機を獲得する、機を逸する

 日常生活において、タイミングを読むというのは大変なこと。
「今は踏ん張りところ?」
「休みに休んで何が悪いんだ」
「あぁ、あの時、こう話しておけば…」
などなど、数え上げれば切りが有りません。

 時間の流れの中で勝負所を読む力がついていれば、人生がずいぶん楽になると思いませんか? 会社を辞めて独立するにも、結婚を決断するにも、新たなビジネスチャンスをものにするにも、タイミングを読む力があれば間違いは少なくなるし、大きな成果が手に入ります。
 近鉄だって、トップにその力があれば、合併なんてことにはならなかったかも…。

 スポーツの中にも、そんな勝負の分かれ目となるタイミングがたくさんあります。特に、その分かれ目がハッキリとするのがテニス。
「あのブレイクポイントをモノにしておけば、勝負は変わっていた」
そんなことがしょっちゅうです。

 今日のウィンブルドンにおける森上亜希子選手がそうでしたね。格上相手に善戦するものの、ファーストセットの最後の最後に踏ん張りきれなかった。
 試合後に振り返れば「あそこで…」と思うのですが、たとえプロと言えども試合中にはなかなかタイミングをつかみきれないもの。

 勝負の分かれ目を逸せず、きっちりそこで力を発揮するのが、スポーツでもビジネスでも一流となるということなんですね。
 
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« びっくりコメント イタリア・カ... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。