真っ赤なスイフトスポーツと暮らす with Dream50&Bianchi

FIAT PUNTO SPORTING ABARTHより軽自動車3台を経て、真っ赤なSWIFT SPORTに乗り換え

i(アイ)と近況

2016-05-19 17:24:52 | 三菱 i(アイ)

 ということで、半年近く放置してしまいましたが、三菱i(アイ)使用状況に関しての近況報告。


 この間の一番大きなトピックスは、やはり三菱自動車の3度目の不正問題。2016年4月20日、三菱自動車は緊急記者会見を開き、軽自動車のeKスペース、eKワゴン、ニッサン・ブランドのデイズ、デイズ・ルークスの型式認証時における燃費試験用のデータにで不正なデータを使用したと発表した。リコール問題を起こしての再建後であったため、マスコミ報道もまたかという論調が多かった。三菱自動車の株価も半減し、三菱グループによる支援の可能性や、軽自動車市場からの撤退、日本市場からの撤退など、諸説が飛び交った。i(アイ)の場合は、燃費が悪いことを前提の上で買っているし、三菱車はこの車が最初なので、特に三菱自動車には思い入れはないのですが、部品や修理など維持の面で影響が出るため、固唾を飲んで成り行きを見守っていました。不正発表後3週間目に急展開を見せて、日産自動車の傘下に入ることが発表され、ゴーン社長と益子会長の記者会見が行われることとなりました。


 燃費問題が片付いたわけではないですが、日産、ルノー連合に三菱自動車を加えることで世界の自動車生産台数トップ3に肩を並べるとぶち上げて、マイナスでしかない話を一挙に前向きな話に持っていったのは、ゴーンさんの豪腕を見た気がします。とりあえず、ディーラー網や三菱ブランドは維持されそうなのでi(アイ)の維持に関しては、影響はないかな。今から、i(アイ)を買いたいという人は減るでしょうが。


 使用状況としては、日常の足として毎日使用しています。通勤、スーパーに買い物に行ったり、郵便局に行ったりと街中を走り回っている。特に車いじりなどもしていないので、ネタとしてはあんまりなかったりします。日常の足としては、不満もなく故障や不具合もなく、問題なく使えています。


 iやi-MiVEのトミカも入手しているのですが、燃費不正問題などがあってケチが付いてしまったので、iグッズのひとつとして紹介する気力もなくなったり。


 その他の出来事としては、縁石でホイールカバーを擦ってしまった。ホイールカバーだけの傷だけで済んだことは、不幸中の幸いというか、まだ良かった。ボディに傷が入り板金が必要とかなったら、えらい金額がかかるので。


 そのままだと精神衛生上悪いので、オークションにて中古品を落札。車種によっては、純正のホイールカバーは500円~程度から出ているのですが、iの場合はものがなくて一枚2,000円、4枚で8,000円~10,000円というレベルだった。この写真からもわかるようにタイヤの溝もありません。


 とりあえず、一枚2,000円ほどで落札。ただし送料や振り込み手数料がかかっているので、実質3,000円ほどもかかった。ホームセンターに売っている社外品だったら、4枚入りの新品が買える価格。


 アイの場合、ホイールカバーにアイのそら豆型の意匠が施されているというデザインのため、あんまり社外品のカバーには変えたくない。デザインにこだわって作られた車なので、ホイールカバーまでデザインされているんですな。


 ホイールカバー装着後、今度はタイヤの交換。タイヤ通販のオートウェイで調べると前輪用タイヤの場合だと、中華製のHIFLYが2,980円、台湾製のNANKANGが3,690円、MOMOブランド(製造は中国)のMOMO OUTRUNが3,390円という価格帯。ただし、これに送料1,000円~、ショップの組み付け工賃1,800円~、廃タイヤ料300円~と加えていくと、そこそこの金額となる。結局、タイヤ屋さんに在庫のあったブリジストンを工賃全て込み1本5,500円でやってもらい、こちらの方が安かった。このくらいの価格なら、軽として割高とまでは言えないかも。


