明日はちゃんとしよう・・・

今日もダメダメでした・・。芝居と映画と音楽と。
ほぼ備忘録、リアルタイムじゃないけどね。

浅野さん、やっぱりスターです!凛子ちゃんも。米アカデミー賞。

2008年02月29日 | Weblog
米アカデミー賞のWOWOW中継。
現時点での日本未公開作品が多いためやはり注目は浅野さんの「モンゴル」。
残念ながら受賞は逃しましたが、浅野さんはやっぱりスターでした!
日本のスタジオには菊地凛子ちゃん、彼女は以前YOSHII LOVINSONのPVに出演してもらってからのお付き合い。そして元Cutの門間さんが解説をしていた。
受賞者で印象に残ったのは『エディットピアフ~』で主演女優賞を獲ったマリオン・コティヤール。本当にうれしそうでした。
個人的には主演女優賞にノミネートされた未公開3作品はどれも注目です。
でも何よりもコーエン兄弟の『ノーカントリー』を早く観たい!!

未公開といえばDVDで観た『ハサミをもって突っ走る』は面白かった。
アネット・ベニング、グウィネス・パルトローなど実力派の演技バトルも見ものです。


カリスマ!!吉井和哉/Dragon Head Miracle Tour 2008

2008年02月28日 | Weblog
吉井さんのライブハウスツアー終盤のZeppTokyo2Days。
いやぁ凄かった!特に2日目はヤバかった・・神がかり的だった。
ある意味ソロになってから一つ目の頂点を極めた感のあるパフォーマンス。
最高のサウンドと観客の熱気が凄いグルーヴを生み出していた。
まさにMIRACLE。
なにかドラッギーでエロチックでソリッドでとにかく凄まじいステージを体感。
イエモンのメンバー3人も観にきていて何かを予感させる夜だった。
終了後は高橋栄樹監督とその夜のライブとイエモン後期の話題でうまい酒が飲めました。

やっぱり吉井和哉サイコー!!!


隼人加織@Victor Special Showcase Live

2008年02月24日 | Weblog
先週渋谷のDUOでデビュー直前や直後の女性アーチストのショウケースライブ「music Flavors」に行ってみた。
ブレイクするかしないかわからないがデビュー前の新しい才能達を見るのは楽しく刺激にもなる。
今回、僕の一番の注目はブラジルと日本のMIXの隼人加織。声の存在感、音感がすばらしい。
アニーレノックスの「There Must Be An Angel 」のカヴァーにはノックアウトされました。
他にもとてもクオリティの高いデュオ「Dew」などいいアーチストがいたのでHPチェックです。
http://www.jvcmusic.co.jp/chvi/musicflavors/


大橋仁『スティル|アライブ』@東京都写真美術館

2008年02月22日 | Weblog
日本の新進作家を特集する展覧会。今年の4人に選ばれた大橋仁くん。
大橋くんと会ったのは7年前、写真家の彼が初めてムービー(PV)をやる機会だった。その後何本か一緒にPVやCM、短編をやった。
僕は彼を「動物カメラマン」と称している。動物を撮るのではなく、本人が動物みたいなヤツだから。なんか計算がないピュアなヤツ。
そして今回の写真もさすが仁!というタイの風俗の女の子のなどの作品群。
とにかく女の子たちの笑顔や表情がリアルですばらしい。
どうしてこんな表情を引き出せるんだろう?それは過去の作品でも被写体がビョ―クでも椎名林檎でもフィオナアップルでも同じことがいえる。
やっぱり(いろんな意味で)アニマルだからかなぁ?そいえば字もアニマルだし・・写真は招待状に同封されていた大橋くんの手紙?だが、なかなか読めなかった。
※正解は「すがわらさん、女と海と犬です。大橋仁」

芝居中毒?毛皮族『遺骨のトットさん、ドブに落ちる』

2008年02月19日 | Weblog
今年に入って毎週末芝居を観てるかも。超満員の駅前劇場にて毛皮族の新作。前回の本多劇場はちょと???で心配になったが、今回は復活。田宮二郎ネタで押しまくり、僕ら世代には笑える小ネタも多数。今回主演の羽鳥さん曰く「駅前のサイズのほうがぴったりくる」そうだ。
結局2時過ぎまで飲んで下北沢から歩いて帰ってみた。思ったより遠かった、酔っ払ってたからかなぁ・・。
いよいよ来週27日から赤坂RED/THEATERにてイキウメの本公演。楽しみス!期待大ス!

