
http://www.cinemart.co.jp/sunshine/
傑作「オアシス」のイ・チャンドン監督の5年ぶりの新作。六本木シネマートは比較的新しい映画館なのに昔の場末の二番館のようにトイレ臭のするへんな映画館。でもメンズデーで1000円だったからよしとしよう。
そして本題、素晴らしい映画!本作でカンヌ主演女優賞を取ったチョン・ドヨンの奇跡の演技。毎回ハズレのないソン・ガンホの佇まい。
(たぶん)照明に頼らずあくまで自然光を大事に撮影したであろうカメラ。普通の現場音的なSEのレベルの調整による音楽以上の心理描写的効果。どれをとっても恐ろしく丁寧に気持ちを込めて作られたと思える映画。
イ監督は毎回役者から圧倒的な迫力とリアリティを引き出す。彼のインタビューでの言葉「監督が俳優を操れると思うのは妄想に近い。俳優には演技をしなくていい、代わりに感情を経験してほしいと言っています。」
深いけど実は俳優にとってはキツイ要求ですねぇ。
僕だけが感じたことかもしれませんが「ぐるりのこと。」「やわらかい生活(廣木隆一監督)」と共通するまなざしがあります。
とても悲惨で不幸なお話なのに愛とやさしさにあふれた映画です。

『白竜デビュー30周年記念パーティ』

2008年06月15日 | Weblog
縁あって白竜さんの目黒雅叙園での記念パーティに出席。

受付に並んでいる出席者たちの雰囲気にちょっとビビる。
○樹○佐夫先生はじめコワモテの方々とゴージャスな女性たちが見うけられる。
北野組の常連役者さんなどのお祝いのスピーチやイ・ビョンホンやチャン・ドンゴンのビデオレターに続き、白竜兄ぃ登場で数曲オンステージ。渋い!
ゲストでセクシャルバイオレット桑名正博登場、唄もギターもメチャうま!
次にジョー山中が「人間の証明」を披露、懐かし~、カッコい~!
そしてトリは内田裕也御大登場でシェキナベイビー!!
丸テーブルに着席でエビチリなのに心はニューイヤーロックフェスティバル状態。
最初はビビりましたがすっかり楽しみました。
白竜兄ィこれからもがんばってください!

牛丼大好きです。鰻も好きです。
でもこれはアリなんでしょうか?つゆだくの場合はどっちなんでしょう?

『すすめ!!観光バス』動物電気

2008年06月12日 | Weblog
久しぶりのチラシ買い芝居、下北の駅前劇場へ。満席。
でも僕がちゃんとチェックしてないだけで何度も見ている辻修さん、昨年「e2byスカパー」のCMに出ていただいた伊藤美穂さん、前回の「鹿殺し」に出ていた政岡泰志さんの劇団でした(おはずかしい・・)。
http://www.doubutsu-denki.com/

いい意味でも、そうでない意味でも「ゆる~い」感じ。
ゆる~い気分で観ていられるのは心地よかったです。
小劇団が火花を散らす下北沢という場所ではある意味めずらしい存在かも。


石井裕也監督『ばけもの模様』公開中!

2008年06月09日 | Weblog
一昨年、ある役者さんを介して知り合った石井くん。映画に対してとてもピュアでありながら戦略的でしたたかな面も持ち合わせている好人物。
相談に乗ったりしているうちに、あれよあれよという間にPFFアワードでグランプリ、各国際映画祭に出品、エドワードヤン記念の新人監督大賞まで獲ってしまった!彼の脚本や画作りは彼オリジナルのセンスが光ってます。先月久しぶりに会って飲んだ時もクレバーでオモロくて気持ちのいいやつでした。
6/20まで池袋でレイトショーやってます。
http://mukidashi.com/japindex.html