 スポーツタイヤとかではなく一番安い廉価グレードですが、やはりブリジストンですので、安ければ国産に越したことはない。


 続いてリコール。2月か3月あたりに5つ目のリコール作業のお知らせが届いた。


 今回のリコールは、ウインカーレバーやコラムスイッチの接続部が磨耗して機能しなくなる恐れがあるというもので、対策は該当部にグリスアップを施すというものだった。


 作業がグリスアップだけと時間もかからないため、とりあえず終わらせておこうとディーラーに持って行った。燃費不正問題が起こる前だったので、三菱ディーラーにはekワゴンとeKスペースが展示してあった。燃費問題が起こる前でも、ディラーは展示車もお客さんも少なくて寂しい感じだったけど、問題が起こって以降はもっと大変だと思う。もちろんディーラーや販売店の方には、罪はないので頑張って欲しいと思います。時間がかかるエアバックのリコールも来たのだけれど、こちらは時間がないので後日やることにした。


 内装なんかも特にいじってないので、そのまんま使っている。


 日常の足として毎日使っていくと、どんどんくすんでいくので、定期的に洗車機でワックスはかけるようにしている。ただ、近場の500円洗車がシステムが変わって、普通の料金を取るようになったため、安い場所を探さなければならなくなった。


 汚れていなくても、月一回くらいのペースでコートしておくと、劣化も抑えられて安心なんですけどね。


 さすがに洗い上がりは綺麗なのですが、黒い樹脂部分が白けてきて、そのままだと古さは隠せない。とりあえずは、シリコンスプレーで対応。シリコンスプレーは手軽なのですが、雨で流れ落ちてしまうため、その都度やらなければならない。


 リアなんかもそのまま。


 リコール隠しからの再建のため、アイはコスト度外視で作られた三菱再生の象徴みたいな車だったのですけどね。i-MiVEは、益子会長(当事社長)がPRのため社用車として乗るなど、三菱期待の新技術を盛り込んだ未来の車でした。


 このような良い車も作れるのに勿体無いという気はします。


 日産の下で電気自動車や軽自動車を作ることになるのでしょうが、トヨタも復帰することだしWRCへ復帰して欲しいです。アジアや欧州でブランドイメージが高く好調なのも、WRCでの活躍が理由ですし。パジェロのヒットにより、トヨタ、日産に続く第三のメーカーだったこともあった。三菱自の黄金期はこの頃だと思うので、パジェロやランエボを作っていた頃を思い出して頑張ってもらいたい。


 街中を走ると、三菱車を見かけることは、本当に少ないです。ミニカも最近は減っているし、ekワゴンもデイズに比べると見かけない。個人的には、走行が少ないものが安くで買えるのならeKワゴン、デイズを次の候補にというのも全然有り。デザイン的には、軽自動車の中ではトップクラスに良いと思うので。デザインや内装を売りにすれば、変に燃費に拘る必要もなかったと思います。


 ということで、とりあえずの近況報告でした。

ラリーアート ラジエターキャップ

2015-11-27 17:54:19 | 三菱 i(アイ)

 急に冷え込んできました。寒くなると車いじりも急激におっくうになり、出掛けるのもなんだかグズグズしていて時間だけが経過するという感じになります。


 購入時に車検を通す関係でリアタイアだけを販売店の方で新品にしてもらい、フロントはそのままだった。タイヤ4本とも交換を希望し、バッテリーも新品を交渉はしたけれど、何しろ格安ということでオイル交換とリアタイア交換だけだった。そのフロントタイヤも交換したいのだけれど、ちょっと寒くておっくうになります。


 とりあえず、小ネタとして入手したラリーアートのラジエターキャップ。これは、開弁圧を127KPa(1.3kg/cm2)に変更することで、クーラントの沸点を高め、スポーツドライビングやサーキット走行などエンジンにとって過酷な条件でもオーバーヒートを防止するというもの。対応車種はランエボとランサー/ミラージュで、軽自動車の場合あんまり関係はないようなものですが、ワンポイントのお洒落グッズということで、2,800円ほどする部品ですが1,000円だったので入手してみた。


