大人計画『七人は僕の恋人』＠本多劇場

27日、宮藤さんのウーマンリブシリーズVol.11を「鈍獣」Ｐチームで本多へ。
http://www9.big.or.jp/~otona/next.html
笑い死にしそうになった。ショートコント集になってるんだけど、緞帳が上って女優陣６人が一斉に登場した段階で爆笑！一人ひとりのキャラが凄い（笑）　改めて大人計画の役者の層の厚さを認識。そこに宮藤さんが登場し、峰村さんや遠山さん、池田成志さんまで加わるのだから贅沢な気分です。
伊勢さんのネタ面白かったなぁ、宍戸さんに何度も笑わされたし、紙ちゃんの最後のコントのキャラはもう秀逸ですよ！
役者陣はアクションも多く太変だけど、演じているみなが楽しそうだったなぁ・・。
何も考えずに２時間も笑えるってサイコーっす！！

『少年メリケンサック』『フィッシュストーリー』『新しい歌』などなど

先週は吉井さんと打合せたり、モンスターフィルムの澤Ｐと情報交換で昼メシ食ったり、放送作家の柏田さんと企てたり、でかい風呂に入りたくなって近所の銭湯行ったり。
で試写を２本と芝居を１本。

宮藤さん脚本・監督『少年メリケンサック』（来年２/14公開）http://www.meriken-movie.jp/
細かい解説不要。クドカンテイスト満載のロック（パンク）ムービー。絶妙のキャスティングもみな個性的で生かされている。伊賀さんの衣装も小泉さんの美術もＧＯＯＤ！さすが宮藤さん、サイコーです！！

「アヒルと鴨のコインロッカー」に次ぐ中村義洋監督×伊坂幸太郎原作の『フィッシュストーリー』（3月公開）http://fishstory-movie.jp/
1975年から2012年の間のいくつかのエピソードがラストで「バラバラだったパズルのピースがぴったりはまって完成するような」爽快感が味わえる映画。
役者はみんな良いんですが個人的にはメインではありませんが山中崇くんの性格俳優ぶり？が素晴らしかった！斎藤和義さんの音楽もいいです！

山内ケンジさん・城山羊の会『新しい歌』の初日は神楽坂のtheatre iwatoで。http://e-pin.jp/shiroyagi/観劇部の斎藤くん、キワムと。テンポよいセリフの応酬と間はさすが山内さん。自分だけかもしれないが開演前から場内に深浦さんがいない寂しさが漂う。終演後にお別れの会で流された山内さんの編集した深浦さんの舞台の足跡のビデオが上映されウルウル・・・。役者は三浦俊輔がツボにはまってしまいました。次回の五反田団にも出演するそうです。前回の公演に続き石橋ケイに萌え・・。自分Ｍですね。

五反田団『すてるたび』＠アトリエヘリコプター

第７回の観劇部活、先週末五反田団の初日を五反田で。
Ｍちゃんは残念ながら直前の打合せが終わらずキャンセルで残り３名で。http://www.uranus.dti.ne.jp/~gotannda/
シンプルなライトとイス４脚とタオル３枚しか使わないで成立してる芝居。
当日のパンフにあった作・演出の前田さんの「昼寝して、変な夢を見ちゃったみたないな感じでご鑑賞ください」とのコメントがしっくりきます。
黒田くんよかった、楽日にはかなり痩せてるかも。安藤聖ちゃんはファブリカがもったいない感じだっただけに今回は間近で観れたこともあり表情や目の演技もすばらしい。お初の後藤飛鳥も新発見、要チェック。前田さんの役者力もすばらしい。なんといってもイスとタオルとライトの使い方秀逸。全ては前田さんの演出力のなせるワザでしょう。

それにしても先週は毎晩ダメダメだった。
個人用備忘録として・・・月：ＥＭＩの打合せ後、赤坂でやきとんショートコース。火：松尾さんとバシくんとの鍋にＭちゃんも合流後なぜかカラオケへ。水：久しぶりの潤や雀々さんと築地で朝まで。木：ＳＨＲＣで十番のあべちゃんへ、二件目のバーに凛子ちゃんも。金：久々に浅野さん、南野さん、真木ちゃんとアフレコ。夜、吉井さんと打合せ後、やるきよで飲み。最後は裏メニュー？の味噌ラーメンまで・・体重増えました。ダメダメです・・・。
写真は先月静岡ロケハン時に立ち寄った静岡おでんの水野商店の鍋。うまかったぁ。昼だしビールはなかったけど。

岡崎藝術座『リズム三兄妹』＠こまばアゴラ

取材された。出先から会社に戻ると路上にテレビクルーや消防車がいっぱいいて「爆発時の様子はどうでした？」とマイクを向けられた。会社のすぐ近くで爆発事故がありTVをつけるとどのチャンネルもそのニュースだった。爆発時に居なかったけど「凄かったです！」と答えておいた。
その後・・亡くなられた方も出たようで、ご冥福をお祈りします・・・。