『冒険王・横尾忠則展@世田谷美術館

2008年06月08日 | Weblog
http://www.setagayaartmuseum.or.jp/exhibition/exhibition.html
やっぱ天才。6年前の東京都近代美術館よりもすごかった。そのダイナミズムと繊細さ、物量に圧倒される。この5年分だけでも100点以上あると思う。
いやぁ行けてよかった。
今から35年前、小学生だった自分は近所の三浦くんの家によく遊びに行った。彼のお父さんの本棚には映画のパンフレット、ドラえもん全巻、赤塚不二夫のマンガ、美術書、落語のレコード、ロックのレコード、デザイン雑誌など面白い本の宝庫だった。
今回横尾さんのコラージュ作品や雑誌の表紙の展示を見ていて思い出した!確実にあのころ多くの横尾さんの作品に触れショックを受けていたことを!夢に出てきたりもしていた記憶がある。

世田谷区の教育委員会が地元の小学4年生向けの美術鑑賞教室を急遽中止したらしい。理由は「ふさわしくない」。180人の鑑賞ボランティアも解約。もし自分に子供がいたら絶対連れて行って(いい意味での)トラウマ植えつけるのになぁ。

高校を卒業するころになって知った、三浦君のお父さんは博報堂のディレクターだった。

『立川ドライブ』THE SHAMPOO HAT

2008年06月07日 | Weblog
先日シアタートラムにツムラに引き続き静岡放送のCM
http://www3.shizuokaonline.com/minnanotv/
に出演してくれた黒田大輔くん出演の『立川ドライブ』を観に行く。
http://www.shampoohat.com/tachikawa/tachikawa_top.html
実際にあった事件にヒントを得たキャバ嬢と彼女に対してストーキング化していく警官の話。
ずっしり重いけど、笑いもあっていい芝居だった。
TV東京の週刊真木よう子の大根さんバージョンもよかったです。
招待していただいたシャンプーハットの西田さん、ダックスープの中山さん、ありがとうございました!

備忘録5月の映画、芝居など

2008年06月04日 | Weblog
『桂雀々・落語のひろば』@紀伊國屋サザンシアター
志の輔師匠などゲストも豪華。翌日は帰阪前の雀さんとお昼ごはん。フツーの話ですら面白くて延々聞いていたくなります。さすが噺家!

『アレキサンダー・オニールwithシェレール』@ビルボードライブ東京
サタデーラブなどヒット曲の数々、僕らの世代には懐かしくカッコいい!予想通りアレクは太ってました(笑)前月@ビルボードライブ東京のジョディ・ワトリーも最高でした。

『テネイシャスD』7月公開 http://www.tenaciousd.jp/
ベン・スティラーが製作、ジャック・ブラック主演のロックバカ?バカロック?ムービー。笑えてロックしてます。ロックスターが多数ゲスト出演。


『Theショートフィルムズ』http://asahi.co.jp/new/shortfilm/index.html
ABC放送新社屋完成を記念して製作された「こども」をテーマにした短編集。
監督は井筒和幸、大森一樹、崔洋一、阪本順治、李相日という凄い顔ぶれ。
学生の時から大好きな監督ばかり。完成披露試写だったためステージに立った監督陣は壮観でした(井筒監督は欠席)。李監督の「この顔ぶれと一緒にいるのは自分にとって拷問みたいなものです」のコメントにある意味同情(笑)
井筒組の光石研さんの怪演はサイコーだった!

『ジャージの二人』7月公開 http://www.ja-zi2.jp/

「アヒルと鴨のコインロッカー」の中村義洋監督の新作。
鮎川誠と堺雅人のジャージ親子のオトボケぶりがいい味だしてます。
娘役の田中あさみちゃんがいいです。注目です。

『クライマーズ・ハイ』7月公開 http://climbershigh.gyao.jp/
以前NHKで放送されたドラマも良かったが映画も長さを感じさせない力作。
役者陣の演技バトルも緊張感みなぎってます。カメラはちょっと動きすぎ?

『絶対の愛』キム・ギドク監督作品 http://zettailove.exblog.jp/i4/
見逃してたのでDVDでチェック。やっぱギドクは凄い、凄すぎる!好きだなぁギドクワールド。ダメな人はダメなんでしょうね・・。