 以前は、こういうメーカー系列のチューニングメーカー製のパーツやステッカー類は、結構熱心に買っていた。こちらは、ホンダ系列の無限のラジエターキャップ。スバルからもSTIのものが、スズキ、ダイハツなど各メーカーからも出ています。


 こちらは、同じく無限製のシフトノブ。小さなアルミ削りだしのパーツですが、10年以上前で6,800円という結構なお値段。これは色違いで2本もっていたような気がします。メーカー系列のチューニングパーツは、どれも高い。様々なチューニングパーツの中でも別格というような位置付けです。


 アイのボンネットの下には当然エンジンはない。ラジエターはフロントにあって、リアにあるエンジンまでステンレス製のパイプを通って冷却水が循環しています。そのため、冷却水の量は軽自動車としては多めの約6ℓも必要となります。ちなみにエンジンオイル量も約4ℓと多め。エンジンオイル量が多めなのは、スマートフォーツークーペ用に作られた総排気量999ccの3B21型を基本としているからなのだとか。まあ、いろんな意味で変わった車なのです。


 それで、ラジエターキャップを見るけれど、ありません。調べて見ると、実はi(アイ)にはラジエター上部にエア抜きボルト、下に排出用のドレンボルトがありますが、ラジエターキャップ自体がない。エンジンルームにあるコンデンスタンクのキャップが、ラジエターキャップの役割を果たしているそうです。プレオでもR2でも、ワゴンRやムーブでもラジエターキャップは存在するため、このような構造ということを初めて知りました。画像の右側にある丸いものが、エア抜き用のボルトで、ここからクーラント液を足します。


 調べてから買えよという話なのですが、i(アイ)購入後一ヶ月なため、あれこれと手探りでやっている。i(アイ)のようにメーカー的に新しいことをやった車、他とは変わった車では、いろんな部分が他の一般的な車とは異なっていることが多い。カーステレオも一般的な1DIN 2DIN型ではなく、メーカーオリジナルデザインなため、ナビや社外品のステレオ交換時には、別途7,000円ほどするセンターパネルキットを買う必要があったり、タイヤも前後異なる太さというだけでなく、i(アイ)専用とでもいうような特殊なサイズが使われているため、割高でコストがかかる。ヘッドライトのバルブを交換するのに、ヘッドライトユニットごと取り外さなければならなかったり(面倒くさい)する。フロントにエンジンがないため、ボンネット内は隙間がありそうなのに、他の車と比べてえらく狭い。


 せっかく作業をやりかけたということで、気を取り直して気になっていたワイパーの錆びを処理することに。この個体は、わりかし綺麗な方なのですが、もうすぐ10年落ちの軽自動車ということで、ワイパー部分に錆が浮いている。このようなワイパーや黒樹脂部分の白け、ヘッドライトのカバーの曇りなどが、年式の低い車を買う際に一番劣化を感じさせる部分だと思います。


 ワイパーブレードの方もこのような感じ。作業するためワイパーブレードを外します。


 実は、i(アイ)の場合この部分も他の車とは異なっているそう。ここが太いため一般的な交換用のワイパーブレードが使えず、ディラーより買わなければならないのだとか。これは初期型のみで、後期型やアイミーブでは一般的なものになっているそう。そのため、ワイパーのアームを後期のものやアイミーブ用に変えるというのも、i(アイ)のオーナーの中ではわりとメジャーなよう。ワイパーブレードなんて、そうそう変えるものでもありませんが、このように微妙に変わっていて不便な部分が多い。


 とりあえず、手持ちのタッチペンのつや消し黒を使用します。


 あんまりひどい場合は、外してスプレーをしたほうが早いのですが、今回はそれほどでもないということで、タッチペンにて対応。ワイパーは運転している間は常に目に入る部分なので、精神衛生上もよい。