日曜日にアゴラでお初の岡崎藝術座。http://okazaki.nobody.jp/
好きな役者の内田慈ちゃんと白神美央さんが出てるので行ってみた。小劇場テイストのアクションや実験的な部分もあり楽しかった。召田実子ちゃんのアクションとリズムはサイコー（笑）
終演後お話した作・演出の神里雄大くんの若さにびっくり、まだ２６才です。今後が楽しみです。
羽鳥さんや水野さんにも遭遇。

『1945』 『雀々・喜多八 二人会 』 などなど

ロバート・アラン・アッカーマン『1945』＠世田谷パブリックシアター
http://www.thecompany-t.com/whats_on.php
前作の『バーム・イン・ギリヤド』とは全く性格の異なる作品。終戦後の闇市を舞台に芥川「藪の中」＝黒澤「羅生門」をベースに「カサブランカ」のハードボイルド＆ロマンスの味付け。パク・ソヒはどんどん良くなっている注目株、そして舞台役者としての高橋和也の安定感。テーマもすばらしいが終盤に全てそのテーマをセリフで説明的に語ってしまう手法はもったいない気が・・。

桂雀々さんと柳家喜多八さんの二人会＠国立演芸場
雀さんのダイナミックな落語と喜多八さんの静かで熱のある落語を楽しむ。喜多八さんの酔っぱらいの芸はサイコー。その後、両師匠と某役者さんたちと飲みに行って自分が酔っぱらいに。半蔵門からなぜか高田馬場へ流れ翌日は久々の二日酔い。
雀さんの自伝「必死のパッチ」は面白くて泣けて・・オススメ！そして11/12浜離宮朝日ホールでの独演会は要チェック。http://www.jak2.net/

『鈍獣』http://donju.gyao.jp/のアフレコで佐津川愛美ちゃんとユースケさんに久しぶりに再会。
愛美ちゃんは大人っぽくなっていて改めて「ノラ」は役を演じてたんだよなぁ・・と。ユースケさんは相変わらずのマシンガントークでスタッフを笑わせてました。

GAGAで宣伝打合せの後シネクイントへ。幕間に『鈍獣』の特報が上映中なのでチェックし、そのまま『ハンサムスーツ』を鑑賞。
http://www.handsome-suits.com/谷原さんがノリノリで演ってるいのがこちらにも伝わってきて楽しい映画でした。塚地も大島もハマリ役で北川景子ちゃんもよかったです。デートムービーには最適かと。

備忘録・追加

Hisashi Tenmyouya,Football 2004, Japan(C)2005 FIFA

先月の備忘録の追加。備忘録といいながら書いてる時点で忘れてるという、大丈夫か？俺！

「きまぐれロボット」の脚本や「鈍獣」への出演でお世話になった佐藤佐吉さんの監督・主演作品『平凡ポンチ』を試写で。http://www.heibonponch.com/
原作はジョージ朝倉。佐吉さんのインディーズ映画愛に溢れた映画。秋山莉奈が意外(失礼！)にいい。でもオシリーナなんだからもっとオシリが見たかった(笑)　あと佐吉さん出過ぎ(笑)

「鈍獣」に参加していただいたネオ日本画の絵師・天明屋尚さんの個展@中目黒へ。http://www.mizuma-art.co.jp/top.php
天明屋さんは２００６ワールドカップの公式アートポスターを描いたアーチスト、といえばピンとくる人も多いと思う。個展のタイトルは「闘魂」！他には真似のできない圧倒的な迫力を体験できます。（11/15まで）

10月の備忘録

9月はクランクアップの反動で映画を沢山観た。10月は芝居を沢山観た。映画はめずらしく2本だけ。
ＤＶＤで『クローバーフィールド』http://www.paramount.jp/cloverfield/
アイディア勝負の金のかかったＢムービー。最後まで何にも判明しないところがいい！
そして試写で今月公開の『ブラインドネス』を。http://blindness.gyao.jp/
フェルナンド・メイレレス監督の今年のカンヌのオープニング作品。
前作「ナイロビの蜂」はいろんな意味で実に映画的な作品ですばらしかった。
今回は完全失明してしまう伝染病がものすごい勢いで世界に広がっていくお話。決してパニック映画では無くさすがメイレレス、人間の芯と本当の意味での「見える」と「見えない」を描いています。
カメラがいいです。役者もいいです。一つだけ残念なのは伊勢谷くんの日本語のセリフ部分をしっかり演出できるようサポートするスタッフはいなかったのかなぁ・・英語のセリフはいいのに、もったいない気が。