ポール・トーマス・アンダーソン『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』

2008年02月17日 | Weblog
アカデミー賞8部門にノミネートされているPTAの新作の試写があった。
「マグノリア」も「パンチドランク・ラブ」も大好きな作品だが、過去の作品とは全く毛色の違う160分の重厚な作品だった。
カメラ(撮影)も役者(名優ダニエル・デイ・ルイスなど)もすばらしいが、一番印象に残ったのがレディオヘッドのギタリストのJ・グリーンウッドの音楽と映画全体のサウンドデザインだった。
ギタリストなのにストリングやピアノでプリミティブな不気味で不協和な音の世界を作っていて、方向は違うが学生の時に「コヤニスカッティ」のフィリップ・グラスのサウンドトラックにやられたことを思い出した。
そしてその音楽とサウンドデザインによって冒頭15~20分ぐらいセリフを一切無しで見せる演出も圧巻。
やっぱりPTAはただモンじゃないなぁ・・。

前川知大(イキウメ)×青木豪(グリング)『ウラノス』

2008年02月15日 | Weblog
先日、前川さん脚本、青木さん演出の芝居を青山円形劇場へ。
前川さんらしい社会派オカルトSF?作品
前川さんのイキウメ、青木さんのグリング、どちらも好きなんだが、二人が一緒にやったことで1+1=2が3にも4にもなる(プロレスの名タッグチームの例えby山本小鉄)かと思いきや、意外と2のままか1.8ぐらいにおさまってしまったような印象。もちろん出来のいい芝居なんですが、お二人に対する期待が大きいもので・・・。
モダンスイマーズの津村知与支さん、魅力的でした。



山内ケンジ作・演出『新しい橋』@駅前劇場

2008年02月10日 | Weblog
仕事柄芝居やライブの前売りチケットは買い難い。直前までその時間に仕事が入るかどうかわからないからだ。行きたいけど諦めていた山内健司さんの芝居、編集作業で行けなくなったFさんから譲ってもらい下北へ。
イマの社会の夫婦と家族のお話。その関係がとても深くリアルに丁寧に描かれていた。深浦加奈子の凛とした存在感、古館寛治の発するセリフと声の色気、石橋けいは個人的にタイプ(笑)だった。ステージの空間と音楽とSEの使い方も感心させられました。http://e-pin.jp/shiroyagi/top.html
次回作も期待大です!

橋口亮輔監督『ぐるりのこと。』完成披露試写

2008年02月08日 | Weblog
『ハッシュ!』の橋口監督の6年ぶりの新作の試写。やられた・・完璧にやられた・・。とってもとっても素敵な作品でした。橋口さんの演出、それに応える木村多江とリリーフランキーさんの演技(多分賞取ると思います!)。秀逸の長回しが数シーン。
何かを狙うのではなく、本当に純粋な監督の想いから生まれた映画だと思います。
とても丁寧に作られている映画です。
いろんなことを考えさせられました。
こんな映画がヒットしてほしいです。
http://www.gururinokoto.jp/

『地球から来た男』星新一と『東京奇譚集』村上春樹

2008年02月06日 | Weblog
最近読んだ2冊の短編集。
星新一は「きまぐれロボット」をやったことで最近いろいろ読み返してみている。どの話も色あせずに新鮮だ。そして子供の時に読んだ記憶よりもずっと寂しく悲しいトーンのストーリーが多いことにびっくり。
久しぶりに読んだ村上春樹。科学では説明できない不可思議な物語。はじめの2編はなぜか心を締め付けられる。
子供のころからUFOとか心霊写真とか胡散臭いものが好きだった。
ロッド・サーリングのミステリーゾーン(トワイライトゾーン)やロアルド・ダール劇場(予期せぬ出来事)が好きだった。その志向は今も変わってないってことかな・・。

飛ぶ劇場『あーさんと動物の話』@こまばアゴラ

2008年02月03日 | Weblog
昔レコードの「ジャケ買い」というのがあった。(※アーチストや曲を知らなくてもジャケットで判断して購入すること)
芝居に行くと席に大量のチラシの束が置いてある。芝居のチラシというのは大体がその内容には触れていない。たまに役者も含め全く知らない劇団をチラシ一枚で想像して観に行ってみる。落ちることも多いが、当たったときはウレシイもんだ。全く予備知識のない劇団「飛ぶ劇場」をこまばアゴラ劇場に観に行った。ヒット!! 北九州をベースにしてる劇団でストーリーの設定や構成、演出などすばらしい作品だった。自分のツボに合ったというか、はっきりいって号泣しました・・。役者陣も実力あり!!   http://www.tobugeki.com/
これがあるから「芝居のチラシ買い」はやめられません。