 この巨大なガラスを拭くために、ワイパー自体も専用に開発された特殊な形をしている。そのため立てるとえらく長い。この辺りはそのままi-MiEVに使われていますから、その後も生かされているのでしょうけど。i(アイ)専用に開発されたシャーシもi(アイ)で開発コストが償却ができたことで、安く電気自動車が開発できたという事情もあるようです。i-MiEV専用として、このボディやシャーシを開発していたら、数が出ないためもっと高価なものになっていたでしょう。i-MiEVは、最初は500万ちかくしたものが現在だと補助金を使って200万ほど、中古だと50万~150万くらいと、電気自動車としてはかなり身近なものになっています。i(アイ)に乗っていると電気自動車ですか?と聞かれるのはお約束。


 この車、出始めの頃はデザインがかわいいとかお洒落という理由で女性に売れたようですが、今から中古で買おうという場合には、いろんな特殊性と手間やコストがかかるということを知った上でないと、人には薦めにくいマニア向けな車になっている。ミッドシップに乗ってみたいとか、明確な理由がある場合には、車の特殊性を知った上で買うのでしょうから問題はないと思いますが。


 ということで、(付けられなかったけど)ラリーアート ラジエターキャップでした。

i(アイ)とぶらり散歩

2015-11-24 19:19:04 | 三菱 i(アイ)

 年末が近づいてきて懇親会やら慰安旅行やら飲み食いする機会が増えてきました。ただそれに反比例するように、空いた時間はなかなか作れなくなっている。そのようなものに参加するよりは、ひとりで気ままに町をうろついている方がやはり楽しい。TV自体はほとんど見ませんが、最近だと路線バスの旅だとか街中をただぶらりと散策するという番組が人気のようです。ということで、空いた時間にi(アイ)とぶらり散歩をしてみることに。


 毎日の仕事の足に使っているし、コンビニやらスーパーやらへの買い物にもほとんどこれで移動しています。趣味車とか何とかいうよりも、一番にくるのはやはりまず毎日の足。街中を気軽に走れて、楽に移動できることがやはり一番大事です。


 ということで、手始めに郵便局に行き、用事を済ませる。最近は、アマゾンやらオークションやらで郵便局に定期的に行くようになった。


 銀行に行き金を下ろした後で、ガソリンを入れる。必要な用事を済ませたら、いざ散策に出掛けます。


 スーパーの駐車場で新型アルトを見つけた。残念ながらRSターボではなく、素のモデルのよう。アルトはベーシックモデルなので、かなり簡素な作りですが、デザインの処理で安っぽく見せないように工夫されている。リアのテールランプ周りの処理とかは、おばちゃんが乗るベーシックカーとは思えないほどかっこいい。低い車体もスポーティだと感じるほど。まあ新車効果がある間は、どんな車でも魅力の2割り増しぐらいの印象を持ってしまいます。


 これまた、最近良く見かけるようになったN-BOX SLASH。大ヒットとなったN-BOXの屋根を切って車体高を落として、内装を派手にしたメーカー製のカスタムカーとでもいうようなモデル。S660もそうですが、ホンダはこういった思い切った企画ができることが強みですな。


 こういうちょっとした街中散策に欠かせないのがブックオフ。立ち読みなどはしませんが、何かしら見つからないかとチェックする。定期的に回ってないと、掘り出し物にめぐり合うことなどは、ほとんどありませんが。


 何も買わないつもりだったのですが、カーマガジン2015年4月号が、ミッドシップ特集で200円だったためゲット。ロータスヨーロッパとか有名なスポーツカー中心ですが、ホンダZと並んでi(アイ)もスポーツモデルではないミッドシップ例として掲載されている。2006年辺りの書籍だったら、もっと扱いも大きかったでしょうが。


 この日は、雨ではないがあいにくの曇り空。おまけに午前中は用事が入っていたため、午後遅くなってからの散策。そのためあまりのんびりと散策する時間はない。


 ゲームやCD、DVD、漫画などを扱う総合的なリサイクルショップ。10年位前はよく来ていましたが、まだなくならずに続いていることが素晴らしい。このようなリサイクルショップは入れ替わりが激しいですから。ネットが今ほど一般的でなかった頃は、こういう実店舗が大事な情報源だった。値段は普通の中古品の値段で、掘り出し物と言えるようなものは見つからなかった。今時は、ネットで価格を調べてつけたりするため、価格的には全国的に変わらなくなっているように思います。


 そこから、総合ショッピングモールへ。残念ながら、このようなところを散策するには、よく晴れた午前中ののんびりとした時間が良いですね。散策というよりは、結構駆け足で移動している。


 もうこの時点で、夕方近く。i(アイ)には、山中のワインディングより、街中のお洒落なカフェより、このような生活のにおいのする郊外型のショッピングモールが最もよく似合うような気がする。出た当時は、軽にしてはお洒落な車という位置付けだったのでしょうけどね。


 高級ブランドではないけれど、ちょっとデザインに凝った安価なカジュアルというイメージでしょうか。無印良品やヴィレッジヴァンガードの雑貨っぽいイメージもあります。もう、登場から10年が経過してしまいましたし、街中で見かけても目新しい感じはありませんが、街中や生活の中に溶け込んで使われているといった感じ。この車の玩具っぽい感じ、生活雑貨っぽい感じも好きです。



 この車の保険証などの書類の中に前オーナーのものが紛れ込んでいて、それを見るとまだ保険が残っている状態で自分の手元に来ている。車の買取店から購入しているので、前オーナーが手放してすぐに自分の手元に来ていると思われる。6万キロという走行距離からも、女性のワンオーナーものだと思います。おそらく、このようなところに毎日買い物にやって来るような使い方をされていたのでしょう。多分この車にとっては、なじみの場所なのだと思います。


 そこから、ハードオフ、オフハウスに移動。ポータブルナビやらカーオーディオやら一杯置いてあった。目を引くものはなかったけれど、オークションで買うより送料がかからない分、こちらの方がナビ類は見つけやすそう。ここも、定期的に巡回していないと、なかなか掘り出し物に出会える機会というのは、そうそうありませんが。


 ということで、時間切れ。もっと晴れた日にのんびりと街中散策を楽しみたいものです。小ネタというか雑記、i(アイ)と街中をぶらり散歩でした。

MAZDA CX-5 ハンドブレーキ カバー

2015-11-23 13:19:22 | 三菱 i(アイ)

 この日は曇りですが、どうも雨がちな日が続きます。曇りだと、特にシルバーの車は写真を撮っても灰色に写ってしまって映り込みがないためつまらない。ということで、小ネタの第三弾。


 こちらは、MAZDA CX-5用のハンドブレーキ カバー。アマゾンで700円~800円前後で売られている品で、アマゾンシフトノブカテゴリーのベストセラー1位になっています。サイズさえ合えば何にでも流用可能で、流用ネタの定番のひとつとなっているようです。リーズナブルな価格とお手軽さが受けているのでしょう。アマゾンのレビューを見ると、デミオ、RX-7、ロードスター、スイフト、アクアなど色々な車種に流用されている。もちろんi(アイ)にも流用可能で、ミンカラなどを見ると定番の一つになっているようなので、とりあえず導入して見ることに。
 

 これが素の状態のi(アイ)のハンドブレーキ。軽自動車ではコストが優先されるため、プラスチッキーで軽トラみたいなものが付いています。オプションでMOMOのパーツが選べましたが、それは20,000円ほどするという代物。


 流用なのでそのままでは入らない。556などを塗ると取り付けてから抜ける恐れがあります。


 アマゾンのレビューにもあるように、まず最初にカバーを裏返してノブの先端から取り付けます。後は、くるくると表に返していけばOK。i(アイ)には、適合品のようにほぼぴったりとフィットします。


 完成。所要時間5分ほど。ハンドブレーキの径が途中から太くなっているものなどは入らない。軽自動車なんかだと、細いものが多いのでかなり流用可能なのでは。


 価格は安いですがステッチなどはしっかりしていて、そこそこの質感があります。


 問題は革の赤い塗料などが取れてしまわないかで、耐久性の方に不安が残ります。まあ、そうはいっても800円ほどなので、とりあえず試してみる価値はあるかも。


 やはり革製なので触った感じがしっとりしたものになる。ハンドルやシフトノブほどは触れるパーツではありませんが、運転時には必ず2回は触れる場所なのでなかなか良い感じ。


 取り付け前と取り付け後。


 カシムラのシフトノブ、スパルコのハンドルカバーと、よく触れる部分が革になると気分も変わってきます。これらは、軽自動車だとどうしてもコストダウンでウレタン素材のままの素っ気無いものが多いので。


 このような感じ。アイのレッドの内装ともあっていてトータルのバランスが良くなった(ような気がする)。


 内装はやりすぎると逆に安っぽくなるので、もうこの辺りが限度でしょうか。後は、優先順位としてはポータブルナビ、GPSレーダーなど。車体のしっかり感が増して質感が上がるストラットタワーバー、ピラーバーも入れたい。一番印象が変わって質感が良くなるのはアルミの交換なのですが、それは中古品を探しても送料、組み付け代を考えると30,000円~以上はかかるため、ぼちぼち探します。


SPARCO CORSA ステアリングカバー レザー/レッド Sサイズ

2015-11-18 16:03:22 | 三菱 i(アイ)

 ということで、前回のシフトノブに続き小ネタの第2弾、SPARCO CORSAのステアリングカバーです。 スパルコ(SPARCO S.p.A) とは、イタリアに本社を置くモータースポーツ用品の製造、販売を行う会社。ラリーとかF1とか好きな人には、お馴染みのブランドだと思います。


 以前だとステアリングの交換というのは、MOMOだとか、NARDIのステアリングに交換して、(ステアリングボスが別途必要ですが)お手軽に内装のイメージが変えられるドレスアップのひとつでした。オートバックスなどにステアリングのコーナーが設けられて、MOMOレースなどは目玉商品として売られていたものでした。その頃だと、ハンドルカバーというのはホームセンターに置いてある少しダサいアイテムという扱いだった。ただ時代が変わり、エアバック装着車ではそうそう気軽にハンドル交換も出来なくなりました。そのような時代を反映してか、現在では後付のステアリングのコーナーは縮小してしまい、逆にハンドルカバーのコーナーが勢力拡大して、キャラクターものからスポーティなもの、高級感を謳ったものまで、様々な商品が売られています。以前は、MOMOのステアリングを1本、NARDIのステアリングを2本ほど購入して付け替えた覚えがありますが、今となってはエアバックを外してまでというのは(保険の金額も変わり)現実的ではない。i(アイ)では、高グレードのG、Tは、純正で本革ハンドルになっていますが、それ以外のグレードだとウレタンの軽自動車ライクなハンドルになっている。純正品の本革ハンドルに付け替えるという手もありますが、そう都合よく中古が安い価格で入手できるものではないし、オプションで出ている本革ハンドルは20,000円ほどする。付け替えるにしてもエアバックの設定を行う必要があります。革を編みこむタイプもあって、オプションの純正品や社外品なども色々出ていますが、これは時間がかかりすぎることと、出来上がりが器用さに左右されてしまう。ということで、ハンドルカバーを初導入して見ることにしました。ハンドルカバーでできるだけ、スポーティなイメージの商品をということで、これに行き着いた。


 なのですが、スパルコの製品を扱う正規輸入元スパルコジャパンのサイトには、シートとかステアリング、レーシンググローブ、ドライビングシューズ、ハーネスなど本格的なものばかりで、こちらは掲載されていない。スパルココルサという別の会社が運営するアクセサリーのひとつとして売られています。ステアリングカバーというのは、カー用品店とかホームセンターに必ずといって置いてある実に日本的な雰囲気のするアイテムですので、イタリアのモータースポーツ用品会社が開発するアイテムとしては、少し無理があるような気がする。こちらはスパルコより権利を取得したライセンス商品なのかもしれません。一応、MOMOのハンドルカバーやNARDIのハンドルカバーも探したのですが、(パチものを除いて)そんなものは存在しませんでした。スポーティなハンドルカバーとしては、これ以外だとハセプロのマジカルハンドルジャケットというのが定番のようです。


 ホームセンターやオートバックスに置いてあるハンドルカバーだと、1,000円~2,500円といったところですが、こちらは少しお高めの2,880円。新古品をアマゾンにて、1,800円で購入。オークションだと1,500円~3,000円位で、たまに中古品が出てくるという感じ。ベースの生地の上に革が張ってあるという構造になっています。まあ、ハンドルカバーなんてどれも機能的には変わらないものだと思います。シフトノブを革製に変えて、手触りというか感触がよくなった。その触った感じの高品質感というか、しっとり感を求めてというのが一番の動機となります。


 またまた、あいにくの空模様。雨だと出かけるのも億劫になるし、車いじりなんてする気分にはならない。まあ、ハンドルカバーは室内での取り付けなので、出来ないこともないのですが。


 カバーの取り付け方は、まずハンドルの上側よりカバーを被せていく。付けてからずらすことは出来ないので、模様などがある場合には、位置決めを最初にすることが肝心。


 普通に被せていって、真ん中くらいまでくると急に苦しくなる。全然入らない!もしかしてサイズを間違えたかと焦るレベル。しかしハンドルにフィットしてずれないことが大切なため、元よりかなりきつめに作られている。


 片側ずつカバーの内側をハンドルに織り込むようにして少しずつ入れていく。カバーを裏返しに少しめくるような感じで、ハンドルの裏側へ入れ込んでいく。


 このような感じ。結構力が要るので、女性だと難しいかもしれない。最近では、簡単に取り付けられるという商品も出ているみたい。


 下半分を通過すると楽になる。めくれていたカバーをくるっと取り付ける。


 このスパルコのものだとスパルコのエンブレムがこの位置にあるので、ずれていると最初からやり直し。慣れてくると、結構簡単に取り付けられるようになります。


 出来上がりはこのような感じ。見た感じとしては、ハンドルがでかく(太く)なった。室内が派手になったという印象。ハンドルカバーには賛否はあると思いますが、車内が明るく(派手に)なるという見た目上の効果は確かにある。本革ハンドルが使えればそれに越したことはありませんが、ビジネスライクなウレタンハンドルよりはこちらの方が良いかなという気はする。


 良いことばかりではなく、カバーなのでこのように装着した部分が丸見え。ハンドルも円ではなく半円になるため握ったときに違和感が残る。また、ハンドルが太くなるため、スポーティさとは真逆の方向性になる。


 ただ、革のシフトノブとおそろいで、触った感触に統一感が生まれたのは良かった。車内のインテリアの質感が、多少向上したとは言えると思う。こういう、時間も手間もお金もかからない、お手軽なモディファイは好き。


 グリップのところには、ディンプル加工が施してある。一応レザーハンドルを謳ってあるので、合皮とかではないと思うけど。この部分はゴムでしょうか。


 革製のシフトノブと合わせて、満足度はまあ70%くらい。この2つで4,000円位なので、コスパは抜群。高グレードでない普及グレードの軽自動車では、コストダウンとの兼ね合いもあっていろんなところがプラスチッキーになっていますので、ワンポイントでも変えてみるのも悪くはないよう思います。


 ということで、雨の日の小ネタ第2弾、SPARCO CORSAのステアリングカバー・Sサイズでした。